デジタルな振る舞い

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人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てることを目指して、デジタル・AI関連コミュニティを提供しています。合言葉は「カチカチ」 https://digital-furumai.com/

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記事一覧

鳶が鷹を産むのは偶然じゃない

今回は「鳶が鷹を産む」について。 平凡な親がすぐれた子を産む例えですが、 それは偶然ではないというお話です。 先日、私はある経営者の集まりに参加しました。 住ん…

ツールではなくルールとしてのデジタル

今日は「ルールとしてのデジタル」です。 もうツールの域を超えていませんか、というお話です。 多くの人はデジタルを単なるツールと見なしがちですが、 現代のビジネス環…

「いい時代になった」そうです。

今日は、「いい時代になった」という ある方の発言に焦点を当てます。 そのある方とは、 ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学の学長、 大前研一さんです。 先週末、私は…

【事業の創り方#27】不易流行

今日は不易流行についてです。 本質を追求しながらも流行を取り入れていくこと、についてです。 私がビジネスを始める際に重視していることに 「人間の根本的な悩みにどう…

日本人の8割が知らない?商機

今回は世界の常識は日本では(意外と)知られていない というお話です。 日本の常識は世界の非常識、なんてのはよくありますが 日本でも商機があるんですよ、というお話で…

シンガポールではむしろアップスキリング

今回はシンガポールのアップスキリングについて お話しします。 先週私はシンガポールとクアラルンプール(KL) を巡ってきました。 目的はビジネスパートナーとのキャッ…

平均年齢50歳、非エンジニアのビジネスパーソン達が20個のAIアプリを開発

こんにちは。デジタルな振る舞い株式会社です。 今日は、先日行われたデジタルな振る舞いキャンプ、ビジネスAIマスターのピッチデイイベントのレポートをお届けします。 …

【事業の創り方#26】10x(テンエックス)

今回は10x(テンエックス)について。 「限界を超えろー」とか 「制約条件を捨てろー」とか 昔からできない上司(失礼w)に言われる アレです。 今のビジネスを10倍に…

【事業の創り方#25】継業について、もう一つ。

前回お話しした継業について 少なからず反響がありましたので、 今回も取り上げます。 継業には興味があるけれども 買収する資金が足らない そんな方でも継業に取り組め…

【事業の創り方#24】継業に注目

今日は継業についてお話しします。 起業ではなく 創業でもなく 継業、 つまり事業承継ですね。 すでにある事業を引き継ぎますので 第二、第三の創業といってもいいかもし…

【事業の創り方#23】ビジネスには「一番」が3つある

今日はビジネスにある 3つの「一番」について。 3つあるうち どれがあなたや新規事業に適しているのか 考えてみて下さいね。 1つの目の一番はナンバーワンです。 他社と…

【事業の創り方#22】ドリームキラーにご用心

今日はドリームキラーについてです。 ドリームキラーとはその名の通り 夢や目標を壊す人を指します。 情熱をもって前進しようとする人の心を迷わせ、 時には破壊してしま…

【事業の創り方#21】商品(とあなた)の価値を左右するもの

今日は商品の価値についてです。 自分が思っているほど他人は価値を感じてくれない。 逆に、自分が思っていた以上に他人は評価してくれる。 そんな経験はありませんか? …

【事業の創り方#20】座学と実学

今日は座学と実学についてです。 例えるなら、 素振り1000回でヒットは打てますか? というお話です。 素振りは大事ですよね。 バットの握り方、ボックスでの立ち方、 目…

【事業の創り方#19】ニッチな市場の見つけ方

今日はニッチ市場についてです。 いわゆるスキマですね。 ニッチ市場とは一般的に ニーズはあるが規模が小さいマーケットを指します。 規模が小さいから大手が参入してこ…

【事業の創り方#18】今再び考えたいプラットフォーム戦略

このメルマガでは、起業副業、新規事業。 アイデアを事業化する方法について お伝えしています。 前回まではアイデアの言語化、具体化、数値化 についてお話しました。 …

