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【父の四十九日・その後】MOTAを利用した車の査定で業者がグダグダすぎてキレそうだった話

こんばんは、水無瀬あずさです。

本業も副業も何やかや忙しく、ゲームもやりたいし部屋の片付けもしたいしで、やりたいことは山積みなのに時間がない状態が続いています。嗚呼それでもなんとか時間を作って書きたいnote。もはや書きたい病と言ってもいいかもしれません。

というかですね、父の四十九日が終わってからいろいろと作業をやったりしているのですが、取り急ぎ車の査定を遠隔でお願いしたんですよ。私は横浜にいるので連絡係、査定自体は兄に立ち会ってもらうみたいな分担でね。そしたら査定当日、業者のやりとりでめっちゃ揉めまして。というかこちらには非はなくて、2つの業者が私を挟んで揉めたみたいな感じなんですが。仕方なく夫に間に入ってもらって終わらせたんですが、そんなことある?みたいな感じで大変だったわけです。でこんなこと滅多にないだろうから、ちゃんと記録に残しておこうと思った次第です。

ちなみに四十九日の日記はこちら。

ということで今回は、四十九日を終えてのもろもろの備忘録になります。相続の手続きとかが今後入ってくるのでますます大変になりそうですが、それはそれでしっかり残すとして、今回は車の査定って大変なんだねえって実感した事件もろもろについて語ります。夜も更けてきて頭があまり働いておりませんが、最後までよろしくお付き合い下さい。


四十九日その後|ラクスルから訃報はがきを出した!

3月に急逝した父はまめな性格で、はがきや手紙を書くのが好きでした。交友関係も非常に盛んで、毎年100通以上の年賀状を出しており、その一枚一枚を手書きしているような人でした。仕事関係の友人が一番多くて、主に中部地方の各地を転々としていたので、その土地その土地で友達や先輩後輩がいたみたいな。

父が亡くなってしばらくは、一体どこから聞きつけたのか、交流のあった友人から何人も名古屋の実家へ連絡があったそうです。どうか手だけでも合わさせてほしいと、わざわざ遠方から多くの方が駆けつけてくれました。東京、横浜、福井、大阪など、父のためにわざわざ足を運んでくれる方がこれほどいることに、正直おどろきました。これが人望って言うんでしょうか。もし自分が今死んでも、こういうふうに駆けつけてくれる友人っているかしらと思ったら、ちょっと悲しい気持ちにもなりましたが。

そんなこんなで、知っている人は知っていたようですが、それでも父の広い交友関係ですから、やはり訃報をきっちりとお伝えすべきだと思いました。幸い父はマメな人だったので、年賀状用の名簿をパソコンでしっかり管理していて(Wordだったけど)、連絡先は把握できるので、訃報はがきを作ることにしました。

訃報とともに、お墓の場所も記載しておけば、もし近くに来た際に手を合わせてくれるかもしれない。きっと寂しがり屋の父のことだから、お友達が顔を見せてくれたら喜ぶと思い、お墓の場所も記載することにしました。ただ、通常の訃報はがきの印刷サービスでは、お墓の場所とかいろいろなことを好きなように書けないことが発覚。結局、汎用性の高いラクスルに依頼することになったのでした。いつもありがとうラクスル。

名簿の整理をしたら、ハガキの数は数173枚、合計18,878円でした。いや多いなあ。

四十九日その後|【香典返し.JP】で香典返しの手配をした!

