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相対的障害という考え

先日、こんなツイートをしたところ、かなりの反響が有ったのでご紹介させて頂きます。

発達障害について思う事

何度かお話していますが、発達障害の検査は、〔専門家による面談検査〕と〔専用のIQテスト〕の2つからなっています。

そして、私の場合はIQテストの結果を待たずに発達障害の診断がなされました。

その為、私の発達障害はあくまで人が判断した事になります。

もちろん、専門家も適当に判断をしている訳ではなく、米国心理学の基準に則って質問を進めますが、そこから主観性を完全に排除する事はほぼ無理だと思います。

スティーブジョブズやビルゲイツは発達障害者??

「発達障害者は天才だ」みたいな話がされる際、しばしばこの二人が引き合いに出される事があります。私も過去何度もこのお話を出しています。

ですが、彼らに〔発達障害者〕と言うタグを付けるのって何か違和感無いですか?

そこまで飛びぬけたものを持ってれば〔障害〕は関係無い。

逆に、そこまで飛びぬけたものを持っていない人が〔発達障害者〕と呼ばれるのではないかと思います。

天才になれなかった発達障害者

発達障害者は能力の凹凸が激しい為、〔〇〇なら人より少しだけできる〕と言う人は多くいます。

例えばアイディアを考える事が得意だったり、人前で話す事が得意だったり。

そういった〔人より少し〇〇ができる〕人も、その専門家の世界に行くと挫折する事が多くあります。

私も人前で話す事は割と得意な方だと思っていますが、プレゼンコンテスト等に出る人達と比べると全く相手にならないと感じます。

周りの環境によって発揮できる能力、できない能力

先日お話したように、私は電話対応が非常に苦手です。

もし電話対応が業務に占める割合が多かったり、プライオリティの高い職場であれば役立たずになれる自信があります。

ですが、文章を取り扱う事は抵抗無くできますし、このnoteのように毎日何かしらの記事を書き続ける事もできます。

もしIT企業のヘルプデスク業務をやるのであれば、電話窓口とメール窓口で評価は真逆に変わると思います。

障害はどこまで障害なのか

例えば身体障害であっても、それは健常者と比較しての障害だと言えます。

もし同じ障害を持っている人が大多数であれば、それは〔障害〕とみなされないでしょうし、その特性を前提とした社会がデザインされるはずです。

もちろん、身体・精神どちらにおいても重い障害を持っている人はいますし、それらを否定する訳ではありません。

ですが、固定観念としての〔障害〕を取り払ってみると言うのは、これからのマネジメントを考えるにあたって良いポイントになるのではないかと思っています。

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