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発達障害部下と想像力について(後編)

昨日のお話の続きです。なぜ[アイディアを出すのが得意]と言われるのに[想像力が欠けている]と言われるのか。

[想像力]の守備範囲が違うのでは?

最近、そう考えるようになりました。

定型的な仕事や人とのコミュニケーションそのものが仕事になるような業務であれば、求められるのは〔目の前の想像力〕です。

相手の様子を見て、何を求めているのかを察する。

近いうちに身近に起きる出来事を予想し、対策を立てる。

こういった想像力が欠けている為、「もっと想像力を働かせろ」と言われていたのではないかと思います。

アイディアを生み出すのは[遠い想像力]と[既存概念の組み合わせ]

私が新しいアイディアを出す時、アイディアの元になるものを概念化させます。

例えば、新しいビジネスモデルを考える際であれば、既存の類似したビジネスモデルを言葉で説明できるように自分なりに概念化させます。

そこに新しい考え方や価値観をミックスさせます。

こういった思考の習慣ができていれば、新しいアイディアは比較的出しやすくなります。

ですが、この思考は先にお話した想像力とは別のもので、お互いに代替しにくいものだと思います。

アイディア特化型の発達障害部下

恐らくこういった部下は他にもいるのではないかと思います。

私を例に出すと

・多動的で様々なイベントに参加したり人と仲良くなる事で、自分の世界観を広げる。

・言語によるアウトプットが比較的得意

・既存の概念同士を掛け合わせる事が好き

こういった特徴がある部下であれば、アイディアを出せる場を与えると活きる可能性があります。

ですが、先にお話した通り、目先の事に対する想像力は欠けているケースも有りますので、同じ〔想像力〕と括らずに見る事が重要だと思っています。


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