そして、ケースワークの母になる・メアリー物語②
皆さん、こんばんは。モモです^^
毎週日曜日の夜にソーシャルワークに恋をしてともに旅する世界ー第2章ー
先週、第2章の本編の旅を始めることができました。ほっ
そして、夜なのでなんとなく、なるべく読んでいて「落ち着く・のんびり・なんだか安心・なんかちょっとだけ面白いかも」そんな気持ちになれるような旅物語にしていきたいなと思っています^^心持だけでなかなか実現できていませんが。
初めての方はようこそ!
たまにのぞいてくださる方、ありがとうございます^^
リピータの方、心からありがとうございます!
今夜ものんびりと旅をしていきます。
理想は「アナザースカイ」のような感じ。そしていつもの旅のアテンション♪
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・一応連載ですが、この話だけでも読んでいただけたら嬉しいです。
・眠い時が寝るとき♪そんなときは、「おやすみなさい^^」
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ざっくりあらすじ
序章では、約25回にわたって産業革命の時代のイギリスで、ソーシャルワークの源流地をたどる旅をしていました。様々な制度や人や出来事をたどる旅でした。
そして、第2章からは、アメリカ東海岸で旅をしています。イギリスが源流地とされるソーシャルワークがその後どのようにして確立していったのか、皆さんとその軌跡をたどる旅をしているところ(という設定!)です。
ここで、前回の旅のまとめを紹介させてください。
前回の旅のおみやげ_________________________
アメリカでのソーシャルワーク、その立役者となったのは、貧しい家庭に育ったメアリー・リッチモンド。COSの求人のチラシを見つけたことが、のちの彼女の人生は大きく変えることになった。 __________________________________
メリーランド州でメアリーのシンデレラストーリー
前回お話ししたメアリーの生い立ちのお話をとてもとてもシンプルにまとめるとこうなります。
頼れる家族がいない貧しい環境で真面目に事務の仕事をしながらなんとか生活していた女性がいました。その女性は、たまたま会計事務の求人のチラシを見て応募、ボルチモアのCOS(慈善組織協会)で働くことになりました。そこで彼女は、徐々に会計ではなくメインの事業である貧困家庭の救済活動に関心を持ち始めました。・・・そして彼女は、その業界の母と呼ばれるまでに活躍し大成しました。
なんとなく物語風に書いてみました、まだまだですね。
何よりも「・・・」の部分を端折りすぎ。そこが一番大事なところ。ということで今夜は、「・・・」の部分の話をしたいと思います。
27歳には事務局長になるほどの才能
メアリー・リッチモンド(Mary Richmond)が、ボルチモアの慈善組織協会(COS)で働き始めたのは25歳、そして、2年後には事務局長にりました。27歳という若さに驚き!人手不足だったのか、才能を評価してもらえたのか、詳細は不明です。とにかく速いスピードで昇進したことは明らかです。
そして、事務局長にもなると会計のことだけに関わっているわけにはいきません。きっと会計の仕事に関わる中で協会全体の事業活動についても認識を深めていったのでしょう。これは憶測ですが、彼女自身の幼少期の辛い経験が貧困救済の取組に強い関心を抱くきっかけになっていたのかもしれません。
とにかく、努力を積み重ねてきたリッチモンドをちゃんと評価してくれる方がいて良かったです。
その後、彼女は、フィラデルフィアのCOSの事務局長になったり、全米のCOSの調査研究を行うラッセルセイジ財団の慈善組織部の部長にまでなりました。年齢的には40代、年代的には1900年以降の話です。
そして、ケースワークの母になる。
序章のイギリス編でソーシャルワークの源流は、産業革命期の貧困対策にあるというお話をしましたが、アメリカのCOSでも貧困対策の活動がメインで行われました。そして、貧困対策の中でも、徐々にケースワークというものが活動のカギとなる取組になりました。
ケースワーク・・・きいたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。「全く知りません」、そんなあなたも安心してください。社会福祉用語辞典にある説明を簡単にするとこんな感じです。
ケースワーク・・・日本語だと個別援助技術で社会福祉援助の方法、ソーシャルワークの体系の1つと位置付けられている。ソーシャルワークの中心として発展したもの、原型はアメリカのCOSでの友愛訪問による個人や家族への援助のアプローチのこと。
どうでしょう。「なんとなくOK」「なるほど」「?」「もやもやする」「よくわかららない」いろんな方がいらっしゃると思いますが、ケースワークについては、人物紹介でさらっと触れるものではないので、次回以降、ケースワークだけをテーマにした追加の旅をしたいと思います。
メアリーは、このケースワークを体系化した人として後に「ケースワークの母」と呼ばれるようになりました。そう、体系化したんです。
いつもの文字数の件について
ではどんな体系化をしたのか、その後どのように活躍したのか、それについては・・・なんと次回!のお楽しみです。これでは、尻切れトンボ過ぎるとさすがの私もまずいと思いました。が!このリッチモンドとケースワークの話は、この旅全体の1位、2位を狙えるくらい、旅の重要スポットなんです。なので、無理やりまとめないで焦らずいきたいと思います。
ということで、今夜も!
今回の旅のおみやげ_________________________
アメリカでのソーシャルワーク、その立役者となったメアリーリッチモンドは、27歳の若さでCOSの事務局長となり、最終的にはケースワークの母と呼ばれるまでに、貧困救済の活動に本格的に取り組んだ。特に広範囲で大規模な活動をしたというよりもその活動自体の体系化に取り組んだ。
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次回の旅のアナウンス
次回は、もう今日の流れをそのままですね。「体系化した!」といってもどんな風に?というところをもう少し詳しく、そして、また新しい人物が登場します。
アメリカ偏、なんだか旅のペースも上がってきたようなないような・・・なんとなくテンポ感は良くなってきている!と自己肯定感高め・謙虚さゼロの前向き思考をしたところで、今夜は以上になります。ここまで読みにくい文章にも関わらず、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。
引き続き次の旅でお会いできるのを楽しみにしています!次の週末まで皆さん、フリースタイルで、各自いろいろ進めていきましょう。
それではみなさん、秋の夜長、少し早いですがおやすみなさい☆彡
また、この旅って何一体?と思った方は、先週お届けした記事をお読みいただけれるととっても嬉しいです。
前回の記事はこちらです^^
この物語全体のお話はこちらです^^
おまけ
この物語のアナザーストーリーはこちらのページで紹介しています。 もしご興味をお持ちいただけた方、ご意見や感想などお待ちしています^^
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