記事一覧
四月の風と留めておきたいこと
人生、迷走している。
自分が何をやりたいのかわからないし、今まで着ていたワンピースが似合わなくなって、何を着たらいいかわからない。
以前のnoteにも、わたしは興味のあることが次から次へと移っていくと書いたけれど、「わたしはこの分野を究める!」というような分野はないんじゃないかと思う。
ひとつの分野に立ち止まることはないような気がしている。
というのも、「わたしは古事記の研究をしたい!」とか、
自分の身体から、「こんな声が出るんだ!こんな大きな音が出るんだ!」っていう感動は、「わたしは、いま、ここに、存在する!その存在は許されてるんだ!」って奥深くから感じることに等しい。
歴史や古代中世の芸能をみてると、遠い昔にも人々が生きていたんだなって嬉しくなる。その末端に今のわたしが生きてるってことに胸が熱くなる。
これだけだと社会に成果を出すことにはならないんだけど、これが今回の生でわたしが体験したかったことなんだなぁって
「お願い!」と神に強く願う行為は、わたしの奥深くと繋がろうとする行為と等しいのかもしれない。
能は、過去が固定した過去ではなく、現在から見た過去であって、瞬間瞬間に変わっていくものだって思わせてくれるから、すき。
異界との出会いと眠り
(統合失調症について)以前には修学旅行や海外旅行で発症する人が多くいたので、笠原嘉はこれを「出立の病」と名づけた。p.53
河合俊雄さんの『心理療法家がみた日本のこころ』を読みながら、眠気を感じていたところに、好奇心があらわれてくる。そして、ちょっと目が覚めてきたところで、あることを思い出した。
”そういえば、わたし、林間学校に行ってからしばらく、自分の名前を呼ばれても気づかなかった、(らしい