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生きるための必要なこと

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ケアと男性|第1回 ケアは面倒くさい?

ケアと男性|第1回 ケアは面倒くさい?

この連載が書籍になりました!
第3回目まで無料公開していますので、続きが気になった方はぜひご購入ください。

「女もすなる」ケアについて、男性が体験談を書く。

それはどうしても、学生時代に暗唱させられた、あの土佐日記の逆バージョンになりやすい。

「女もすなるケアといふものを男もしてみむとてするなり(女がするというケアというものを、男である私もしてみようと思って、やってみました)」

「なんだか

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「驚く」ことが体験ネットワークを構築する

「勉強できる子」は一度説明しただけで理解し、覚えてしまう。「勉強の苦手な子」は一度説明しただけでは理解できず、覚えることもできない。なんなら同じ説明を何度もしても理解できない。この現象をもって「頭が悪い」と決めつけてしまう「勉強のできる人」は多い。しかし私は見解が異なる。

観察してると「勉強のできる子」は、その言葉を聞く前にすでに知識のネットワークが準備されている。電流の話を聞く前に、モーターや

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自分の気持ちを優しく大事に

自分の気持ちを優しく大事に

こんにちは
足立さとみです。

年末から、自分に唱えていた言葉があります。
それは、

優しい世界は自分で創れる

です。

平和な世界は、自分の中にあって、
自分の中にないと全く作れないことがわかったのです。

自分の中が満たされていると、
少々悪口を言われたって、それが自分のことだって気がつきません。

でも、自分の中がくさくさしていると、
他人の悪口だって、自分のものとして受け取ってしまう。

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等身大の言葉で話す

等身大の言葉で話す

こんにちは。足立さとみです。

2020年、明けてしまいました。
去年の最後の最後まで、私はかなりもがいていました。
会社員の頃、とても有効だった、「会社のミッションで大きなことを言う」という癖がどうしても抜けず、自分が話す内容と自分の心の解離があったのです。

自分の中からでてきた自然な言葉と、飾った言葉の差が自分でわからないという。ある種、かなりな末期症状。

でも、会社で仕事をしているとき、

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「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

ある日、学校から帰ってきた息子が唇を震わせていた。
小学2年になった息子は学校でのことをあまり家で話したがらないが、その日は様子が違ったので「何かあったの?」と聞いてみた。

「仮面ライダー幼児って言われた。仮面ライダーが好きなのは赤ちゃんか幼稚園児だって。」

マジか、そんな超くだらないこと1ミリも気にしなくていいじゃん、と内心思ったが息子はひどく傷ついていた。

「あなたは仮面ライダーが好きな

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寝たきりの親友と話していた「自信」に対する考察

寝たきりの親友と話していた「自信」に対する考察

生前、よく自宅からリモートで働いていた番田雄太と「一緒に働くってどういう事?」「所属してるって何?」「自分を好きになれって言われても・・・」というような話を、それはもう頻繁にしていた。
 
いかに人は絶望状態から希望を得て、自分を信じる状態へ至るのか。私と番田の経験に則り、5段階仮説としてまとめてみる事にした。

番田はよく「孤独」を私に訴えた。
番田雄太とは、2013年12月から2017年9年に

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