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気恥ずかしい対話、あるいは「裸の王様」を乗り越えるには?:「関係性のデザインを考える──グループ・ビルディングの心理学」事後レポート
こんにちは、荒川出版会の古川です。 2024年3月21日、新進気鋭の社会心理学者をお招きして「関係性のデザインを考える──グループ・ビルディングの心理学」というトークイベントを開催しました。 登壇者は以下の通りです。 ・秋保亮太(あきほ・りょうた)さん ・宮前良平(みやまえ・りょうへい)さん ・仲嶺真(なかみね・しん)さん 秋保さんは産業・組織心理学、グループ・ダイナミックスの専門家、宮前さんはグループ・ダイナミックス、災害復興の専門家、荒川出版会の会長である仲
【質疑応答の一部公開】秋保亮太×宮前良平×仲嶺真「関係性のデザインを考える──グループ・ビルディングの心理学」#荒川出版会240321
先日、『関係性のデザインを考える──グループ・ビルディングの心理学』と題して、秋保亮太氏、宮前良平氏、仲嶺真でトークイベントを開催しました。 このトークイベントでは、「私たちはどのように他者と付き合えば、より良い関係性を作れるのでしょうか? 良い関係性とは一体何なのでしょうか? そもそも私たちは良い関係性を作る必要がどこまであるのでしょうか?」という問いに対して、社会心理学の立場からどのように応えることができるのかを目指して開催されました。(事前レポートはこちら) 本イベ
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誰かが犠牲になることなく、“弱さ”を見せあえる環境をいかにつくるか:「新自由主義保育からの脱出──豊かな保育環境をみんなでつくるためには」事後レポート
皆さん、こんにちは。荒川出版会の水島です。 2023年10月21日、「新自由主義保育からの脱出──豊かな保育環境をみんなでつくるためには」と題した、保育者の労働問題に関するトークイベントが行われました。 登壇者は、蓑輪明子さんと北本遼太さん。蓑輪さんは、保育士の労働調査で脚光を浴びた労働問題の専門家。北本さんは、社会物質性アプローチを用いて実践的な介入を行う発達心理学者であり、保育者養成校の教員でもあります。 労働論×心理学。2つを掛け合わせたとき、保育現場の多忙さや余