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東京でシングルワーキングマザー生活をしていました。その生活のなかで起きた雑多な出来事を徒然に綴ったもの。このマガジンはすべて無料です。
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記事一覧

夢の実現

子供たちの会社見学が実現できた。下(末尾)の絵は、5歳の長女がラジオスタジオを描いた絵。真上からの構図なんて、どうやって思いついたのだろう。斬新! そしてお揃いのパジャマを買った。イエイ!! もともとは長女に買ったパジャマの着心地が半端なくすばらしく洗濯を重ねてもそのすばらしさは劣化することなく、これは二女にも自分にも買おうと思ったのだった。今日3人で着たよ!今度はお揃いの服を買おうということでまとまったよ。女の子を産んで嬉しいときってこういうときですよね。

保育園という場所

今の保育園に通わせてから一年と半分が過ぎた。信頼しているし、担任の先生の責任感もリスペクトしているし、環境も好ましく思っている。この保育園はオープンと同時に入園したので、子供たちはふたりともいわば一期生である。一期生であれば、皆そうなりやすいのかもしれないが、自分たちでこの園を作っていってる気が確かにするから不思議だ。この園の歴史の一端を担っているという意識は、居心地を良くさせるから、それも不思議といえば不思議。 言わずもがな、保育園に入るのはたいへんに難しい、そして厳しい

近況

何かを書かないと眠れない。たぶん、記録すべき出来事がわりとあって、でもそれをすぐに忘れてしまう自分の愚かさを知っているから、はなっから信用していない。残したいけど、忘れる。だから、書かなければと思うのだろう。 「ママ、笑って」と二女がいうときは、わたしが怒ってむっつりした顔をしているときだ。だめだな、上機嫌で育児をしなきゃ。 二女はアナ雪の、ドアを隔ててエルサとアナがその思いを伝え合う場面が好きなようで、我が家のあるドアをそれに見立てて、わたしに芝居を強要する。最初はわた

「夏目漱石の妻」を見た娘

このドラマを最初から見ていたわけではない。そして、あっていることにアンテナさえ立てていなかった。金曜日にたまたま、ネットニュースをザッピングしていたらこのドラマの記事に行き着き、読んだら興味を持って、最終回らしいけど見てみようか、なんなら第三回は金曜日深夜0時から再放送するそうだから、よかったらそれを見てみようか、そんな気持ちだった。ただ、金曜日夜は子供と一緒に寝落ちして(これがまた気持ちいいんだ)見られなかったので、最終回を土曜日にいきなり見ることになった。 歴史上の偉人

娘のつぶやき『君の名は。』

映画『君の名は。』を子どもふたり連れて見に行った。この秋は映画を見たい気持ちが強くあり、というのも、見たいものが次から次にロードショーになるからだ。いちばん楽しみにしているのは『永い言い訳』、夫婦で楽しみにしているのは『聖の青春』、昨日から急に気になり始めたのが『聲の形』、もう終わってしまったけど見たくて見れないままなのが『さざなみ』、最近見たのが『怒り』、『ズートピア』は家族全員で見た。そのあとガゼルの歌う歌に家族全員ではまったっけ。ガゼルの色気は忘れられない。 君の

ナイスつっこみ

仕事で疲れて帰ってきて毎日台所に立ってごはんを作り続けることにあまりに疲れた、ということと、たまたま読んでいた本が綿矢りさの本で、その本の中に登場する母が60歳の区切りにごはん作りをやめたというエピソードをみたことが引き金となって、「ごはん作りは今日を最後にして明日から分担制にしたい」と子供たちに申し出た。ママは会社に、あなたたちは保育園に。これは互いに”仕事”であるから平等。しかし帰宅後、ママはごはん作りに洗濯に掃除に、一方あなた達は専らYouTubeをみる、これでは平等で

うるさくないか。

二女は3歳。2番目の子だからか、育児に肩の力が抜けている。イヤイヤで困ったことにもなるし、雷も落としてしまうけれど、「なんでママ怒ってるの?」と素で聞かれたりすると、怒り心頭のボルテージがふうっと下がり、フラットな自分に戻れたりするから、本当に不思議。怒ってる自分に、怒ってないテンションでモノを聞けるそのことが、すばらしい。 長女には、こうはなれない。同じく大切なのに、2番目は、いってみたら、猫かわいがりのようなことがなんの疑いも躊躇もなくできてしまう。 そんな二女の最近

トマトソースパスタ

月末はいつも仕事が忙しい。審議会やら会見やらでてんやわんやする。そんなわけで、子どもの料理も、食べてくれて、さらに手抜きできるものを考えることになる。手抜きとは準備が簡単で、時間が短いことを指す。 それで昨日はミートソースパスタにすることにした。冷蔵庫にはほぼ何も入ってなくて、買い物に行かなければならないが、なかなか時間が取れないまま今日まで来てしまった。(8月からフルタイム勤務に戻り、仕事おわり→お迎え→直帰となり、どこにも隙間時間がないので、結果食材買い出しには簡単に行

「花束を君に」聴いて泣いた。

SONGS が素晴らしかった素晴らしかったと、ここかしこで見たり聞いたりしたが、わたしは見ていない。子育てとテレビの相性は悪い。言わずもがな、”この曜日のこの時間にテレビの前にいなければならない現象”を作り出すことはたいへんハードルが高いからだ。 パリに暮らす、敬愛する友人A.Kが、「とと姉ちゃんをあっちから見てるんだけど、それを日々見ることが息子とのコミュニケーションにさえなってるんだけど、主人公の子みるたびにあなたのこと思い出すんだ、なぜか」と言った。「なんで?」「うー

養老孟司先生を読んで思うこと

実は2014年にこの記事「養老孟司先生を読んで思うこと」を書いていました。”おまけ”として、ここに公開します。 +++ 養老孟司先生の本を5冊ほど読みました。もともと、共に会社で働いていた あるアナウンサーの方が紹介していたことがきっかけで、彼に興味を持ったのでした。 それは主に子育ての捉え方について。 子供は自然、だから手入れをするのだ、育児は手入れという考え方はわたしを驚かせました。 また、こうすればこうなる(私流の言葉でいえば、次々に目標を定めて緩めるこ