みつながかずみ|writer

3社でコピーライターとして実績を積み、フリーランスのwriterに。季刊誌にエッセイ連…

みつながかずみ|writer

3社でコピーライターとして実績を積み、フリーランスのwriterに。季刊誌にエッセイ連載!趣味は、風呂&台所読書、ミニシアターの作品を観る。筆名の葉月乃蓉果(はつきのようか)で小説修行中です。本(物語のある)で読んだ街・国に出掛けること、土地のものを食べることを愛します。

マガジン

  • あの日、映画と。あるいは本と

  • 記憶の口福

  • こと葉の蔵

    あの時、あの場所で。記憶の断片を時々取りだしては日差しの中で干し、しまう場所「こと葉の蔵」をつくりました。むかしに書いた「ことの葉」も堂々と主役。

  • 考える葉っぱ

  • 旅することの葉

    外の世界に飛び出した。出会いや発見や、あたらしい希望への旅立ちになればいい。書き残すこと、もうひとつの「旅」のはじまり!

記事一覧

固定された記事

プロフィールのはじめに、のようなもの

はじめまして。お元気ですか。 1.記事を書いてからはや半年です 「Note」。そこでは小さな随…

57. 読書日記 くまとわたしの恋のゆくえ 『神様』川上弘美

神様  川上弘美といえば、『神様』が真っ先に頭に浮かぶ。  次に『蛇を踏む』『センセイの…

\文学フリマ京都8に参加します!/

同人誌「てくる」で出店

てくるブース いー49

ぜひ見に来てください!私(葉月乃蓉果)の店番は14時〜

TIME 1/14(日) 11:00〜16:00
京都市勧業館みやこめっせ 1F 第二展示場 🎫入場無料
#文学フリマ京都

56. 父から受け継いだもの

 何日経っても原稿が進まない。もう1カ月もこんな調子で書きあぐねている。私の潜在意識がブ…

55. 執着の裏側

 2018年の正月をよく覚えています。東京に就職していた娘のNの帰省したのに合わせて、実…

54. 琥珀色のバーボンに酔う

 惚れっぽい? と訊かれれば、そうでもないと応えるだろう。この人のこの部分に惹かれるとい…

53. 居場所を重ねて、私をつくる

 コロナ禍が始まる2020年の秋から、文章教室に通っている。1年目は東京の道玄坂にある100人余…

52. 言葉の力で運命が変わる

 文は体を表す、と言われる。文章には書き手の性格や考え方、教養まで滲み出る。人間の有り様…

51. ここはもうひとつの旅の入口、冬のデッキチェア

 冬の至福といえば、ぽかぽかと照る陽ざしの時間だ。どの季節よりも光のオーラを集め、まっす…

50. デュラスの映像のなかにいる熱風のような愛の時間に 書評

 マルグリットデュラス。とても刺激的な読書体験だった。モデラートは、クラシック音楽などに…

49. 脳は心の影響を受けやすい感傷的な場所

 普段ほとんどテレビを見ない。BS放送「いもたこなんきん」(田辺聖子の半生を描いた朝ドラ)…

48. Nとの再会とオーボンヴュータンのアイスケーキと (東京日記)

その日は久しぶりの東京だった。前日は、実家にいて、一日家に泊まったら、再び旅の中にあった…

47. 江國香織さんの魅力は香りの空気を纏うように、物語を織ってゆく

 コロナ禍の2020年、「7日間ブックカバーチャレンジ」がSNSで流行しました。これは「読書文化…

46. ユーミンの「晩夏」が脳内にリフレインする時

台風一過。あれだけ、大騒ぎしたのに通り過ぎるとあっという間。いろいろなものが一掃され、そ…

45. 祇園祭と、老松の夏柑糖。

東京から、Nが帰省した。「ことしは祇園祭が3年ぶりにあるというので、祭気分を味わいに帰った…

44. あおい水の時間、ブルーモーメントに呼ばれて

蒸し暑い日中、今年はまだクーラーをつけずにいる。宵の時間がくると、やっと本来の自分になる…

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