マガジンのカバー画像

写真というメディアを考える

418
イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

都会的なリアリズムを描く:レジナルド・マーシュ

都会的なリアリズムを描く:レジナルド・マーシュ

レジナルド・マーシュ(Reginald Marsh,1898-1954/パリ生まれのアメリカの画家)
レジナルド・マーシュは、混沌とした都会のシーンの人々がモチーフだ。
狂騒の20年代と大恐慌の間のニューヨークのストリートライフの描写で著名な画家だ。
そこには、都会的なリアリズムとして、混雑したコニーアイランド(Coney Island/ブルックリの半島部分の行楽地)のビーチシーン、ボードビル(V

もっとみる
20th初めのアメリカ・アートシーン:アシュカン・スクールとは

20th初めのアメリカ・アートシーン:アシュカン・スクールとは

アシュカン・スクール(アシュカン派/Ashcan School/ニューヨーク):20th初めのアメリカでの芸術運動で、都市と現代の日常生活についての特定の真実を伝えたいという願望で構成されていた。
分かりやすくは、ニューヨークのダウンタウンや、いわゆる労働者階級や移民の人々の生活を写実的に描いた芸術家のグループだ。
組織化しされた芸術運動ではなく、そこには、政治的、非政治的な視点の画家が混在してい

もっとみる
画家ジャン=レオン・ジェロームの寓意画と哲学

画家ジャン=レオン・ジェロームの寓意画と哲学

画家ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme)の寓意画(Allegory-抽象事例の偶像化)と哲学ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme, 1824-1904/仏の画家・彫刻家-歴史シーン・オリエントの描写)

歴史画、新古典主義(18th中旬-19th初頭にかけて、荘重な様式をもとめた、ギリシアの芸術が模範)、アカデミックアート(欧州の芸術アカデミーの影

もっとみる
(今日のショートムービー)Spring flower field - Tokyo bay

(今日のショートムービー)Spring flower field - Tokyo bay

Spring flower field - Tokyo bay
真夏ような暑い日だったが、夕刻になると温度が下がり、風が冷たい・・

春の花畑の時間も・・、心地よい時間は、すぐに過ぎてしまう・・
時間は一律に、そして、一方向に流れている訳ではなさそうだ。
どうぞ、ご自愛下さいませ。

ここは、房総の新舞子海水浴場・・・