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マルチポテンシャライトについて

今日は〔マルチポテンシャライト〕についてのお話です。

これはエミリー・ワプニックと言う方が提唱している考え方で、日本で言う〔器用貧乏〕をもっとポジティブに解釈したものです(厳密には違うかもしれませんが、あくまでイメージとして捉えて下さい。)

発達特性とマルチポテンシャライト

発達特性のある人には、いわゆる〔熱しやすく冷めやすい〕人がいます。

何事も始める時の瞬発力は早く、温度感も高い、でも長続きせず、違う物事に興味が移ってしまう。

もしかすると、それを自分の欠点だと思っている人もいるかもしれません。

ですが、自分の興味関心事に使った時間は短くても、それがどこかで作用する事も有るはずです。

マルチポテンシャライトのメリット

1.アイディアを統合する事ができる。

例えばプロスポーツの世界とITやテクノロジーの世界は、少し前までは全く別のものとして捉えられていました。

ITは汎用化された目に見えないサービスで、プロスポーツはごく少数の職人的な技術をエンターテイメントとして提供する。

ですが、今は〔Sports-Tech(スポーツテック)〕と言う言葉ができたように、この両者の距離が縮まっており、その動きは今後も続くと予想されます。

これもスポーツとITという異なる世界を掛け合わせた事で形になってきたものです。

2.迅速な学習力

私の話になりますが、スポーツは全般的に得意な方です。

その為、新しいスポーツに挑戦する時にも比較的早く習得する事ができます。

それは私が過去に多くのスポーツを経験している為、それらのどれかを応用する事で効率良く習得する事ができるからだと思います。(私は水泳6年、ソフトボール2年、卓球3年、バスケ1年、硬式テニス15年と雑食でした)

また、上達するまでの体験を複数の競技でしている為、新しい競技に取り組むハードルがかなり低いです。

これもマルチポテンシャライトのメリットだと言えます。

3.適応力

興味の範囲が広い為、関わる事ができる人の分野も多くなります。

これも私の話になりますが、営業職をやっていた為営業の方と話ができますし、WEBマーケティングにも興味を持っていた為、その世界の人とも多少は話できます。採用や人材育成の勉強もしていた為、人事畑の人ともある程度話ができます。

コミュニケーション上のマイナスがどうしてもありますが、少なくとも多くの事に関心があり、初学者というパスポートを持っているのは強みだと思います。

もし部下にマルチポテンシャライトの傾向があったら

それはいずれ大きな強みになる可能性が高いです。

一つ一つの取り組みでどれだけの成果を出しているかはさておき、その取り組み自体を評価してあげる事が重要だと思っています。


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