女性だって働きたい!
姉の友だちは眩しい。
姉は、眩しくない。
弟というのは、そうしたもののようだ。
申し遅れました。私はココオル代表(丸田勝也)の中学校の同級生「ゆきわ」です。職業は養護教諭(保健室の先生)で、子育て中です。
私が書いてきたことというと、丸田くんのこと、弟ネタ、女性問題、音楽といったところ。
最近は音楽三昧で、かつてのように丸田くんがどうこうと書くことは御無沙汰です。
今回は冒頭からして間違いなく弟ネタですが、丸田くんは女性を大切にしているので、ココオル仲間として女性のお話をします。
オトコ関係ないっ!(前置き)
弟は一時期、私の姿を見ると挨拶代わりに「オトコや!」と、のけぞって冷やかしてきました。
これは「オトコと会ってきたのだろう」もしくは「これから会うのだろう」という意味です。
私が「今日はお花(習い事)や」とか「養護教諭の集まりやった」と言うと「オトコ関係ないっ!」と嘆きます。
面倒くさいから黙っていると「否定せえへん、オトコや」と言っています。
実際、お付き合いしている人はいましたが、順調ではありませんでした。
ある休日、仕事で疲れ果てていた私は、お昼近くまで寝ていました。
のそのそと起き出してきた私の姿を見て、弟は例のごとく「オトコ関係ないっ!」と。
そして「27歳女子、それでいいのか」と言っています。
同感です。
世間では27歳の独身女性といえば、デートや女子会を楽しんで、イキイキ・ツヤツヤしているものだと考えると、ますます自分が情けなくなってきます。
ある時、ドレスアップした私は弟に向かって「これから友だちの結婚式と、後輩の2次会や」と言うと
「あのー・・・オマエは???・・・後輩に先越されてるやんか」
とツッコミどころ満載な感じで言います。
姉に向かってオマエと言うのですよ…
まぁ、私も弟に「おまい」と言うのでどっちもどっちですが。
そんな私も、その後出会った人とスピード結婚して、今は2児の母ということです。
女性だって働きたい!(本題)
前置きが長くなりました。結婚といえば…なのですが、今も仲良くしていただいている高校時代の英語の先生のお話をします。
先生と高校の友だちと一緒にランチしたときに聞いた話です。
かつて専業主婦だった先生は、子どもに勉強を教えることが好きで、高校に勤める前は家事・育児の傍ら、自宅で家庭教師のように、近所の子の勉強をみていたと言います。
でも旦那さまは「俺の給料に文句あんのか」と不満そうにしていたとのこと。
先生がお知り合いから高校の非常勤の話をもらったとき、旦那さまに泣いて頼んで許可してもらったと言います。
「旦那さん、昭和すぎる…」
と言ってドン引きする私たちも生まれは昭和ですが、私たちの感覚では、女性が働くことを許さない、まして人あたりが良くて聡明かつ高学歴で英語もできる先生を、家に閉じ込めておくなんてクレイジーだと思うのです。
もう…仕事バリバリの美しい女性にシバかれることを妄想して
「あぁ、こんなこと言ったら4分の3殺しにされる…」
と言って(少年漫画のネタだそうです)嬉しそうにしたりしている弟のほうが健全だと思ってしまいます。
まぁ私は「それ、半殺しより酷いやん!」と言わずにはいられないのですが。
弟の辞書には「男尊女卑」という言葉がないのです。「女尊男卑」はあるのでしょう。
というか、卑下すべきは自分であり、自分のことを「クズ」とか「カス」とか果ては「ゴミ」と言いながら、わりと楽しそうに生きています。後輩などからは慕われるタイプです。
養護教諭も保健室から出てみよう(おわりに)
ところで、世間では「女性活躍の時代」と言われてずいぶん経ちます。「家にいなさい」ではなく「家から出ましょう」という流れです。
私たちだって、ずいぶん前から、ある意味では「保健室にいなさい」ではなく「保健室から出ましょう」ということになっているのだと思います。
そうするにあたっての課題はありますが、このようにがんばっています↓
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