見出し画像

ニチヨルという時間のとらえ方

先日投稿した『平日夜の開演時間について』に続き、現在準備中の有料マガジン『こんな演劇あったらいいのに』のサンプルテキストとして公開します。試し読みとして数本投稿したのち、実際にマガジンを動かす予定です。

日曜日の夜という時間帯について

けして多くはないのかもしれませんが、日曜日の夜にイベントや公演を行う団体もあることから、この時間帯について思うことをちょこっと書きます。

観劇に行く曜日と時間のこと

私は現在、月~金曜日・フルタイムで会社勤めをしています。ですので舞台を観に行くとしたら大体以下のいずれかのパターン。

観に行く曜日と時間の話、私の場合。
木夜 金曜に有休取得した場合
金夜 仕事に多少の余裕がある場合
土昼 おそらくココが一番多い
土夜 繁忙期などはココが増える
日昼 金土が無理だとココになる

平日夜の観劇が難しいというのは前回お話しした通り。となると土日の観劇となるわけですが、当然他の用事もある。ゆえに残された選択肢の中からもっとも有効に時間を使えるタイミングで土曜マチネが多くなります。

土昼がダメな場合には集中力が切れることを覚悟の上で金夜に。そして仕事が立て込む時期には金夜も無理・土曜も半日はゆっくりしたいとなるので、土夜にするか日昼にするかを時間帯と曜日で迷う感じ。日曜の夜は公演があったとしても候補にすら入れません。

日夜公演を選ばない理由

日曜の夜まで出歩く気になれない、ただそれだけです。これは体力に自信のあるタイプ・自信のないタイプという差が大いにあると思います。それから外向型・内向型の違い。私は人が大勢集まる場所が苦手なので(※体力のない内向型なので消耗が著しい)日曜夜はなるべく静かに過ごしたいと思っています。

日夜の理想的な過ごしかた

日曜の夜は月曜の仕事に備えてゆっくり過ごしたい。少し早めにクールダウンして、翌日に向けてコンディションを整えたい。日夜までフルに遊べるタフなタイプの方々からは想像しにくいかとは思いますが、こういうタイプも一定数存在します。これは仲間内でも度々話題に上るので少数派ということでもなさそう。

さいごに・雑感

日曜夜という時間帯のことを深掘りするなんて、もしかしたら需要も必要性も無いかもしれません。こんな部分の理由や都合や考え方なんて取るに足らないこと。大きな問題ではないから。

ただ、だからと言って気にも留めず、「こういうのがパターンだから」で通すことの方が私には理解できないので記しておこうと思いました。「基本的にはこのパターン・慣例だからこれでいいんじゃない?」が多過ぎるのよ演劇業界。

……って、思うよ。

それでいて、「動員が伸びない・ヒットしない・思いのほか広がらないどうしたらいいんだろう?」って、そりゃそうでしょうねぇ。

……って、思うよ。

変なところで超保守的、変なところで超頑固、そういうところを変えてゆきたい。直接的な何かはできなくてもね。少しずつでもね。歴史・過去によってもたらされた今・現在の演劇業界、それが未来に繋がってゆくのだから。

いつまでも変えなきゃ、いつまでも変わらないよ。

この投稿はサンプルテキストとして当面は無料とし、ある程度の期間を経て有料マガジンに格納する予定です。

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

サポートありがとうございます。いただいたサポートは創作活動にあてさせていただきます。