マガジンのカバー画像

80'sの短すぎる小説

31
80'sの短すぎる小説(字数色々)をまとめました!!隙間時間に読んでみて下さい(*´ー`*)
運営しているクリエイター

記事一覧

54字の物語「ゴォーガツ」

54字の物語「ゴォーガツ」

新緑が瑞々しく、草木も成長する季節。
深夜、立派に成長したあなたが、轟かせる轟音に生命のイブキを感じた私です。

54字の物語「自信満々」

54字の物語「自信満々」

「春が一番人気がある季節だよね?」
「え?!どうして?調べたりしたの?」
「知らないの?春一番って言うじゃん!」

54字の物語「約束」

54字の物語「約束」

十年前、私達は桜の木の下で再会の約束をした。
十年後、部屋の窓を開けると春風と共に桜の花弁が部屋に入ってきた。

54字の物語「烏」

54字の物語「烏」

烏は何故鳴くのか?
鳴きたい時に鳴いているのではないか。
僕もやりたい時にやりたい事をやってやると言いわらった。

54字の物語「謎」

54字の物語「謎」

彼女の自宅でお家デート。
彼女がトイレでいない隙に、ふと卒業アルバムを開く。
彼女の名前の上には知らない女の顔。

54字の物語「祝福」

54字の物語「祝福」

あなたは、俺の前で
いつも嬉しそうに、
しあわせそうにして
ての指輪を見つめて
た…。おめでとう。
よい花嫁になれよ。

54字の物語「想い」

54字の物語「想い」

「絶対に結婚しないから。」
なんて言うんじゃなかった。
まさか、時代がここまで変わるなんて。
この世に絶対はない。

54字の物語「おつかい」

54字の物語「おつかい」

お母さんにおつかいを頼まれた。
シーフードドリア。
エビは買った。
お米は買った。
野菜も買った。
あ…かいわすれた。

54字の物語「卒業」

54字の物語「卒業」

卒業式の日、恥ずかしくて、声が掛けられなかった。
人生は、やり直しがきかない。
後一歩を踏み出せていたのなら…。

54字の物語「失恋」

54字の物語「失恋」

「へ?」
僕がそう呟くと、彼女は、顔を真っ赤にして、僕の頬にビンタした。
「デリカシーのない男ってサイテーッ!」

20字小説集 「20字小説に感謝」

20字小説集 「20字小説に感謝」


20字小説応募に際して、誕生した20字小説の数々…。
「棚ボタ」
決勝戦、相手が滑り、相撲大会で優勝…!!

「機転」
帰りにサドルを盗まれブロッコリーを挿す。

「宝探し?」
庭を掘り出たのは温泉ではなく水道管破裂。

「中学生数学模試」
計算せずに、勘で書いた数字が、見事正解!

「手遅れ」
灼けた素肌に、即浸透させる美白クリーム。

「教訓」
マラソン大会で友達同士の同時ゴールは嘘。

もっとみる