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五感以外の外交とは「人類の知らない言葉」

<SF(57歩目)>
普通のファーストコンタクトものではない。新しい設定の刺激を味わえる作品です。

人類の知らない言葉
エディ・ロブソン (著), 茂木健 (翻訳)
東京創元社

「57歩目」は、ファーストコンタクトもの、コミュニケーションのツールが面白い。

エディ・ロブソンさんの作品は初めてです。
カバーだけだとよくわからない。創元SF文庫ターゲットの読み進めで出会いました。

色々なファーストコンタクトもので人類は五感を活用してコミュニケーションをとろうと努力する。

今回は、帯にもありましたが「テレパシー」です。
このコミュニケーションにかかわる様々な問題点の中に、亡くなられた生物とのコミュニケーションが入る。ここからが面白かった。
ちょっとカバーだけだとよくわからない。

でも、故人とのコミュニケーションについての気づきがたくさんある作品でした。

この本自体は地味に見えますが、この分野について色々な作品が出てきそうです。

SF設定から、切り出し方が「いいね!」と思いました。

ファーストコンタクトものって、出会いの瞬間がメインイベントになりがちですが、それからの関係性の構築がとても興味深く、結果として最後まで読むと「いいね!」と思いました。

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