アートモバイル

自称音楽家です。 宅録系シンガーソングライター、時々ボカロ。

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最近の記事

20240411

 暑かったり寒かったり、いやに雨が続いたり、やもすると身体がぶっこわれがちなこの時候、みなさんどうですか。 *  M3関係作業、『never end(仮)』の編曲。  前回のWIPから一週間以上空いてしまった。  M3に向けて「とにかくWIPを出す」ってのが今回の目標だったけど、この間の作業では自分の演奏を録音する=いちにちの終わりにOKテイクが録れてないのがざらで、WIPを出すにも出せなかった。  自分の技術と、本来録りたいもの(理想)とのあいだには、そもそも大きな

    • 夢日記 ~その家~

       昨日の朝に見た夢の話です。 *  よくある住宅街の、よくある戸建て。時刻は昼下がり、やや曇天。  俺は、その家へ家庭教師として招かれており、さほど大きくない食卓に座って、何かを待っている。  その日が家庭教師の初日のようである。  家の人と面接とかをした場面や記憶はないが、まあ何らかのプロセスを経て採用されたのだから、俺はそこにいたのだろう。  俺の年格好は今よりひと回り若い――つまり三十前後であり、俺の座る右側には(夢の)俺と同世代と思われる、その家の奥さんが座っ

      • 20240402

         スマホの調子が微妙な状態が長く、しびれを切らして先日携帯ショップへ相談に行った。  店員さんとああでもないこうでもないとやっていたら、最後に「microSDって使ってます?試しに外してみていいですか?」との提案に従うと、諸症状が治った。なんてこったい。 * M3関係の作業、『never end(仮)』の編曲。  前回のWIPからほぼ一週間が経ってしまった。  作業が十分に出来ていなかったこともあるが、そのわずかな作業時間も前回に引き続き音色の割り当ての苦戦にほとんど

        • We're not alone.④最終章

           前回はこちら。  次なる目的の来宮神社へ、ナビの示す道筋は先刻我々が閉口した混雑・渋滞エリアを通過するものだったので、迂回路を行くことにした。  先程の土砂災害の現場付近から山に入り、細く険しい道を進む。  なぜこのタイミングだったのかは謎ではあるが、ずーきん氏と俺とのコラボ作品『本日もまた難儀につき』をいつき氏に聴いてもらう。  奇しくもこの曲のサブスク配信予定日が、この旅の翌日だった。つまり、この車内に流すことすなわち、本邦初公開であった。  作品に対する他者の初

        マガジン

        • 東京国盗り歌合戦
          26本
        • アートモバイル
          1本

        記事

          We're not alone.③伊豆山編

           前回はこちら。  秘宝館をあとにし、時刻は昼時。予め調べてあった老舗の洋食屋へ。  いたってよくあるカツカレーだが、味の深みはかなりのもので、めちゃうま。  「他のメニューも食べればよかった」とはいつき氏の談だが、俺も本当にそう思う。  この日、いつき氏は奥さんと共に熱海にやってきていたが、「秘宝館?は、ちょっと…」という奥さん(以降ちな氏)は別行動中で、なんでもひとりで熱海ならではのグルメに舌鼓を打っているとのこと。  食事を済ませた我々は、ちな氏と合流すべく、熱海駅

          We're not alone.③伊豆山編

          We're not alone.②秘宝編

           前回はこちら。  いよいよ今回の旅の主目的、秘宝館なわけでありますが、ここからが問題――内部の様子をどのように描写するかが思案のしどころである。  秘宝館では、入口部分以外での写真・動画の撮影が禁じられている。  そのため、己の記憶をたよりに書き表すしかないのだが、なんというか――たとえば芸人のボケをあとから言葉で説明する野暮さみたいなものってあるじゃないですか。秘宝館の展示って、終始そんな感じなんだよね。  一見すればすべてを悟ることができるんだけど――つまり現地に足

          We're not alone.②秘宝編

          We're not alone.①集結編

           令和6年3月23日。土曜日。  X(以降Twitter)で仲良くなった人たちと、熱海に行ってきた。  ひとり目は、いつき氏。  複雑なコードワークと生々しいグルーヴを自在に操る、作曲家にしてパーカッショニスト。  彼との珍道中@長野については以下の記事をご参照。  もうひとりは、ずーきん氏。  以前、俺の曲のMV(ミュージックビデオ)を作ってくれたこともある、控え目にいって鬼才。  ふたりとも、TwitterのDTM界隈――つまり作曲をする者同志としてつながったわけだ

          We're not alone.①集結編

          20240327

           夕飯に実家でうなぎを食った。  年に一回くらいは食べたい。  それとは別に、焼肉に行きたい。 *  M3関係の作業、『never end(仮)』の編曲。  2013年、30歳になる自分のために書いた曲のリメイク。当時は『30』というタイトルで発表した。  上で「編曲」と書いたが、実際はプロジェクトデータの整理で時間が溶けた。  切ないので詳細は省くが、音色の割り当てがらみでそこそこの問題が生じてしまい、復旧に追われてしまった。  非常につらいが、まあいずれどこかでやら

