CHIKURA Shinsaku

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CHIKURA Shinsaku

すべての本棚を図書館にするサービスリブライズの開発者にして代表社員。公園での仕事をこよなく愛する移動式プログラマー。スタートアップのCTOから大学でのプログラミング講師までと、守備範囲は広め。ご相談は https://note.com/chsh/message からどうぞ。

マガジン

  • 図書館はじめよう。

    • 6本

    2012年に作った小冊子のタイトルにあやかって、リブライズのブログを再開(?)したいと思います。Zineにして配りたい。

  • リブライズの説明書

    • 30本

    分からないことがあれば、コミュニティ掲示板もどうぞ! https://cafe.librize.com/

  • シェルマ開発・運営日誌

    • 2本

    すべての本棚を図書館にするサービスであるリブライズから、本に関わるすべての人に向けた新サービス、シェルマが登場します。このマガジンでは、シェルマの開発や運営に関する話題を中心にお届けします。

  • Pieces of Thoughts

  • 空動画日記

    窓の外にある空を見るのが大好き過ぎて、写真を撮るだけにとどまらず、動きを楽しみたくてタイムラプスを始めてみたらこれがすごくおもしろくてはまってしまった人の日記みたいなnoteです。 YouTubeにほぼデイリーぐらいで公開しています。よかったらチャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/channel/UCfHgjNGXXR9OHN3i11k2P0A

最近の記事

お知らせ: 5/3に本関係のイベントをやります

連休後半スタートの5/3、世田谷区にある100人の本屋さんで、実証実験と称したイベントをやります。新しいサービスのタネを思いついたので、それが個人の棚がある本屋さんと組み合わせるとおもしろくなるのかならないのか、みたいなのを確かめる会です。 オーナーの吉澤さんにアイデアを相談したところ、それイベントでやるべき!と背中を押していただいたので日程を調整して5/3 13:00から開催することにしました。 何のことやらわからないとは思いますが、新サービスの生まれるところに立ち会え

    • GitHub Codespacesをプログラミング教育で使う運用が定まらない

      以前こんな記事を書いた。大学でプログラミングを教えるのにクラウドIDEを使えばパソコンごとの差を気にせず、同じ環境が提供できてよいという話だ。ツールとしてはReplitを選択していた。 しかしその後、Replitは教育機関向けプランを廃止するというアナウンスを出し、2024年の8月末に完全に消去というアナウンスも届いた。消去に伴うデータエクスポートツールもあり、無料で使っているのが申し訳ないぐらい丁寧な対応だったが、あらためて別のツールを探す必要に迫られた。 結果的には、

      • OrbStackのコンテナドメイン公開が便利という話

        MacでDockerを動かすのにOrbStackを使っているのだけど、コンテナの中で立ち上げたサーバにhttps+ドメイン名でアクセスできる機能があって、複数のコンテナを立ち上げておいたときのport conflict問題もなくなり、幸せな日々が過ごせるようになりました。 https://docs.orbstack.dev/docker/domains docker composeを使って立ち上げているコンテナがある場合、 https://サービス名.コンテナ名.orb

        • 名もなき軽出版の話

          今日は Startup weekend tokyo web3に行き、その後Code for Japan Summit 2023にも顔を出した。文学フリマなどの軽出版の盛り上がりの話はどちらで話してもまったく知られていなかったので、むしろこれはこれから広める余地がありまくりで、とてもよいことなのではないかと思った。 軽出版の話は、何となく、初期のコワーキングのムーブメントにも似ていて、面白がりな人がいったん凝縮しておもしろさの密度が高くなり、それがどこかで外に向かって拡散して

        お知らせ: 5/3に本関係のイベントをやります

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        記事

          JetBrainsのドキュメントツールWritersideを試す

          DEVCLASSに、JetBrainsがWritersideという開発者向けドキュメントツールのプレビュー版をリリースしたという記事が出ていたので試してみた。 ぼくはRubyMineなどを使っているので、JetBrains Toolboxからインストール。(画面はすでにインストール済みのもの) アプリの見た目はいつものJetBrains IDE。 New Projectを選択すると、動画が埋め込まれた説明が表示される。 左上の+から、新しいtopic(ファイル)を作れる

          JetBrainsのドキュメントツールWritersideを試す

          10万坪のオフィスで自由に働く

          ぼくのオフィスは10万坪、と、会う人には言っているのだが、もちろんアメリカにある有名IT企業ではない。練馬区にある光が丘公園のことだ。いやまあオフィスですらない。😀 公園には珍しく、机が多い。非常時の緊急避難先にもなっているようなので、そのために整備されているということもあるだろう。 しかしこれが仕事にはとてもよい。写真にあるのは一般的な机のタイプだが、公園の真ん中あたりの広場には、円形の石でできた机があり、ここもまた居心地がよい。 公園そのものが広大なので、仕事をする

          10万坪のオフィスで自由に働く

          100人の本屋さんに行ってきました

          PAX Coworkingで知り合った吉澤さんが、世田谷松陰神社前で運営している 100人の本屋さん という、本屋さん兼コワーキングスペースに行ってきました。 場所は本当に松陰神社駅からすぐ近くで、ファミリーマートの横にある階段を上がっていった二階にあります。ちょうどお昼時だったこともあり、向かいにあるお弁当屋さんでそれぞれランチを買い、スペースに戻って食べながら話をしました。 100個あるという棚はほぼいっぱいでした。それぞれの棚は棚主の個性がそのまま反映されていて、一

