求められることを求める。そんな恋愛って。
私はいわゆる「メンヘラ」と呼ばれるようなタイプの女性と交際する機会が多かった。
彼女たちは、常に私に向けて100%、いやそれ以上の愛を注いでくれて、私という存在を求めてくれた。
そんな彼女から「もっと連絡が欲しい」「もっと会話したい」「もっと手を繋ぎたい」などなどの要求に応えていくうちに、私はいつしか「求められる」ということに慣れてしまった。
「求められる」のが当たり前の感覚になり、そこに自分の存在意義を見出すようになってしまったのだ。
彼女たちに「求められる」ことで