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鹿児島を舞台に世界の最先端に挑む「オーグメンテッド・スカイ」

<SF(47歩目)>
若者たちの勢いに未来を託す。

オーグメンテッド・スカイ
藤井 太洋 (著)
文藝春秋

「47歩目」もまた、藤井太洋さんになってしまった。

この作品は、帯に「僕たちは、テクノロジーで世界を「書き直す」」とありますが、鹿児島県の高校生たちが世界を相手に挑むすごいゲリラ戦。

VR世界大会の話で、テロとかとは関係ないのですが、世界のトップたちとやり合う姿が面白い。

武器は「知恵」と「友情」、報酬は「自由」なんて、まさに「いいね!」です。

舞台は鹿児島県の理系を強化している高校。
ちょっと、こんなこと無いだろう!と私も自分の高校時代を振り返るとそんなイメージになる。

しかし、娘たちを持って初めて知ったが、もうこんな時代だね。
都内の幾つかの高校では同じようなことをしている。

先日は徳島の神山まるごと高等まるごと専門学校を見たのだが、藤井さんのSFは2023年には一部実現している。

「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」で文科省の履修モデルと異なることをする学校も増えている。

すると、30~40年前の高校生活・大学生活を語っていると「シーラカンス」になりそうだ。

この作品は、SF作品で「近未来」を描いているが、既に時代が追いついているとも思います。
コチコチ頭を解凍させるのに役立つ作品です。

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