小野田@CareerScape

キャリア開発を通じて 組織の活性化と 個人の仕事人生のワクワク化を支援します(要は、キ…

小野田@CareerScape

キャリア開発を通じて 組織の活性化と 個人の仕事人生のワクワク化を支援します(要は、キャリア開発という視点から人事制度の設計、運用支援をしています) 詳しくは → https://www.careerscape.co.jp/

マガジン

  • きゃりめくり

    自分のキャリアを考える、その手がかりとなる「問い」を一日一つ提供する日めくり『きゃりめくり』作成中 問いをストックしています Twitterでも発信中:@80UZNMtlLN48lot #きゃりめくり

  • 語られる自己概念ということについての諸々

    キャリアカウンセリングとは、ある意味では自分のキャリアに関わる物語について、カウンセラーとの「話し/聞く」関係の中で、明らかにしたり、再構築されたりするプロセスなのではないか、と考えたとき、その語られる内容/聞かれる内容/そしてそれについての相互の反応のありよう-そうしたものは、どうなっているのか、どうあるとよいのかについて、いろいろと考えてみたことを順不同にて記しています。結論だとか主張があるわけではありません。 そして、あくまでも個人の感想です <(_ _)> タイトルの写真=Photo by Valentin Salja on Unsplash https://unsplash.com/photos/5DD-zrySSXc?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

記事一覧

若者にチャレンジ精神というか気概がなくなったわけではなく、大人に寛容さとかガマンとか生暖かい目で見守るというのがなくなっただけ、なんじゃないかな・・・

『自分に与えられた仕事に懸命に取り組んできて、今の私があります。キャリアを選んできたというわけではありません…』というけれど、与えられた仕事を全てやったかというとそうではなくて無意識に選んでいたとしたら、それは何をよりどころに?

ほんのちょっとだけお知り合いの方が、メーンでやっていたお仕事を引退するという。たしか65歳かと。個人で仕事をしている人だから、「定年」ではない。引退を決めた理由は何だろう‥‥そして自分はいつ引退するのだろう。何から引退するのだろう…

働くということ、に関心を持つこと キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(55)

今回は、これからの人事やキャリア開発を考えていく上で参考となる書籍やHPをご紹介する週ですね。 ★「ほぼ日刊イトイ新聞」それは知っているという方が多いのではと思…

会社(と人の関係)はどうなっていくのか キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(51)

 今回はこれからの人事やキャリア開発を考えていく上で参考となる書籍やHPをご紹介したいと思います。  とはいえ、私の独断と偏見での選考となりますことをお許しくだ…

アメリカからきた出羽守(ではのかみ) キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(50)

過去に配信したメールニュースを再掲しているこのシリーズ。第50号は「50号記念」と称して、発行以降の振り返りやアンケートのご紹介をしていました。さすがにこれは再掲し…

ものづくり キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(49)

★エコキュート 日経BP社が日本の技術の発展に寄与する目的で創設した「日経BP技術賞」が先日(といっても2005年)発表されました。 http://www.nikkeibp.co.jp/infor

彼女より給料が安い…のはいかんですか?

家の近所を歩いていると、「5分だけお時間を…」とマッチョな感じの青年が言ってきた。一昔前のサンドイッチマンよろしく建売住宅の現地案内の看板を前に抱えている。しか…

中高年フリーターについて… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(48)

 つい先日の新聞でUFJ総合研究所の「増加する中高年フリーター ~ 少子化の隠れた一因に」が一斉に取り上げられていましたね(くどいようですが、これは2005年4月の…

日本労働研究雑誌8月号 https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2021/08/index.html で日本のインターンシップが取り上げられていて、なんとなく企業側に問題があるような書きっぷりに思えるんだけれど、学業に影響するからと長期インターンシップに良い顔をしない大学側にも問題はあると思うけどな…

成果主義とパワハラ キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(46)

 先週の木曜日はひな祭りでしたね(註:毎回のことで申し訳ありませんが、このメールニュースを出したのが2005年3月9日だったもので)。  いつも仕事にかこつけて家を空…

仕事道 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(45)

 本日3月5日(註:2005年3月5日)はキャリアデザイン学会の研究会があって、玄田有史先生の「キャリアと仕事道」と題したお話を取り上げたのでした。  内容についてま…

キャリア開発と成果主義 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(44)

