青丹[aoni]

映像作品や本、好きな音楽について書きますが、他にも何か書いているかもしれません。 理屈…

青丹[aoni]

映像作品や本、好きな音楽について書きますが、他にも何か書いているかもしれません。 理屈っぽく、細かいことを気にしたり気にしなかったりします。絵が好みだとジャッジが著しく甘くなる傾向にあります。 ダークファンタジーが好きです。

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    読書感想文として書いた記事をまとめたもの。

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最近の記事

読書感想文 #13:サイコメトラーEIJI「時計仕掛けのリンゴ」

本稿ではCASE 2「時計じかけのリンゴ」を扱う。 また、犯人についても前回以上にネタバレしていくのでご留意いただきたい。 電子書籍で読んでいるが、当時の紙媒体のみで読まれることを想定した作りからなのか、文字が小さく読みにくいコマが散見される。 これは不満とかじゃなく業務連絡みたいなものだと思ってほしい。 中央あたりのコマのセリフなんかは画面いっぱいにズームしてちょうどくらいだ。 あと私の眼精疲労がやばいせいもある。 通勤することがなくなって室内のものばかりに焦点を合わ

    • 読書感想文 #12:サイコメトラーEIJI「殺人鬼メビウス」/安童夕馬、朝基まさし

      先般「GTOの感想文書きたいかもぉ〜」みたいな独白を兼ねて昔のマガジンについて記事を書いたが、その後結局「サイコメトラーEIJI」を読み始めた。 信じられないくらい懐かしい。 小学生の頃以来である。 再読するにあたり感想文も書こうと思ったが、単行本にして25巻分を1本にするようなサマり力はないので事件ごとに1本書くことにした。 本稿ではCASE 1「殺人鬼メビウス」を扱う。 好みとの合致度:70%  - 絵柄:4/5  - ストーリー:3/5  - キャラ:4/5  

      • 暗森透さんの作品が大好き

        SNSにアップされる暗森透(くらもりとおる)さんの作品が大好きで、よく拝見していた。 そしてこの度2024年4月から「少年ジャンプ+」にて連載開始されたことがとても嬉しい。 すでに以前、読み切り作品は掲載されていたのだが、 連載……嬉しい…… さて、サムネ以上でも以下でもなく、 ただただ暗森透さんの作品のリンクを貼っていく。 洛外博士の実験録/2018年 眠りたい主人と眠りたくない使用人の話/2020年 なぜかこれだけ埋め込みができないのでキャプチャ画像にリンクし

        • 読書感想文 #11:監督不行届/安野モヨコ

          好みとの合致度:75%  - 絵柄:3/5  - ストーリー:3/5  - ノリ:4/5  - 関係性:5/5 漫画として世に出されているから感想を述べるが、それにしてもよく知りもしないよそのご夫婦についてコメントするというのは不思議な気分である。 相性のよさ以前より、周囲の庵野監督作品好きの人々から「庵野監督と結婚したのが安野モヨコさんで本当によかった」といった評をよく聞いていたのだが、本書を読んで合点がいった。 安野モヨコ先生、庵野秀明監督、ご両人の人柄は存じ上げな

        読書感想文 #13:サイコメトラーEIJI「時計仕掛けのリンゴ」

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          珍しく映画館に通ったら2つほど引っかかったので書き残す☺︎

          2024年3月、ゴジラ-1.0を観に映画館に行った。 そこから2024年4月現在までの間に5回も当該作品を観に行くことになったのだが、その中で感じた引っかかった点について2つ書いておきたい。 ちなみに私の映画館の選択肢には昔から使っていたからというだけの理由でTOHOシネマズしかないので毎回TOHOシネマズを選んでいる。そのため本稿における映画館とはTOHOシネマズのみを指し、他の映画館がどうなっているのかは分からない。 その1:本編をちょっと出し開演時刻から本編が始まる

          珍しく映画館に通ったら2つほど引っかかったので書き残す☺︎

          鑑賞録 #31 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 フィナーレ 第8話:The Show Must Go On」