お葬式の後続々と親族からお香典をいただきました。ほとんど交流のなかったいとこたちの名前を久しぶりに見るのが、こんなタイミングなんてなあと寂しい気持ちになりましたが。そのほか、家まで手を合わせに来てくださった皆さんもそれぞれお香典を持ってきてくださったので、一人ひとりをチェックして、お香典返しの手配をしました。

何をお返しするべきか悩みますが、今の御時世はやっぱりカタログかなあと思って。香典返しJPというサイトで注文してみました。

Googleさんによると、香典返しの一般的な相場は、受け取った金額の半分程度とのこと。半分返すから「半返し」とも言うそうです。高額の場合は3分の1程度でいいとのこと。ここは通例に倣い、相場相当の金額のカタログを選び、手配をしました。全部で90,530円でした。高い。

父の車の売却に関するあれこれ

父の遺産のうち、取り急ぎ対応が必要だろうというのが車でした。父は3年前に新車を購入しましたが、その後体調を崩したのでほぼ運転することはなく、1月に体調の悪いなか車検を通した状態で亡くなっておりまして。走行距離は1万メートルに満たず、どうやら非常に価値は高そうです。夫に「なるべく早く売ったほうがいいよ」と言われたので、テレビのCMで見たMOTAで査定をしてみることにしました。

MOTAで査定を出し2社に依頼

帰省したときに、父の車と車検証をチェックしました。そもそも葬儀が終わってから、ポンコツが過ぎる兄に「車検証を探して写真を撮って送って」と頼んだのですが、「車検証見つからない、車も開けられない」と返ってきまして。マジアイツ役に立たないと思っていたら、確かに電子キーで開けようとしても反応せず、なるほどこれはあのポンコツ兄には無理だわなと納得したのでした。電気キーに付いている小さなボタン?を押しながら引っぱってみるとリアル鍵が出現したので、手動で開けました。夫いわく、「電気とかをつけっぱなしにしてバッテリーが上がってるんじゃない?」とのこと。

確かに晩年の父は注意力も散漫になり、財布を落として知らない人に届けてもらったこともあったようです。車の電気とかも切り忘れていてもおかしくないなと思い、MOTAの査定の際にも備考欄に「バッテリーが上がっている可能性あり」との旨を記載しました。

査定の申込みをしたのがたぶん5/5の夜22時頃、で値段が確定しましたとお知らせをもらったのが5/6の18時ごろです。「高値をつけた上位3社が決まりました」とのことで、A社、B社、C社が挙げられていました。3社のうち2社はよく知っているところ、1社はあまり知らないところだったのですが。その時点から、鳴り続ける電話。鬼電。思わずnoteでもつぶやいちゃったよ。

折しもゴールデンウィーク中でホテル(一棟貸しの民泊)に宿泊していたタイミングだったので、できれば今は話したくないと思い電話に出ないでいると、一度切れて、再び5分後にまた掛けてくる電話。三社がそれぞれそれをやっているから、まあ鳴り止まないんです電話が。こええ。出ないでいたらショートメッセージも飛んでくる怖い。必死やん。みんな必死すぎるやん!!!「それだけ価値が高い車なんだねえ」と夫に言われましたが、いや出ないんだからいったん諦めてくれよと思うわけでね。とりあえずその日は全無視して見なかったことにして、翌日対応することにしました。

申込みは私がするとして、実際に車の査定に立ち会ってもらうのは兄なので、MAXで2社かなと思い、有名なA社、あまり知らないB社に査定をお願いすることに決定。B社を午前10時、A社を午後13時からで依頼しました。ていうか本来、この手続きだって兄がやるべきだと思うんだが。

しばらくして、A社営業から電話がかかってきました。出ると、「他の会社も査定を依頼していますか?だったら、同時に査定したほうが値段が上がりますよ!」とのこと。正直私はどちらでも良かったのだけど、なんか営業さんがあまりにグイグイ来るので、「じゃあ10時から2社で同時にやってください」とお願いをしました。

ちなみにバッテリーが上がっていることは2社にそれぞれ伝えてありましたが、A社営業が「B社はブースターケーブルを持ってくるって言ってました?」と聞いてきました。確か持っていくと言っていた気がすると思ったので、その旨を伝えると、A社の営業さんは「じゃあ貸してもらえばいいや」みたいなことを言っていて。競合他社だと思うんだけど、中古車販売市場はそういうのを貸し借りする文化があるのかなと、ちょっと引っかかりを感じながら電話を切りました。今思えば、これがトラブルの始まりだったと言っても過言ではなかったわけですが。