 さて、先日、「キャリア開発と成果主義」というテーマで2時間ほどお話をさせていただく機会があり、そこでいつも思っていたけれどまとめて話してはこなかったことをお話…

職務給が根付かない理由の一つは… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(43)

★日本に職務給が根付かない訳 つい先日、親しい方とお昼ご飯をとりながら話をしていて、「何で日本には職務給が根付かないかね~」という話になりました(註:という話を…

キャリア・コンサルティングの未来 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(42)

★2021年、再掲するに当たってのいいわけ  2005年2月に書いた本号は、さすがにもう古い話だよなと思うので、掲載を躊躇ったのですが、まぁあの時はそうだったんだよとい…

人事考課の罠 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(41)

 2月に入って、急に寒さが身にしみてきました(註:2015年2月発行のメールニュースでしたので)。  大雪が降るところもあって大変、と思っていたら、自宅の近所にある小…

若者にチャレンジ精神というか気概がなくなったわけではなく、大人に寛容さとかガマンとか生暖かい目で見守るというのがなくなっただけ、なんじゃないかな・・・

『自分に与えられた仕事に懸命に取り組んできて、今の私があります。キャリアを選んできたというわけではありません…』というけれど、与えられた仕事を全てやったかというとそうではなくて無意識に選んでいたとしたら、それは何をよりどころに?

ほんのちょっとだけお知り合いの方が、メーンでやっていたお仕事を引退するという。たしか65歳かと。個人で仕事をしている人だから、「定年」ではない。引退を決めた理由は何だろう‥‥そして自分はいつ引退するのだろう。何から引退するのだろう…

働くということ、に関心を持つこと キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(55)

働くということ、に関心を持つこと キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(55)

今回は、これからの人事やキャリア開発を考えていく上で参考となる書籍やHPをご紹介する週ですね。

★「ほぼ日刊イトイ新聞」それは知っているという方が多いのではと思うのですが、それでも知らない人が多いのでの敢えて取り上げてみます。
名前でも分かるように、糸井重里さんがつくっているホームページであり、
様々なコンテンツが、ほぼ日刊ではなく、確実に毎日何らかの更新がなされています。

HPの中で、これは

もっとみる
会社(と人の関係)はどうなっていくのか キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(51)

会社(と人の関係)はどうなっていくのか キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(51)

 今回はこれからの人事やキャリア開発を考えていく上で参考となる書籍やHPをご紹介したいと思います。
 とはいえ、私の独断と偏見での選考となりますことをお許しください。

★「会社はこれからどうなるのか」 最初は、財団法人新潮文芸振興会が、日本語によって行われた言語表現作品一般の中から「自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した作品(小説・戯曲・詩歌等のフィクションは除外)」に与える第2

もっとみる
アメリカからきた出羽守(ではのかみ) キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(50)

アメリカからきた出羽守(ではのかみ) キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(50)

過去に配信したメールニュースを再掲しているこのシリーズ。第50号は「50号記念」と称して、発行以降の振り返りやアンケートのご紹介をしていました。さすがにこれは再掲してもあまり意味がないかなと思って、今回は改めて作成してみました。なのでこの号だけは書き下ろし(?)

出羽守ってご存知ですか「またでたよ。まったくあの人は出羽守だから」という言い回し、最近はあまり聞かないでしょうか?(「あぁ、あの鉛筆を

もっとみる
ものづくり キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(49)

ものづくり キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(49)

★エコキュート 日経BP社が日本の技術の発展に寄与する目的で創設した「日経BP技術賞」が先日(といっても2005年)発表されました。
http://www.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/newsrelease20050325.html
 電子、情報通信、コンシューマーIT、機械システム、建設、医療・バイオ、エコロジーの各分野で、産業や社会に大きなイン

もっとみる
彼女より給料が安い…のはいかんですか?

彼女より給料が安い…のはいかんですか?