          シーズン・フィナーレとなるこの回だが、個人的には、 アダムの強さ/アラスターの弱さ/ルシファーの強さ 罪人が地獄→天国となることが可能と判明 リリスの現状 上記3点が収穫だった。 強キャラの序列アラスターの「弱さ」なんて書き方をしたが、基本的に彼の強い部分しか見てこなかったので「補正された」という感触である。 ルシファーが強いという点に関しては1x5でアラスターをフライパンの上に置いていた(曲中の表現とはいえアラスターより弱いやつにできる芸当ではない)あたりで示唆

          鑑賞録 #31 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 フィナーレ 第8話:The Show Must Go On」

          鑑賞録 #30 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第7話:Hello Rosie!」

          ⚠️注意⚠️ 本稿はHazbin Hotel 1x7の感想ですが、作中で描写される「CANNIBAL TOWN」から派生して食人・カニバリズムについて触れています。 グロ画像は一切ありませんが苦手な方は読まないでください。 冒頭のホテル内会議。 他のキャラクターが喋っているのもそっちのけで、キーキーに目をキラキラさせるサー・ペンシャスに大変共感しつつ二人を注視していた。 HBのオズやストラスもそうだがメインの顔と連動して変化する部分(オズは両側の牛と羊、ストラスはも

          鑑賞録 #30 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第7話:Hello Rosie!」

          Helluva BossのブリッツとDetroit:Become Humanのレオ

          全く関連づけずに観ていた動画同士がふと繋がった気がしたので書き残すことにした。 本稿ではアメリカのインディーズアニメ「Helluva Boss」の主人公である「ブリッツ」とフランスのゲーム会社が制作した「Detroit: Become Human」の登場人物レオの共通点について記述している。 ブリッツの悪癖とレオの寂しさ 「好きになった相手と健全な関係を構築できず逆に酷いことをして遠ざけようとする」 HB1x6の幻覚で明かされたブリッツの悪癖は、DBHの「レオ」の寂し

          Helluva BossのブリッツとDetroit:Become Humanのレオ

          友達が「ゴジラ マイナスワン」観たんだって超嬉しい

          すでにゴジラ-1.0に関する記事を2本も書いているのに3本目とは恐れ入る。(ゴジラ-1.0に) 仲のいい友人に限って好きなコンテンツが全く被らないでお馴染みの私だが、「ゴジラ-1.0」を4回も映画館に観に行き、聞かれもしないのに「映画館で観て」と勧めて回ったおかげでさすがの友人たちも「いつもと違う」「様子がおかしい」と感じたのか、なんと映画館に観に行ってくれた。 本稿は終始「友達がゴジラ観てくれたんだ〜!」というだけの記事である。 ◇ 高校の時、某映画を友人から「絶対

          友達が「ゴジラ マイナスワン」観たんだって超嬉しい

          週8外飲み外食大好きマンによる日高屋ひとり飲みのすヽめ

          新橋の会社で働いていた時などは「週8飲む女」として(社内および取引先で)名を馳せていた私が薦める日高屋ひとり飲みについて書いていく。 ひとり飲みで日高屋を薦めるなんて今さらも今さらだが、 取引先へのおもたせ選定、せんべろ、会社の飲み会、友人同士の飲み会、会食のセッティング、いずれのシチュエーションにおいても食については割と信頼されてきた実績があるので、ぜひ信用していただきたい。 (ただし日高屋をすすめるにあたって、酒の質は度外視している) このひとり飲みで重視されるのは

          週8外飲み外食大好きマンによる日高屋ひとり飲みのすヽめ

          鑑賞録 #29 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第6話:Welcome to Heaven」