当日のできごと

査定をお願いする予定の10時の10分前、B社営業から私に電話が入りました。「少し早く着けそうです」とのこと。A社営業も同時にする予定だったはずなので、立ち会いをしてもらう兄には「A社の営業さんも来ると思うので待ってもらって」とお願いをしました。

その後10時を過ぎたものの何も連絡がないので、きっと予定通りA社も合流したんだろうと思っていたら。10時10分すぎに、私の電話が鳴りました。A社営業からで、「前の現場が押してしまって、もうすぐ着けるんですけど、ブースターケーブルを会社に取りに戻らないといけないのであと30分後くらいになります」とのこと。てか時間かかりすぎじゃね。「B社を待たせてるんで、もう来てくれないと困るんですけど」と私がいうと、「あ、B社がいるならブースターケーブル持ってきてますよね?じゃあケーブルを持たずに、そのままそちらに向かいます」と言われました。大丈夫なのそれ。

そもそもB社の方どうなってんのと思って兄に連絡してみたら、「遅いから(B社に)先始めてもらってる」とのこと。まあそりゃそうだわな。というか兄は、A社営業が遅れるのに連絡がないことにたいそうお怒りのご様子。まあその怒りはごもっともな部分もあるとして、お前も仕事ではたいがいだったから人のこと言えないんだけどな?と私は内心イラッとしました。

10時半頃、先に査定を始めてもらったB社営業さんから私に電話。なんでもA社営業が今いないので(ブースターケーブルを取りに会社に戻ったらしい)、今すぐに決めてくれと言うのです。「うちとしてはどうしてもほしい車なので、頑張って上乗せしますから」とのこと。

どうしても決めたい気持ちはわかるけど、こちらとしてはせっかくなので2社で比較をしたいというのが本音。「A社の査定を待ちたいんですけど」と言ったのですが、なんかもう本当にすぐ決めろ的な雰囲気で怖い。さらにB社営業は、「そもそもA社がブースターケーブルを持ってこないのが悪い」とか何とか、相手の悪口を言いつけるみたいな話を始めました。いや、それ私に言われてもさ。

こういう交渉事には一切慣れていない私、困惑するほかありません。夫がいたので「どうすればいい?」といちいち相談しながら対応していたのですが、いよいよ埒が明かなくなり、夫に電話を交代してもらいました。うおおおお、ありがとう夫!!!

夫とのやりとりを聞いていた限り、MOTAで出ている査定額が一般的な査定基準で、そのうえで実際の査定によって車の状態を見て、各社で上乗せした金額を提示するのだそうです。ちなみにB社はMOTAの査定額より20万円ほど高い額を提示し、「頑張ってこの額を出すのでA社は断って、今うちに決めてくれ」と迫ってきた次第。いやちょっと強引すぎると思いながら見守っていました。

夫はこんな状況でも非常に落ち着いた様子で(さすがはマネージャー!)、「せっかく来てくれているA社を断るのは正直気が引けるので難しい、A社とB社が直接交渉できないの?」と確認していましたが、断るにしても結局うちから断らないといけないということのようで(ま、そりゃそうだよな)。夫も私もだんだん面倒くさくなってきて、B社の提示額が想定よりは高い額だし、もう決めちゃおうか・・・という流れになりました。

「じゃA社に断りの連絡をいれるのでちょっと待ってい下さい」とB社営業との電話を一旦切り。ケーブルを取って戻ってきたらしいA社営業に電話。なんでこっちが何度も電話せなあかんのよ。「もうB社に決めるので査定ストップしてください」と夫が言うと、「査定はさせてほしいんですよ!」と食いついてくるA社営業。さらに、「B社がブースターケーブルを貸してくれなかったから査定が遅れただけ。そうやって出し抜こうとしているB社なんか信用できないですよ!」と言ってきたのです。

