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余白を作る
すぐに見られない、明日届かない、重い、大きい、遠い、高い、ざらざら。程よさを確認するために、そういう部分を省かないようにしています。
フィルムに景色を焼き付ける。カセットテープで流れを感じる。本の厚みを知る。大きなスクリーンで映像に没入する。生の音楽を浴びる。
世の中がペースを落としてくれますように願い、引き摺られながらも、少し抗う。
無駄を愛でよ。芸術は長く、人生は短し。
名曲(誰もが聴いたことがあるであろう)が生まれる瞬間を見た。
The Beatles: Get Back(Disney+)、を観ました。
8時間超えのドキュメンタリーはとても生々しく、現代にビートルズがいないことが不思議な気持ちになる。
個々の素の姿とキャラクターを垣間見ることができ、強い個性のぶつかり合いから、名曲(誰もが聴いたことがあるであろう)が生まれる瞬間を見た。
2022年のレコーディングの主流がどうなのかは知らないけれど、1969年に納得が行
HARUOMI HOSONO『SAYONARA AMERICA』
細野さんの音楽は、50年という歳月の中、興味の赴くまま、あらゆるジャンルを渡り歩いている。
はっぴいえんど、細野晴臣、YMO、SKETCH SHOW、映画音楽。
ロック、フォーク、テクノ、エレクトロニカ、民族音楽、ブギウギ、カントリー、アンビエント。
歴史や知識が裏付けされ、その全てに厚みと説得力がある。
安定、変わらないこと、同じことを続けることは素晴らしいけれど、流れに身を任せて色々やっていた