家の近所を歩いていると、「5分だけお時間を…」とマッチョな感じの青年が言ってきた。一昔前のサンドイッチマンよろしく建売住宅の現地案内の看板を前に抱えている。しかもチラシを手に持って。
器用な人…

話を聞くと、購入者のローン審査が通らなかったとかで、完成間近の1軒が買い主未定の浮いた状態になっているらしい。これを内覧しないか?というお話。
「いえね、ご購入の意思はなくても良いんですよ。みるだけで」

もっとみる
中高年フリーターについて… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(48)

中高年フリーターについて… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(48)

 つい先日の新聞でUFJ総合研究所の「増加する中高年フリーター ~ 少子化の隠れた一因に」が一斉に取り上げられていましたね(くどいようですが、これは2005年4月のメールニュースの記事なのでデータは古いです。ただお伝えしようとしている「センセーショナルな記事と数字には留意」という趣旨は変わらないのでそのまま掲載しました…)。
 2001年には46万人いた中高年フリーターが(これでも文字だけ見ると驚

もっとみる

日本労働研究雑誌8月号 https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2021/08/index.html で日本のインターンシップが取り上げられていて、なんとなく企業側に問題があるような書きっぷりに思えるんだけれど、学業に影響するからと長期インターンシップに良い顔をしない大学側にも問題はあると思うけどな…

成果主義とパワハラ キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(46)

成果主義とパワハラ キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(46)

 先週の木曜日はひな祭りでしたね(註:毎回のことで申し訳ありませんが、このメールニュースを出したのが2005年3月9日だったもので)。
 いつも仕事にかこつけて家を空けているので、その罪滅ぼしにと子供にアップルパイを買って帰りました(なぜひな祭りにアップルパイか? それは私が好きだから)。

 帰りの電車は車両故障があってとても遅れて、しかも満員。
 やっとの事で駅について階段に向かうと、後ろから

もっとみる
仕事道 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(45)

仕事道 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(45)

 本日3月5日(註:2005年3月5日)はキャリアデザイン学会の研究会があって、玄田有史先生の「キャリアと仕事道」と題したお話を取り上げたのでした。

 内容についてまとめたり、コメントしたりというのは時間もないし、コメントなんて滅相もないので、聞きながらPCに打ち込んだものを箇条書き、抜粋してお知らせします。

★まずは最初、川喜多喬先生のご挨拶・・・ キャリアとは道筋のことである。
 映画ベン

もっとみる
キャリア開発と成果主義 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(44)

キャリア開発と成果主義 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(44)

 さて、先日、「キャリア開発と成果主義」というテーマで2時間ほどお話をさせていただく機会があり、そこでいつも思っていたけれどまとめて話してはこなかったことをお話ししたところ、おもしろかったという声をいただきました。
 そこで調子に乗って、めるまがでもその事を書いてみたいと思います。
 (その時の勢いというのもあるのですけれど、うまく伝わるかな?)

★成果主義とは 前(例えばこれ)にも取り上げまし

もっとみる
職務給が根付かない理由の一つは… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(43)

職務給が根付かない理由の一つは… キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(43)

★日本に職務給が根付かない訳 つい先日、親しい方とお昼ご飯をとりながら話をしていて、「何で日本には職務給が根付かないかね~」という話になりました(註:という話を2005年には既にしていたわけですよ…。だから人事屋さん的には全然目新しい話ではないかも…)。
 職務給に対する是非というのもあるのでしょうけれど、それ以外に、職務給の前提条件とも言える、役割に応じた報酬とは一体どれくらいなのかという職務給

もっとみる

キャリア・コンサルティングの未来 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(42)

★2021年、再掲するに当たってのいいわけ

 2005年2月に書いた本号は、さすがにもう古い話だよなと思うので、掲載を躊躇ったのですが、まぁあの時はそうだったんだよということとを振り返りながら、これからを考える時の資料にもなりはしないかと思って載せることにしました。♪そんな時代もあったね♪笑っていただければ幸い…

★「キャリア・コンサルティングの可能性と未来」 去る2月6日、キャリア・コンサル

もっとみる
人事考課の罠 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(41)

人事考課の罠 キャリア・カウンセリング/キャリア開発のための人事制度講座(41)

 2月に入って、急に寒さが身にしみてきました(註:2015年2月発行のメールニュースでしたので)。
 大雪が降るところもあって大変、と思っていたら、自宅の近所にある小さな梅林では、もう梅がほころび始めていました。
 もうすぐ梅の花の香りが漂い始めます。
 源氏物語を古文の時間に教えてくれたK先生がおっしゃるには、当時、匂いを頼りにして人を探したり、判断したりしていたそうですね、特に暗がりで。
 当

もっとみる