          エミリーとチャーリーの声が区別つかなくなるくらい似ている。 どんなキャラクターかまだよく分からないけど、エミリー、結構好きかもしれない。 Welcome to Heaven ルシファーの仲介で天界での交渉にこぎつけたチャーリーと同伴者のヴァギー。 HBのCherubs同様うさんくさ笑顔の天使。 エミリーだけは可愛くて信用できる。(ルッキズム) この曲も「健全そ〜」と思いスキップしていたが、今回ちゃんと観てみたところ、エンジェル・ダストの双子とされているモリーにめちゃく

          鑑賞録 #29 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第6話:Welcome to Heaven」

          鑑賞録 #28 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第5話:Dad Beat Dad」

          ブリッツといいストラスといいルシファーといいちょっとぶっ飛び気味な父親が娘を溺愛する描写が多くて楽しい。 Vivの父娘関係がそうだったのかそういう父娘関係が性癖なのかは知るところにないが、好きな相手を依怙贔屓して平静を保てない様というのは第三者として見ている分にはすごくいい。 他者に対して興味のなさそうなキャラクターが特定の何かに異常に執着している様はNever get oldである。 そして今回のミュージカルその1「Hell's Greatest Dad」 場面の移

          鑑賞録 #28 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第5話:Dad Beat Dad」

          鑑賞録 #27 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第4話:Masquerade」

          Happy Birthday Angel Dust 🤍 4/1はエンジェルの誕生日らしく公式でPOISONのリミックスがアップされたりしている。しかもそのリミックスがかっこいい。 エンジェル・ダストとヴァレンティノ病的 of 病的な関係性の二人が描かれるが、私はエンジェルもヴァルも好きなのでもうどういう感情で観たらいいか分からなくなった。 どっちかを撃ち殺せと言われたらヴァルを選ぶのが平和への道なのだろうが、どうにかこうにかお互いに連絡禁止、半径10km以内への接近禁止と

          鑑賞録 #27 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第4話:Masquerade」

          鑑賞録 #26 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第3話:Scrambled Eggs」

          冒頭からキーキーの可愛い姿が見られてとても嬉しい。 このホテルにはキーキーだけでなくラズルとダズルという激カワちゃんたちもいる。 チャーリー見ながらドーナツ食べてんのかわいすぎ〜〜 のちのエピソードでの扱いを見るにキーキーもラズル&ダズルもルシファーセレクトっぽい。さすがルシファーは趣味がいいなー! ハズビン・ホテルに滞在して一週間のサー・ペンシャスが「ホテルの住人たちがナイスすぎる」「(油断させて)自分を殺そうとしているに違いない」「でもいつ?どうやって?」という疑

          鑑賞録 #26 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第3話:Scrambled Eggs」

          鑑賞録 #25 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第2話:Radio Killed the Video Star」

          冒頭からサー・ペンシャスとアラスターとニフティがいっぱい喋っていてとても嬉しい。 Vees ペンシャスが憧れているというところからVeesの話に移るのだが、もう、ほんと……全員好き。声も好き。キャラも、キャラデザも。 ヴェルヴェットが「プラダを着た悪魔」のミランダよりも辛口のランスルーしてるのは期待通りだけど、モデルに着せたファッションの好みが結構ガーリーなのは意外だった。 そして注目すべきはヴォックスだ。 ヴァルがご機嫌斜めで手がつけられなくなっているのを凄まじい

          鑑賞録 #25 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第2話:Radio Killed the Video Star」

          鑑賞録 #24 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第1話:Overture」

          HHの感想はPILOTとシーズン1をまとめて1本で書いていたけど、HBの続編が出るまでの間にもう一度ちゃんと観直すことにした。 結局いくつかのミュージカルシーンはスキップしちゃってたし…… HBはステージ起点で歌が始まる場合が多くて不自然じゃないから観ていられるのだが、HHはミュージカル調で唐突な場合があるしどうしても健全要素が強い曲が多い……私にはちょっとばかし苦痛なんだ……😂 しかし今回ちゃんと観たおかげで色々見逃してたことにも気づくことができた。 アラスターがチャー

          鑑賞録 #24 「ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1 第1話:Overture」