J-POPからも何気なく死生観を感じる瞬間
最近の音楽シーンが語られる際、アーティストが表現する社会性や死生観に着目して語られることが多いように思われる。
例えばSKY-HIのアルバム『カタルシス』。
「カタルシス」は「語る死す」という意味も内包しており、亡くなった友人について歌った『Luce』や、『Luce』で描かれる友人に話しかけているかのような『Young, Gifted and Yellow』などの楽曲がアルバムの中盤に収められながら、アルバム全体の構成をもってSKY-HI自身の死生観を描きつつ、この世界で