          100人の本屋さんに行ってきました

          祝Rails20周年🎉その始まりを少しみてみる

          Rails World - 2023のページをみていたら、今年はRailsが20歳になるのだという。ぼくが存在を知ったのは2005年ごろだったので、少し早いかなと思ったのだけど、ソースコードがあるのだから、その履歴を見ればすぐにわかるのではと思い見てみた。 GitHubをみるとこれが最初のコミットだった。2004年11月24日。 ただ、よく見ると、SVN(Subversion)のURLも書いてあって、Railsの本当の最初のコードはSubversionでバージョン管理されて

          祝Rails20周年🎉その始まりを少しみてみる

          ソトワーキングではなぜアイデアが出やすいのか

          公園のような場所で仕事をすることをぼくはソトワーキングと呼んでいる。ソトワーキングではアイデアが出やすかったりするのだけど、なぜそうなるのかという事象を説明するのに「外部から人間に入ってくる適切な量の刺激」からもたらされるという仮説を持っていて、たぶんこれでいろいろ説明できそうな気がしている。 例えば、外だと風の動きは刻一刻と変わり予測不能だが、これも強風とかでない限りは「適切な量の刺激」とみなせる、とか、近くでトランペットを練習しているのは「多すぎる刺激」でダメとか、部屋

          ソトワーキングではなぜアイデアが出やすいのか

          gistに載せた小さいプロダクト

          6年ほど前に書いた、macOSのカラーパレットにロードできるカラースキーム定義ファイルにコメントがあった。Sonomaで動かないらしい。自分で試したところ問題なかったので、エラーの状況がわかる情報を送ってくれと返した。サポート的なものでもコメントはうれしいものである。(数が少ないうちは😆) 自分でも作ったことを忘れていたぐらいで、しかもgistというメモ書き+αのページなのだけど、Starが少し付いていたり、Forkもあったりと、意外と参照されていたようだ。 clrファイ

          gistに載せた小さいプロダクト

          爽やかな朝を彩る鳥の声

          暑さがどこかに行って涼しい言うよりはむしろ一気に秋の中ごろまで進んでしまった感のある朝。 窓を開けていると、ジャングルの中を再現した音声にあるような甲高い鳥の鳴き声が結構近くでずっとしていて、一匹二匹というよりもっと多く集まっている感じ。音声で鳥の種類を判別してくれるアプリがあって、それで調べてみると、「チャガシラヒメゴジュウカラ」「マツアメリカムシクイ」と出てきた。(実際には英語名) 姿はみていないので、日本に本当に生息しているかはわからないが、小鳥的なものだということは

          爽やかな朝を彩る鳥の声

          Gemfileで.ruby-versionを参照する

          たまたまYouTubeでGoRailsのscreencastをみていたら、Gemfileでrubyバージョンを指定する部分が ruby file: '.ruby-version' になっていた。 いつからかはわからないけど、元々は ruby "3.2.2" のように直接バージョンを書くようになっていた。rbenvを使っている場合、同じバージョンを `.ruby-version` というファイルに書くので重複してしまう。なので自分では ruby File.read(

          Gemfileで.ruby-versionを参照する

          私を作った仕事たち

          先日、CTOを務めていたLaboratik株式会社を退任した。会社のステージが変わり、ぼくが得意なことと会社として必要とされることがマッチしなくなったというのが一番の理由だが、ずいぶん長く働いたので、少し立ち止まって自分のこれからを考えてみたくなったというのもある。 ソフトウェアエンジニアとして、私「が」作ったプロダクトは多いが、実のところ、そのプロダクトは私「を」作ったものでもある。普段とは逆に、そういったプロダクトを作ることによって、私がそれにどう影響され、その後どう行

          私を作った仕事たち

          クラウドIDEをプログラミングの練習に使う

          ぼくが大学でやっているプログラミングの講義ではreplitというのを使っている。これはクラウドIDEと呼ばれるもので、ブラウザ上で動作するプログラミング環境のことだ。 ブラウザがあれば動くため、利用しているのがどんなOSのパソコンであっても問題なく使える。キーボード入力は少し面倒ではあるがタブレットでも使える。また、手元に自分のパソコンがなくても、誰かのパソコン(のブラウザ)を使えば、すぐにいつもと同じ環境にアクセスできる。 プログラミングを教えるとき、一番のネックになる

          クラウドIDEをプログラミングの練習に使う

          macOSで編集できる自分アイコンがよかった

          macOSのユーザアイコンと言えば、野球のボールとかあきらかにやる気のないオブジェクトが並んでいて、積極的にこれを選んでいきたい!というものがまったくなかったのだが、ふと設定をみていると、miiっぽいキャラクターをデザインできるようになっていた。Venturaぐらいからなのかなあ。 決して似ているものを作れたわけではないのだが、やってみると、髪型とブルーグレーのTシャツ、みたいなところは自分っぽいかな。 たかがアイコンではあるのだけど、ポップな感じが今風に思えてよい。やる

          macOSで編集できる自分アイコンがよかった

          urban hike

          散歩と言うと、自分の家の近所を、人によっては犬を連れたりしながら歩くこと、という意味だと思うのだが、もう少し気合いを入れて歩く場合の言葉がうまく見つけられずにいる。 散歩をウォーキングを言い換えるなら、ハイキングという言葉になるのかなと思うのだけど、どこかの山に出かけていって行うアクティビティと言うニュアンスもあり、少し誇張しすぎではある。 例えば、仕事で客先に行く必要があったとき、あえて少し方向が違う、離れたところで電車を降りて、そこから何キロか歩く、みたいな行動をぼく