          20240326

           寝床より、スマホで書いてみる。 *  M3関係の作業は、「日常」の編曲。  M3準備が前日の深夜にまで及ぶことで著名な俺としては毎回告知もギリギリになってしまい、もっと前から情報を出したいという想いがあり――かといって手が遅いのは一朝一夕にはなんともならず、今回は試しにWIP(途中経過)をちょこちょこ出してみようかと思っている。それが告知の代替となるかは甚だ怪しいが、思いついたから試してみたい。  そして今夜は記念すべきWIPの第一弾。  これはこれで、どこを切り抜

          20240319

           年が明けてからこのくらいまでドタバタってのが毎年の常ではありますが、みなさんどうですか。  春めいた陽気の日もちらほら、必ずしも春という季節が好きなわけではないけれど、否が応でもいささか浮き足立った心持ちになったりしてしまうのが季節の魔力であり、それが春の嫌いなところ――まさに「春のバカヤロウ」というわけであります。 *  数えてみたら、M3まであとちょうど40日。  どんな作品にしようかとアレコレ考えておったが、今夜ようやく手を動かすに至った。  常に新作を、という

          夢日記 ~旅のおわりに~

           昼飯を食ったあと眠気に襲われるのはヒトの常というものですが、みなさんどうですか。  とある昼下がり――うっかり30分ほど、うたた寝をしてしまった際に見た、夢の記録。 *  時刻は昼時、天気はくもり。  俺はひとり、旅先のとある"道の駅"にいる。  距離感を読者と共有したいので、俺の自宅は静岡県静岡市――そして夢の現在地である旅先を福島県福島市としておく。  旅の最終日、道の駅で昼飯でも食って、そろそろ帰路に着こうかというシチュエーション。  俺は道の駅の中にある、食堂

          夢日記 ~旅のおわりに~

          『come again!』に寄せて。

           2023年最後の新曲『come again!』。  その5日前には『博士のイヴ』を公開し、2023年もあとわずかとなってからのリリースラッシュ―そんな一週間のうちに何曲も出さんでいいから、もうちょいコンスタントな活動に憧れがちなお年頃なわけですがみなさんいかがでしょうか。 経緯  この曲は、あそviva!劇場主催のリアルイベント『シネマdeVIVA!FESTIVAL vol.3 用宗漁港編』の一環として制作した。  イベントのひと月ほど前(11月中旬)、主催のあまる氏

          『come again!』に寄せて。

          20240116

           久々の―そして今年最初の振り返り日記。  振り返らなさすぎ。 *  いま取り掛かってる曲に必要な、アコギの爪弾きを練習している。  そんな難しいフレーズじゃないんだけど、録音となるとなかなか上手く弾けない。練習あるのみ。 *  来月開催される「ボカコレ」に参加するつもり。  曲は過去に途中まで作ってあった未公開のもの。  3年くらい前に作った曲で、そのプロジェクトデータを先日開いてみたのだが、そんだけ経つとDAWの使い方やトラックの整理の方法なども今とはけっこう違

          小説『I am you, and You are mine.』

           小説『I am you, and You are mine.』とは、俺が2012年11月に公開した同名楽曲のMV作成のために書き下ろした小説作品である。  筆者である俺であってもこの小説の存在を久しく思い出すことがなかったわけですが、このたび縁あって自ら読み返す機会がおとずれ、また―それは限りなくゼロに近しいとは思うものの―この小説の全文を参照したいと望む方が今後現れる可能性がゼロではない限り、己の管理が及んでいるサービス上にその入場口を設けるのが筋であると思い当たり、現

          小説『I am you, and You are mine.』

          『博士のイヴ』に寄せて。

           『博士のイヴ』という名のクリスマスソングを公開することが近年の念願であったわけですが、数日前になんとかお披露目することができ、今は胸をなでおろしているところですが、みなさんどうですか。 経緯  この曲の原型は、今から実に12年前―当時同胞とやっていた企画「東京国盗り歌合戦」にて、2011年のクリスマスイヴに、東京は有楽町のカラオケ店の一室で生まれた。  企画の詳細は上の記事を読んでもらうとして、要はカラオケルームにてその場のノリで作ったのだが、そのわりに気に入る曲とな

          『博士のイヴ』に寄せて。

          20231220

           おつかれさまです。  ワケあって、ここ一週間ほど場当たり的な時間の使い方をしていたため、この振り返り日記も久しぶり。  今夜は酒も飲み、もういいかげん眠いわけですが、ちょっと気持ちが高揚しているので、なんとなく書いてみようと思いまして。 *  あそviva!劇場での催しに行ってきた。  ひっきぃ店長が腕を奮う料理―俺は「あそvivaグルメ」と呼んでるが、それを食えるのもBAR営業日の大きな楽しみ。  腹をすかせて行ったので、ナポリタンとガパオライス、それに珍しくビール