Fu-ka Kamoshika

関東の北寄りの地域から再び上京し、音楽やエンタメに愛を注ぐアカウント。

Fu-ka Kamoshika

関東の北寄りの地域から再び上京し、音楽やエンタメに愛を注ぐアカウント。

最近の記事

音楽を、忘れてた。

空にとぶ雲 草にふく風 花にふる雨 忘れてた… 大好きなCrystal Kayのデビュー曲『Eternal Memories』の一節である。 この曲で歌われている、気づけばそこにあるはずのもの、私にとっては「音楽」という存在を、この一節のように忘れていた。 大好きな「推し」が大好きなダンスボーカルグループでボーカルやラップを担当していることが多いため、日ごろついついそのダンスボーカルグループの楽曲ばかりを聴いてしまっており、従来聴いていた「音楽」を全く聴けていないことに

    • 一皮むけた、まさに「成長期」MAGiC BOYZ

      8/24に、EBiDAN発小中学生ヒップホップグループのMAGiC BOYZが3rdシングルとなる『Do The D-D-T!!』を発売した。 EDMのジャンルの1つである「ジャングルテラー」をトラックに盛り込んだ、とにかく「攻め」の作品だと思う。音源としての完成度が高く、普通にクラブ等で流れていても違和感のない作品だと思う。 そして何と言っても、MC3人のラップが素晴らしいと思う。MAGiC BOYZの中学生3人のMCのラップスキルの向上があってこその、音源の完成度だと

      • 音楽の素晴らしさとライブの可能性を教えてくれた、超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism

        超特急の2016年の春のツアー「超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism」。 今回の超特急の春のツアーは2つのテーマを掲げてのツアーであった。従来通りの超特急のダンスとファンによるコールの一体感が味わえる「Synchronism~Shout & Body~」、生バンドによる演奏と超特急のダンスパフォーマンスが楽しめる「Synchronism~Body & Groovin’~」、私は幸運にもどちらのテーマのライブにも足を運ぶことができた(「Shout」の方

        • 乾坤一擲、Lead入魂のニューアルバム『THE SHOWCASE』の素晴らしさ

          ダンスボーカルグループLeadが実に4年ぶりとなるニューアルバム『THE SHOWCASE』を発表した。 多彩なジャンルで「魅せる、聴かせる、楽しませる」というコンセプトのもと、その多彩な楽曲を数々の魅惑的なアイテムに見立て、それらが並べられているショーケースのような構成であることからアルバム名が『THE SHOWCASE』と銘打たれている。そのコンセプト通り、バラエティー豊かな楽曲の数々とメンバーの歌声やラップを堪能し楽しめる内容となっているが、純粋に楽しめるだけで済まさ

        音楽を、忘れてた。

          J-POPからも何気なく死生観を感じる瞬間

          最近の音楽シーンが語られる際、アーティストが表現する社会性や死生観に着目して語られることが多いように思われる。 例えばSKY-HIのアルバム『カタルシス』。 「カタルシス」は「語る死す」という意味も内包しており、亡くなった友人について歌った『Luce』や、『Luce』で描かれる友人に話しかけているかのような『Young, Gifted and Yellow』などの楽曲がアルバムの中盤に収められながら、アルバム全体の構成をもってSKY-HI自身の死生観を描きつつ、この世界で

          J-POPからも何気なく死生観を感じる瞬間

          生まれてはじめてアーティストにファンレターを書いた話

          先日、生まれてはじめてアーティストにファンレターを書き、イベント会場に置かれていたプレボに書いたファンレターを入れてきた。 実はこれまで、大好きな海外サッカー選手や漫画家にファンレターを書いたことはあったが、音楽がこれだけ好きにも関わらず不思議とアーティストにファンレターを書いたことがなかった。自分の感想がダイレクトにアーティストに届くということ自体に照れがあったのだろう、直接伝えたい気持ちがあっても、その気持ちをアーティストに直接届ける勇気が持てなかった。 そんな自分が

          生まれてはじめてアーティストにファンレターを書いた話

          「アーシー」を体現する大野雄大(Da-iCE)の魅力について

          前回の記事では、Da-iCE花村想太くんについて語ってみた。花村くんの稀有な声帯から生み出される歌声は私にとってイマジネーションを掻き立ててくれる存在だと前回語ったが、今回はDa-iCEのもう1人のボーカル担当である大野雄大くんについて語りたいと思う。 もともとDa-iCEは、2014年8月14日のa-nation islandにて花村くんの歌声がまるで「矢」のように自分を突き刺したかのようだったという実体験に感動したところから本格的に興味を持ったのだが、その衝動のままに数

          「アーシー」を体現する大野雄大(Da-iCE)の魅力について

          耳に残るは君の歌声~プレゼント・フロム 花村想太(Da-iCE)

          『フォトジェニック』という言葉がある。 主に写真写りがよいという意味に使われている言葉かと思うが、写真という手法によって被写体の持つ魅力、もしくは思いもよらない魅力が最大限に発揮される被写体に対しての賞賛の言葉としても使われていると思われる。 もともと『フォトジェニック』の語源は「photo」+「genic(~によって作られた)」とのことだが、魅力的な「声」を持ち、その声によって個人の魅力が最大限に発揮されている、『フォトジェニック』という単語から造語を作るなら『ボイスジ

          耳に残るは君の歌声~プレゼント・フロム 花村想太(Da-iCE)

          超特急にハマった訳は。その訳は…

          現在「超特急」というダンスボーカルグループにどうしようもないくらいにハマってしまっている自分がいる。 音楽好きを自称している自分が、ここ1か月の間は超特急楽曲以外の音楽をほとんど聴けていないし、夜な夜な飽きもせずライブ映像を見ているというくらい超特急漬けの毎日…そのくらい超特急にハマっている。Twitterで呟くことも超特急のことばかりになってしまい、もはや自分の中の何かが完全に麻痺してしまっているのを感じている。 これではいけないと思いつつも、ここまで超特急にハマってし

          超特急にハマった訳は。その訳は…