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裏世界に引き込まれてみる「シンコ・エスキーナス街の罠」

<文学(71歩目)>
南米ペルーのドキュメンタリー風フィクションから、夢の世界にまっしぐら(私たち東アジアから眺めると、究極的な異世界であり、フィクションとは言え別世界に取り込まれます)。

シンコ・エスキーナス街の罠
マリオ・バルガス=リョサ (著), 田村さと子 (翻訳)
河出書房新社

「71歩目」はノーベル文学賞受賞者のマリオ・バルガス・リョサさんの最新作。

リョサさんの作品を愛するファンとしては、岩波書店が版権を取らなかった作品(つまり、エロ全開)です。
ただ、生々しいエロはありますが、最後まで文学作品として読ませてくれる筆力がすごい作品でもあり。
私としては、河出書房新社が版権を持つエロのカテゴリーの作品群に究極的にすごいものありと感じています。

この作品は、リョサさんが80歳の時の作品。
心の脱皮を繰り返す人は、80歳になってもまだまだ究極の「愛(love)」が描けることを証明した作品です。

ということで、皆さん、感受性を保ち心の若さを保っていきましょう!!
文学でも、音楽でも、何でもいいのですが、感動することをトレーニングすれば、80歳でも狂おしい「愛(love)」が描けるようです。
身体の若さは運動・睡眠・食事で維持する。心の若さは感動で維持する。これでどうにか行けそうですね!!

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