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2020年7月の記事一覧
「Art & Language」英国のコンセプチュアル・アーティストのグループだ
アート・アンド・ランゲージ(Art & Language)イギリスのコンセプチュアル・アーティストたちのグループだ。芸術の理論化するプロセスを芸術行為そのものに置き換えると言う実践的なアートだ。
Fig.不定期に機関誌「アート=ランゲージ」(Art & Language)
1966年以降、
テリー・アトキンソン(Terry Atkinson,1939-)、
マイケル・ボールドウィン(Micha
「アートと言語」を考えるテリー・アトキンソン
テリー・アトキンソン(Terry Atkinson,1939- UK)
英国の「アートと言語」のアーティストだ。
その時代の今で言う、コンセプターだろう。
「Art&Language」英国と米国の他のアーティストへの影響力が広く認められているグループを設立した。
テリー・アトキンソンは、グループ「Fine-Artz」(1963)の創設メンバー、John Bowstead、Roger Jeffs、B
Bernd & Hilla Becherのタイポロジー・アートとは
Bernd & Hilla Becher
ベルント & ヒラ・ベッヒャー(Bernd ; 1931-2007)、Hilla Becher(1934-2015):ドイツの概念のアーティストのコラボレーションとして活躍し、写真家デュオだ。写真から、インスタレーション、彫刻と作品は多様だが、その表象は従来の定義を超えている。
「ベッチャーは植物学者が動植物の目録にアプローチするのと同じ方法で写真にアプロ
ライナー・ルーテンベックの作品には既存の画材ない
ライナー・ルーテンベック(Reiner Ruthenbeck,1937-2016 独)
ドイツの彫刻家、そして、*コンセプトアーティスト。
当初は写真家であり、その後は、概念的な彫刻作品が多い。
1937年、フェルバート(Velbert /ドイツ)で生まれ
1956-1960年、デュッセル,ドルフ(Düsseldorf)で、フリーランスの写真家。
1962-1968年、デュッセル・ドルフ芸術アカ
アンジュ・レッチアの表現は現在形のビジュアルアートだ
アンジュ・レッチア(Ange Leccia,1952- 仏)
現代フランスの画家、写真家、映画制作者、立体、インスラレーション等の幅広い作家だ。
工業製品を向かい合わせに配置する作品で著名な現在形の作家だ。それは、レディメイドの作品に新たな視点と問題を与えている。
そこには、映画の神話学が持ち込まれている。
そして、現在は、写真とビデオをメディアとして選択している作家だ。
(c)Ange Lec
ギルバート&ジョージ-過激な英国紳士
その生きる彫刻「living sculptures」の解釈は、その形状のみならず生きて行くことの全てが彫刻(アート)であるという概念だ。
ギルバート&ジョージ(Gilbert and George):イギリスの美術家。ギルバート・プロッシュ(Gilbert Prousch、イタリア出身、1943 - )ジョージ・パサモア(George Passmore、英国出身、1942 - )ペアで創作活動を
ロバート・スミッソンの理論展開からのランド・アート
ロバート・スミッソン (Robert Smithson、1938-1973/US)
現代美術家。ランド・アート(アース・ワークス)と呼ばれる美術の潮流にかかわり重要な作品を残した。
代表作は、スケールというの概念の基にある「スパイラル・ジェティ」(Spiral Jetty)だろう。それは、ユタ州のグレートソルト湖で6500トンの岩、土砂等を使い造られた。
基本的な視点だが、ミニマル・アート(Mi
リチャード・ロングとランド・アート作品
リチャード・ロング(Richard Long、1945- UK)
彫刻家・美術家であるが、その規模は、*ランド・アート(land art)に分類される作品が多い。
1960年代から、ミュージアムといった場所以外に、自然界で自然を対象にした作品制作した。
例として、作品は、屋外の自然を歩行し、石を並べて写真を撮ったり、そのときの歩行のメモを記録して制作・発表もある。
採集した石をギャラリーに幾何学
ランドアートの世界観
ランドアート (land art)は、自然界の素材(岩、土、木、鉄など)を使い、自然界に作品を構築する、ただ、その範囲は膨大だ。
特には、砂漠や平原などに作品を構築する美術のジャンルが多いかも知れない。アース・アート (earth art)、アース・ワーク (earthworks)、また、広義で、環境アート(Environmental art)等とも呼ばれる事があるが、それの閾はないと言われる、蝶
Hamish Fultonのウォーキングアートとは
ハミッシュ・フルトン(Hamish Fulton,1946- UK):ウォーキングアーティスト
1972年以来、彼は散歩の経験に基づいて作品を制作している。
ハミッシュ・フルトンの散歩を、テキストベースの説明と写真・イラスト等、様々な媒体としている。彼の作品は、テートブリテン(Tate Britain)やMoMAなどの主要な美術館のコレクションされている。1994年以来、グループウォークを始めてい
ブルース・マクレーンは自らが現代アート彫刻だ。
ブルース・マクレーン(Bruce McLean,1944- Scotland)
スコットランドの彫刻家、パフォーマンス・アーティスト(身体の彫刻)、画家。
そのブルース・マクレーン作品群は、それ以前の保守的なアートの定義や美術界のヒエラルキー(階級)をユーモアで批判している。そして、英国の価値観や常識などをユーモアを持って皮肉った作品だ。
それらは、身体を使った彫刻としてのパフォーマンス"Nic
ビートニク(Beatnik)というカルチャー・ムーブメント
(概要)ビート・ジェネレーション(Beat Generation or Beatnik)
1955-1964年あたりまで、アメリカの文学界で異彩を放ったグループやムーブメントの総称だ。
彼らの世代は、第一次世界大戦(1914-)から1920年代までに生まれた世代だろう。
最盛期には、
ジャック・ケルアック(Jack Kerouac,1922-1969/詩人、ラップに乗せて詩の朗読も・・)、
アレン
サブカルチャーとしてのパンク-punk
サブカルチャーとしてのパンク
カウンターカルチャー(既存への対抗文化)の流れでパンクについて「イメージと文化」という視点での覚書です。
はたして、モッズから、パンクなのか?
パンク(punk)は、70年代の中頃からだ。そのパンクは独自に派生している。モッズと結びつけるとしたら、The Jam-バンドだろう。それは、モッズ・リバイバルと呼ばれるからだ。
The Jam - In The City
#2)ロッカーズ (Rockers) 、具体的には
ロックンロールに影響を受けたイギリスの若者が、黒の革ジャンに革パンを履いて単気筒エンジン、二気筒エンジンのバイクに乗り、ロッカーの集まりをロッカーズ(Rockers) と称した。対角線上にあるもライフスタイル(カウンターカルチャー)は、モッズだろう。
カウンターカルチャーと呼ぶべきかは、ともかく、ヘルズ・エンジェルス(Hells Angels,1948-/地獄の天使) は、アメリカ合衆国で誕生し