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2通のメールから。大地の恵みを編み、贈るということ。
スイートグラスは「甘い香りがするマザー・アースの髪」。
北米先住民が聖なる植物として大切にしてきた、自然からの贈り物。
スイートグラスで三つ編みを作る時には、一人より、編む、持つ、の役割を交替しながら、二人で編んだほうが楽しい。
贈り物は、誰かが誰かに贈り、誰かが受け取って終わるものではない。
贈られたら、感謝を持って返すべきもの。
豊かな関係を育みながら、循環し、続いていくもの。
自然と人間の
旅、39日目 病気になっても病人にはなるな
旅、39日目です。
外出禁止期間中、あまりに退屈だったので、相方さんにお願いして久しぶりに2人で鳥舞を舞いました。
鳥舞は、神楽の一演目です。神楽を奉ずるときに必ず最初に舞われ、イザナキ、イザナミの二神の舞とされています。
舞いながら、この舞を練習していた時に先生から受けた注意を懐かしく思い出し、笑いがこみ上げてきます。
「イザナギ、イザナミの舞なんだから、ほらもっと近寄って向かい合って。
野口晴哉「治療の書」より 全生
今回も、治療の書から抜粋させていただきます。
今回ご紹介する部分は、個人的には「治療の書」のハイライトだと思っています。
この箇所のみを見ると、生より死のほうに焦点が当てられているようにも思えますが、全編を通じて伝わってくることは、生き切ることの大切さです。
学生時代の話です。
野口氏の治療の技を体得されている恩師がいました。その恩師と話をしているところに、友人が駆け込んできました。両手に小
野口晴哉「治療の書」より 明鏡の心
前回、以下の記事でご紹介した「治療の書」。
実は、今日は別の箇所をご紹介しようと思っていましたが、昨日annon さんが投稿された記事を拝読し、予定を変えることにしました。
「治療の書」は、人を治療する際の心構えを説いた書です。ですが、治療する、という条件を外せば、我々にもそのまま当てはまる示唆が多数含まれているように思います。
自分が持っている過去の価値観に固執せず、相手の価値観を受容する
周囲の風景や他者に心を開いてほほ笑みかけてみると
東急線フリーマガジンSALUSで連載されている、理学博士、佐治晴夫先生のエッセイ「宇宙のカケラ」の一部です。
このことを、さらに詳しく述べた部分があります。
私は長い間、自分という個に固執し、何をして生きるべきか悩んできました。若い時ほど強い思いではないものの、人間である以上、自分という個この世の中で活かしたい、という気持ちは、今でも抱えています。
その一方で、
個人とは、自然界の循環の中