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窪田正孝のディレクション
前期クールの『ヒモメン』は、なんといっても主役の窪田正孝の演技のうまさが光っていたドラマだったが、彼は役柄のディレクションが本当にうまいんだなと心底関心してしまった。
ドラマというのは、全話を通して、よくわからない“あちら側の人”と、一般的な目線をもつ“こちら側の人”との交わりが起こす、「凝り固まった概念壊しちゃろか!」という違う生き方の提案が、物語の骨子となることが多い。
で、ヒモ男の碑文谷
TVコンテンツの行くすえ
某ニュース記事で、テレ朝の会長が、
『おっさんずラブ』と『dele』は視聴率は悪かったけど、DVDとか配信が好調だから、激賞した、と書いてあった。
…いまさら何いってんだ。
TVってスポンサーの意向ばかり気にしてきた結果、『本当に熱烈なファンがいるコンテンツ』がどれかわかってない。だからファンコミュニティの育て方が極端に下手。もったいない。
はっきり言って、『dele』の続編だったらお金出し
『dele』の心意気
演出の美しさと巧妙さにとりこになっていた金曜ナイトドラマ『dele』。何より、W主人公の二人がとても魅力的で、すっかりやられてしまった(現在ロス中)
物語としては、死後のデータ処理会社が舞台で、坂上圭司とアルバイト(?)の真柴祐太郎が、依頼人の死亡確認をし、親族たちにばれないようにデータを削除する、といった、まぁいわゆる“探偵事務所的”な構成スタイルだ。
しかし斬新なのは、そのふたりのキャラク
TCC新人賞のツイート
さて、体調が悪いせいか、非常に涙もろい。
たとえば、ドラマ『アンナチュラル』のDVDの副音声で「最後の夕日はね、実は亡くなった恋人を表現しているんですよ」という監督たちの裏話にどうしようもなくハマってしまって、「わー、なかどーさんよかったね!!」と、おいおい涙が止まらなかった。
うん、おかしい。(←頭が)
しかしちゃんと感情をひも解くと、たぶん「ものを作って表現してい