確かにB社営業がかなり強引だとは感じていたので、夫も私も「そんなん言われてもさ・・・」とは思いつつ、じゃあその事実を確認するため、A社営業との電話を一旦切り、再びB社営業へ電話。もうナンノコッチャわからん。

B社営業に確認したところ、「競合他社に貸す義理はないし、車に備え付けのケーブルなので貸すことができなかったから断った。そもそも遅れてきた向こうが悪い」という回答。うん、そうだよね。私もそれは思っていたのですよ、競合他社だからそもそも貸し借りなんかしないよね?それ最初に思ったんだよね。ということは、そもそもA社営業がおかしかったってことだわな。くそー。

ただ果たしてこの事実確認にいかほどの意味があったのかって感じで。なんかもうこれ以上揉めたくないよねという話になり、夫はB社営業との電話を切り、もう何度目!?って感じにA社営業へ電話。「B社営業に確認したらこうこう言っていました。今回の車って妻のお父さんの遺産なので、正直こんなふうに揉めるのはこちらとしても大変不本意なんですよね?」と的確な意見を伝えます。すげえカッコいい、そんなこと私にはとても言えない。A社営業は電話口で最後まであーだこーだ文句を言っていましたが、最終的に夫が「もうB社に決めましたので。すみません」とはっきりお断りをしていました。言うべきことをはっきり言う夫の姿、ちょっと見直したなあ。

ということで大変揉めに揉めた末にB社に決めたわけですが、だからってB社が良かったわけでもなくて、消去法だっただけです。夫も言っていましたが、かなり強引すぎる部分があるとは感じたので、ほんとどうかなあって思いました。もっとスマートな営業さんが良かったなあ。

ちなみにお断りしたA社の店長と名乗る人から、すぐに電話がかかってきました。お詫びかと思いきや、まだ「ブースターケーブルを貸してくれなくて取りに戻ったと聞いてますんで・・・」とか言い始めたので、夫がきっぱりと「そうかもしれないですけど、そもそもそちらが予定の10時に遅れてきたのが悪いので、もうすみませんけどお断りします」と伝えていました。A社店長は「あそうですかすみませーん」とスッと引き下がっていて、すごいカコイイ!!と思いました。

結局何が問題だったん?

夜になって夫としみじみ「なんであんなに揉めたんかなあ?」という話をしましたが、結局のところA社営業が
・約束の時間より大幅に遅れた(しかも連絡なし)
・持ってくるべきブースターケーブルを持ってきていなかった
の2点に尽きるのではないかって感じでした。遅刻しておきながら文句だけブーブー言うの良くない。

夫が「そのあたりをしっかり論点整理できていたら、あんなに揉めなくても早々にA社に断りを入れて終わっていたんだけど!」「そういう優柔不断なところがあるんだよね、俺」とやたら反省しているのが印象的でした。そうかもしれないけど私は、そんな夫の様子を見て非常に頼もしいと思ったし、ちょっと尊敬の気持ちも持っちゃったりしたので、結果オーライだったんじゃないかなあと思いました。いやー夫の知らない一面を見れたのはちょっとお得だったかもしれない!

結び

ということで、四十九日が終わってホッとしたはずがいろいろ大変だったんだよ的な愚痴というか備忘録を書いてみました。っても大変だったの私じゃなくて夫だったんだけどな。ありがとう夫!

今もうかなり脳がつかれていてきちんと文章を推敲できていないので、文章がめちゃくちゃ読みにくいかもしれないけどごめんなさい。後日直せるところだけ直す予定なので許してください。

先日から大好きなゲームGarten of Banbanの最新作を(長男くんが)プレイしていて、もうすぐクリアしそうなので、次はその記事を書くかも。でも他のやつかも。とにかく皆様本日もお疲れ様でした、おやすみなさい良い夢を。

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