どかたとしみつ
遥かな昔、古代の歴史を妄想しながら料理した記録。
260年余に渡って平和が続いた江戸時代にまつわる人物や事件を妄想しながら料理した記録。
「坂の上の雲」を目指して、日本のために働いた明治の日本人達を妄想しながら料理した記録。
戦国武将について妄想しながら料理した記録。
激動の昭和という時代を生きた人々を妄想しながら料理した記録。
先月、福岡に帰省時、数年ぶりに会った伯母は話好きな人で近所の夫婦のことを話す。 「何が食べたい?」 「何でもいい」 その日の食卓には生卵と醤油。仕方なしに御主人はTKG。 「女が食事の世話するのが当たり前と思ってるけん、逆襲されたとよ。あんたも耳が痛かろ?」 私の返答は 「私が料理してます。妻は食べ物に拘りがないので、それをやっても不満は言わない」 話に出た夫婦も伯母も料理は女がするという概念。 「女がすなる料理なるものを男もするらん」と頭に浮かんだ。 「男がすなる日記なる
先駆者とか出る杭は打たれる。そういう風は昔から日本にあるようで、人のためになると思っても上下から攻められてしまった殿様を妄想しながら、旬の春キャベツを料理した記録。 春キャベツ 1/4玉 厚揚げ 1丁 豆鼓 小匙1 生姜 1欠け 玉葱 1/4 味噌 大匙2 豆板醤 小匙半分 元禄九年(1696)に誕生した萬五郎が後の徳川宗春。 尾張徳川家三代目の綱政の二十男。 19人も兄がいるのではとうてい家督が巡って来る可能性もないというこ
鯛茶漬けってありますよね。 鯛の刺身を乗せたお茶漬けですが、ふと考えた。後からお茶かけるのなら、最初から煮てはどうか。 ということで鯛雑炊を作りながら、故郷の福岡と元白虎隊士の意外な関わりや大学というものについて妄想した記録。 鯛の刺身 1柵 柚子胡椒 小匙1 卵 1個 海苔 お好みで 生姜 1欠け 胡麻油 大匙1 醤油 大匙2 味醂 大匙2 摺り胡麻 たっぷり ご飯 1.5合 水 200cc 今回も玄米を美味しく食べるレシピ。 幕末、
珍しい食材を料理しながら、明るい日を待ち望み或いは日々を楽しんでいた?島流しになった大名を妄想した記録。 明日葉 1パック 鰹節 一掴み 味噌 お玉に一杯位 米 1合半 珍しい食材は明日葉。八丈島に自生。ただ、これはスーパーで買った群馬県で栽培された物。 味噌は自家製。↓ 元亀三年(1572)備前国(岡山県)に宇喜多直家の次男として生まれた八郎が後の宇喜多秀家。 父の直家は裏切りや暗殺で伸し上がった梟雄でしたが、秀家はそれに似ず人のいいお坊ちゃんといった風な人。
どかた家の食卓によく上る食品に豆腐がある。 氣が向いたら自分で作ることもあるけれど、所詮は素人の手慰み。↓ 失敗することもあるが、そんな時に脳裏に浮かぶ歌。 「泥のごと出来損ないし、豆腐投げ、怒れる夜のまだ明けざらん」 この短歌を詠んだ作家を妄想しながら、豆腐に合うタレを自作した記録。 葱 1本 唐辛子粉 小匙1 生姜 半欠け 胡麻油 大匙1 塩 小匙半分 醤油 大匙1 味醂 大匙1 豆腐 好きなだけ 昭和十二年(1937)大分県中津市小
出来るだけ旬の素材を使って料理することを心掛けています。 しかし、感銘を受けた映画のことを書きたくなり、それを料理しながら妄想するためにわざわざ冷凍の食材を買ってきた。 枝豆(冷凍) 好きなだけ 人参 1/3 油揚げ 1枚 出汁醤油 大匙1 マヨネーズ 大匙1 ご飯 1・5合 「風よ あらしよ」【劇場版】 大正時代の女性解放運動家、伊藤野枝(吉高由里子)の生涯を追った映画。 劇場版というからにはテレビ版があるのか?と思って調べたら、NHKがドラ
