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きょうの味噌汁<1>生わかめと豆腐と木の芽

こんにちは!管理栄養士・料理研究家の小泉明代です。

いきなりですが、これから味噌汁について書いていきたいと思います。
私は職業柄、いろいろなものを作ったり食べたりしていますが、わりと毎日いただいているのが、お味噌汁です。

味噌やだしの種類、具材との相性などに、すごくこだわって作っている・・・わけではなく、その季節、その日、その時で気軽に楽しむのが好きです。そしてそれができるのが味噌汁の魅力だと思います。

暑い季節には水分と塩分の補給もできますし、発酵食品である味噌の健康効果も注目されています。
また、朝ごはんの一杯は晩酌のビールのような染み渡るおいしさがあると思います!

と、味噌汁への想いやら、おいしいアイデアやら、ちょっとしたこだわりやらを記録がてら書いていきたいなと思っております。
普段あまり味噌汁を飲まない、料理しないという方にも、「これ作ってみようかな」「おいしそう」なんて思っていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、記念すべき1回目はわかめと豆腐と木の芽の味噌汁です。

3月下旬頃になると我が家の庭の山椒の木から新芽が出てきます。

4月になるとこの木の芽があっというまにフサフサになり、たけのこやあさりなどを使った春の料理に大活躍してくれるのですが、いつものわかめと豆腐の味噌汁にも、木の芽が入るだけで春が来た!と嬉しくなります。
しかも買うとちょっといいお値段なので、庭に出て取り放題の季節になると嬉しいです。

この時期はわかめも旬の生わかめがいいですね。
冬の間はカットわかめのお世話になっているので、春がきて生わかめを食べると、やっぱり香りも味わい違うと感激してしまいます。
カットわかめにももちろん感謝していますが、生わかめの香りのよさと歯ごたえはやっぱり魅力的です。

わかめと豆腐という味噌汁の定番の組み合わせも、生わかめと木の芽を使うだけで春の到来を感じることができるという…味噌汁って本当に偉大だと思うのでした。
またはそれだけで春が来たと浮かれられる私が単純なのか、と思ったり、思わなかったり・・・



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