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2019年10月の記事一覧
写真家 Luigi Ghirri -フィクションと現実の狭間
ルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri 1943 – 1992 イタリア)
イタリアの芸術家であり、現代のカラー写真のロジックの先駆者の1人、また、写真家以外に、キュレーター、ライター、出版として多彩な活動を行った。ギッリは1970 - 80年代にかけて、フィクションと現実の関係に関するプロジェクトを推進した、それは、何の制約もない自由な展開だ。
そのイメージには、時代の変化に翻弄されていた時代
写真家 Stephen Shore - それはコンテンポラリーアート
スティーブン・ショア(Stephen Shore 1947年- US,NY)
コンテンポラリーアートとしての写真のパイオニアといわれる。
1965年から3年間の、アンディ・ウォーホルのファクトリー”The Velvet Years: Warhol's Factory 1965–67”における体験が貴重だ。それは、モノクロのドキュメンタリーだが、その意味論が異なる、スナップ写真が、差異や反復を伴うと
写真家 Joel Meyerowitz - 日常と非日常
ジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz 1931- NY,US)
Joel Meyerowitzは、アメリカのストリート、ポートレイト、ランドスケープの写真家。
オハイオ州立大学で美術を専攻した後、CMのアートディレクター、デザイン関連の仕事した後、フリーランスの写真家となる。
アートディレクターの時代に接したロバート・フランクに触発され、1962年頃から、ストリートのスナップ
写真家 Walker Evans - ドキュメンタリーの先人
ウォーカー・エバンス(Walker Evans -1903~1975 US)
合衆国ミズーリ州セントルイス出身の写真家。ウィリアムズ大学を中退し、パリに渡ってソルボンヌ大学でも聴講した。当時、アジェの作品にも、触発されたといわれる。
アメリカ大不況下の1935 - 37年にかけてエヴァンスは、農業安定局(FSA)の写真家の仕事もしている。
ライターのJames Ageeとコンビで、アラバマの小作人
写真家 William Eggleston -その色彩はビビットカラー
ウィリアム・エグルストン( William Eggleston 1939- Tennessee, USA)
アンリ・カルティエ=ブレッソンの極める瞬間フォトグラフの影響を受けて写真の世界へ入った、また、ウォーカー・エバンスの影響も大きいといわれる。
1965年からカラー写真の制作を始め、変わり行くアメリカ南部の風景を絵画的タッチの鮮烈な色彩で描写して、ニューカラーの先駆者といわれている。
それは
Nan Goldinの写真と周辺
ナン・ゴールディン(Nan Goldin 1953- US)
概略
代表的な写真集(or スライドショー)「性的依存のバラード」(The Ballad of Sexual Dependency-1986)
1970年代後半より、自らを含め彼女の周囲にいる薬物服用、トランスジェンダーの人々の日常を撮影し評価を得たが、その一方では、薬物の使用を美化したとの酷評も・・・(同写真集の美的スナップショット
シンディ・シャーマンの記号- Untitled Film Still
シンディ・シャーマン(Cindy Sherman、1954年1月19日 - )アメリカ合衆国の写真家・映画監督。
コスチュームを着けた自分を被写体としたセルフ・ポートレイト作品(写真集-Untitled Film Still)は著名だ。その「女性」の記号としての表象を、シンディ・シャーマンは、こう語る。
「もし、私がこの時代とこの場所に生まれていなければ、こうした表現をすることはなかったでしょう。