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アートやデザイン

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好きなアートやデザインにまつわる記事です。
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ヨコトリスナップ

ヨコトリスナップ

一昨日訪れた横浜トリエンナーレの写真から、前回載せきれなかったものをいくつか。
サムネはサローテ・タワレの《you,me,me,you》という作品。壁に直接描かれていたように見えました。
すごくカラフル。

こちらはBankART KAIKOの展示。

美術館を一歩出ると子供たちが沢山遊んでいて、現代アートの世界と地続きなのが不思議なくらい、とても平和な日曜日でした。

今日はこの辺で。それではま

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横浜トリエンナーレ

横浜トリエンナーレ

連休二日目、暑くなりましたが頑張って出かけてきました。
前売り券を買っていた横浜トリエンナーレ。
会場が3箇所に分かれているのですが、まずはリニューアルオープンした横浜美術館へ。

一時期、横浜美術館でボランティア活動に参加していたので、通い慣れた懐かしい場所でもあります。休館が明けてまた入れて嬉しい。
天井がガラス張りになって、すごく明るくなりました。作品保護は大変だろうけど…。

展示室はグラ

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銀座アートめぐり

銀座アートめぐり

昨日の資生堂ギャラリー訪問時に、近場で気になったアート展示をチラ見してきました。どちらもお店の中にある入りやすいところです。

まずは銀座シックスの中にある、蔦屋書店 銀座店。アートの展示は色々あったけど、ちょうど開催していた韓国のアーティストさんの展示が面白かったです。

わたしはムナッシ(MOONASSI)さんの作品がすごく気になりました。

銀座シックスの吹き抜けは巨大アート作品があって、写

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資生堂ギャラリー行ってきた

資生堂ギャラリー行ってきた

noteでぷらいまり。 さんの記事を読んで興味をそそられた野村在さんの「君の存在は消えない、だから大丈夫」展@資生堂ギャラリーに行ってきました。
ぷらいまり。さんの記事はこちら↓

最終日ギリギリに滑り込みで訪れましたが、晴天の日曜日、人はそれなりに入っていました。とはいえ資生堂ギャラリーは初めて行ったので、普段の混雑具合は不明なのですが。
若い人も年配の方もいましたが、20〜30代くらいが多そう

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大地の芸術祭が呼んでいる

大地の芸術祭が呼んでいる

ずっと気になっている芸術祭があります。越後妻有の「大地の芸術祭」です。

私は豪雪地帯にあまり縁がないのですが、新潟は遊びに行ったことがあって土地も人も食べ物も(大事!笑)すごく良い印象でした。

都心から離れた地域にも惹かれるし、広々とした大地に突然現れる現代アートをぜひ見てみたいです。
少し離れた津南町の雪の写真展を観たことがあるので、それもこの地域に惹かれる理由の1つです。

何年も前から行

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『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』

『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』

昨日まで読んでいた本です。著者は佐宗邦威さん。「13歳からの〜」とサブタイトルにある通り中学生くらいでも読めるように意識した、読みやすい作りになっていました。最近、13歳からの〇〇をよく見る気がします。私は大人だけど普通に読んでいます(笑)。中学生くらいに向けて書かれた本は、むしろ大人向けより読みやすく、エッセンスを紹介してあるのでとっつきやすいです。

それはさておき、中学校の美術の時間が苦手だ

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雪で連想する写真展

雪で連想する写真展

全国的に大雪の予報で、住んでいる関東でも久しぶりに雪が積もりました。雪慣れしない我が家はたった10センチの雪でも大騒ぎ。通勤・通学路に坂が多いのでそれも心配です。

白い世界を見ると、どうしたって被災した能登半島のことを連想してしまいます。今は気持ちばかりの寄付をすることくらいしかできないけれど、現地の方が少しでも暖かくして過ごせるように願っています。

ところで雪といえば、2年ほど前に「中井菜央

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お絵かきアプリでバーチャル生け花!?

お絵かきアプリでバーチャル生け花!?

最近、スマホで絵を描きたくてアイビスペイントというアプリを使い始めました。
使おうと思ったきっかけは、noteのサムネイルを作ってみたくなったからです。一色塗りでもいいやと思ったのですが、デジタルで絵を描くっていうことがどんなものか、試してみたいなと思いまして…。早速「スキ」のお礼に使うイラストを描いてみました。花瓶に緑の枝を活けている絵です。

やってみてわかったデジタルと紙の違いは、デジタルに

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デザインは、世界をちょっと良くすること

デザインは、世界をちょっと良くすること

昔から絵を描いたり見たりが好きだったけれど、いつからか工芸品やプロダクトデザインに関心が広がっていました。
雑に言うとアートよりデザイン寄りに心が惹かれていったというのでしょうか。

「デザイン」ってわかっているようで意味が捉えきれないところがあり、最近はなんでも「◯◯デザイン」とついているから余計に「そもそもデザインってなんだ?」と思うことが多かったのですが、ある本でそんな問いにフィットする答え

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美大の卒業製作展が面白かった

美大の卒業製作展が面白かった

突然ですが美大って行ったことありますか?先週、縁があって多摩美術大学の卒業製作展に初めて行ってみました。写真をどこまで載せていいのか分からないので(著作権とか)文章だけですが感想を書きます。
ちなみに冒頭の写真は油画の展示室の床です。絵の具が飛び散っていて美大っぽい(笑)。

最寄りの橋本駅からバスに乗り10分くらいで大学の正門前に到着。敷地は広くて山の斜面に建物が点在している感じ。入って右手の絵

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『まなざしのデザイン〈世界の見方〉を変える方法』

『まなざしのデザイン〈世界の見方〉を変える方法』

連休中に、いつもと違う図書館に行ってウロウロしていたら出会った本です。著者はハナムラチカヒロさん。

2017年発行なので、少し前の本ですが面白くて読み進めています。
自分が普段見ている世界を違った角度から見るとはどういうことか、簡単な仕掛けで学生と実験を行ってみたり、プロジェクトとしてアートフェスや病院で実践した話など、抽象的な話と具体例が沢山あって興味深いです。

この本と直接関係ないのですが

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