北九州市の小倉城。福岡県内では唯一、天守閣がある城。とは言っても昭和三十四年(1959)に鉄筋コンクリート造りで再建された建造物。 最初に此処に築城したのは毛利氏でしたが、関ヶ原後に豊前の領主となった細川忠興が大規模に修築したのが近世城郭としての始まり。 唐造りと呼ばれる天守閣ですが、私が子供の頃は南蛮造りと言われていた氣がします。 ところで漁師が釣り上げた烏賊を船上で捌いて醤油に漬けて持ち帰った漁師料理が沖漬け。ということで沖漬けを作りながら何故か細川忠興を妄想した記録。
福岡県内の彼方此方で目にした食べ物、というか名前があった。 九州では今、アジフライが熱いのか? 他にも一軒、アジフライをプッシュしている店の前を通った。 しかし、どの時も食事直後だったり、時間がなかったりで味わえず。 それなら自分で作るしかないでしょ。ということで関東に戻ってからアジフライを自作しつつ、鯵を使った料理が頻繁に登場した昭和のドラマを妄想した記録。 脳内にSHOGUNが歌った主題歌『男たちのメロディー』が流れる。 鯵 5尾 卵 1個 米
同郷の大作家、松本清張の小説によく登場する料理に『いもぼう』がある。 京都の料理で海老芋と棒鱈を煮たものらしい。 実際に食べたことはないし、暫く京都に行く予定もない。となれば自分で作るしかないでしょ。ということで似た物を想像で作りながら、日本を覆う黒い霧について妄想した記録。 里芋 5個 棒だら 1尾分 出汁醤油 200ml 水 200ml 酒 100ml 海老芋とは里芋みたいな物らしいが、関東の田舎では手に入らないので里芋使用。 多くの推理小説を遺した清
何度か書いていることですが、私はゆるベジタリアン。 基本的に菜食です。魚介類、卵、牛乳以外の乳製品は食べるが、肉食は控えています。 しかし厳格なヴィーガンになったということではなく、宗教上の理由で肉食を避けているという訳でもなく、場合による。 とつらつらと言い訳めいたことを書いていますが、要は肉食をしたという記録。 やって来たのは福岡市の西公園。ここに行列が出来るお店あり。 この場所で50年という長きに渡って営業されているのがハンバーガーの今屋さん。 ハンバーガーといって
福岡市の西公園に光雲神社(てるもじんじゃ)。 御祭神は黒田如水と長政親子。 現代の福岡の基礎を作った戦国大名親子。 ところで島根県には鯖のすき焼きという料理があると聞く。 ということで島根県とは何の関係もないけれど、黒田長政と福岡の繋がりを妄想したという、超こじつけの記録。 鯖 1尾 白菜 少々 葱 1本 しらたき 1袋 エノキ 1袋 豆腐 1丁 餅 小さいの4,5個 出汁醤油 400ml 酒 100ml 水 400ml 卵
太宰府天満宮を歩いていると、鳥居にこんな名前を発見。 大正や昭和初期に活躍した炭鉱王。 歌人として有名な柳原白蓮の二度目の夫。 ということで、主に伊藤伝右衛門と柳原白蓮の関わりを妄想した記録。 蓮根 1本 卵 1個 醤油 大匙1 片栗粉 大匙1 塩 小匙半分 伊藤伝右衛門が生まれたのは幕末の万延元年(1861)筑前国穂波郡という現代では筑豊と呼ばれるエリアの出身。 貧しい目明しの子で寺子屋にも通えず、丁稚奉公や魚屋、石炭掘り等で生計。子供の頃からの働き詰めで
太宰府天満宮を訪れた時にふと思ったことを深堀り妄想しながら、何故か英国料理の定番を料理した記録。 鱈 4切れ ジャガイモ 3個 ローズマリー 2本 米粉 適量 塩麹 大匙1 重曹 小匙1 胡椒 適量 全国に12000以上ある天満宮の御祭神は天満天神自在天、神格化された菅原道真。元々の天神は別の神様ですが、今は同一視されています。 承和二年(845)に菅原是善の三男として誕生した阿呼が後の菅原道真。 学者の家として有名で道真自身も
福岡県内では唯一の天守閣がある小倉城。 太宰府、福岡、北九州、柳川、熊本の一部にも足を伸ばした。悪天候や地震で帰りがずれ込んだが、関東に戻ってきた。
北九州空港でメーテルに会う。夢のような福岡滞在も終わりが近い。もう暫く楽しみます。
4,5年振りに福岡に滞在中。 梅が枝餅を賞味。 コメント返信や訪問は少しお待ち下さい。