鳶が鷹を産むのは偶然じゃない

鳶が鷹を産むのは偶然じゃない

今回は「鳶が鷹を産む」について。

平凡な親がすぐれた子を産む例えですが、
それは偶然ではないというお話です。

先日、私はある経営者の集まりに参加しました。

住んでいるエリアが近い人たちの集まりで、
メンバーは年商数億から数十億円の企業を経営されています。

その会話の中心にいたのは、
ご自身は大学教育を受けていないにも関わらず、
お子さん二人が日本の旧帝大とシンガポール国立大学に進学したとい

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ツールではなくルールとしてのデジタル

ツールではなくルールとしてのデジタル

今日は「ルールとしてのデジタル」です。
もうツールの域を超えていませんか、というお話です。

多くの人はデジタルを単なるツールと見なしがちですが、
現代のビジネス環境では、それを遥かに超えた存在になっています。

会議はTeams
コミュニケーションはSlack
CRMはSalesforce

これくらいであれば問題ないでしょう。
しかしそれが、

デザインはFigma
事前分析はAnalytic

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「いい時代になった」そうです。

「いい時代になった」そうです。

今日は、「いい時代になった」という
ある方の発言に焦点を当てます。

そのある方とは、
ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学の学長、
大前研一さんです。

先週末、私はBBT大学の卒業式に教員として参列しました。
担当した科目や卒論のゼミ生を送り出すためです。

その卒業式で学長が「いい時代になった」と述べたのは、
他ならぬデジタルの進化がもたらす恩恵についてでした。

ビジネスはかつて企業レベ

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【事業の創り方#27】不易流行

【事業の創り方#27】不易流行

今日は不易流行についてです。
本質を追求しながらも流行を取り入れていくこと、についてです。

私がビジネスを始める際に重視していることに
「人間の根本的な悩みにどう応えているか」があります。

例えば、美容や健康業界であれば、
「もっと魅力的になりたい」という深い欲求に対応しています。

この欲求は「現状の自分は望んでいる状態にない」
という問題意識に基づいています。

しかし重要なのは、この根本

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日本人の8割が知らない?商機

日本人の8割が知らない?商機

今回は世界の常識は日本では(意外と)知られていない
というお話です。

日本の常識は世界の非常識、なんてのはよくありますが
日本でも商機があるんですよ、というお話です。

あなたはラマダンをご存知でしょうか。

ラマダンとはヒジュラ暦(イスラム暦)9番目の月のことで
一般的には断食することで知られています。

ですので日本でラマダンというと
苦しい苦行、可哀想、なんて時代錯誤な
などのイメージがあ

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シンガポールではむしろアップスキリング

シンガポールではむしろアップスキリング

今回はシンガポールのアップスキリングについて
お話しします。

先週私はシンガポールとクアラルンプール(KL)
を巡ってきました。

目的はビジネスパートナーとのキャッチアップで、
もちろんデジタル教育の状況も見てきました。

シンガポールは一年ぶり、
KLは4年半ぶりだったのですが、

驚いたのは
物価の高騰とビジネス客の多さ、
特に南アジア客の多さにはびっくりしました。

物価の高騰は報道で知

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平均年齢50歳、非エンジニアのビジネスパーソン達が20個のAIアプリを開発

平均年齢50歳、非エンジニアのビジネスパーソン達が20個のAIアプリを開発

こんにちは。デジタルな振る舞い株式会社です。

今日は、先日行われたデジタルな振る舞いキャンプ、ビジネスAIマスターのピッチデイイベントのレポートをお届けします。

ビジネスAIマスターキャンプは7週間のプログラムで、生成AIの基礎から始まり、最終的にはChatGPTを活用したアプリGPTsを開発し、世の中に公開することを目指したキャンプです。

そして、先日開催された4月6日のピッチデイにて、な

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【事業の創り方#26】10x(テンエックス)

【事業の創り方#26】10x(テンエックス)

今回は10x(テンエックス)について。

「限界を超えろー」とか
「制約条件を捨てろー」とか

昔からできない上司(失礼w)に言われる
アレです。

今のビジネスを10倍にするためには
どうしたらよいかという思考法ですね。

今日はその考え方についてではなく、
私がセミナーで使った例をご紹介します。

先日香川県主催のセミナーに招聘されました。

テーマは「MICEでの食事」について。
聴衆は飲食

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【事業の創り方#25】継業について、もう一つ。

【事業の創り方#25】継業について、もう一つ。

前回お話しした継業について
少なからず反響がありましたので、
今回も取り上げます。

継業には興味があるけれども
買収する資金が足らない

そんな方でも継業に取り組めるのが
サーチファンドです。

サーチファンドとは
あなたが継業するための資金を
投資家から集めるモデルです。

プロセスは大きく二つあります。

まずサーチ(探索)フェーズで
投資家から資金を得て
継業したい中小企業を探し、
DD(

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【事業の創り方#24】継業に注目

【事業の創り方#24】継業に注目

今日は継業についてお話しします。
起業ではなく 創業でもなく 継業、
つまり事業承継ですね。

すでにある事業を引き継ぎますので
第二、第三の創業といってもいいかもしれません。

私は長年この継業に注目してきました。
なぜなら、トラックレコード(実績、履歴)があるからです。

すでに会社が存続してきているということは
売るものがあり、買うものがあり、
買ってくださるお客様がいらっしゃるということ。

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【事業の創り方#23】ビジネスには「一番」が3つある

【事業の創り方#23】ビジネスには「一番」が3つある

今日はビジネスにある
3つの「一番」について。

3つあるうち
どれがあなたや新規事業に適しているのか
考えてみて下さいね。

1つの目の一番はナンバーワンです。

他社との競争に勝ち抜いて
勝ち取ることができるポジションです。
一般的にイメージされている一番ですね。

2つ目の一番はオンリーワンです。

ナンバーワンの状態が続けば
突き抜けた一番になることができます。
アウトスタディングとも言わ

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【事業の創り方#22】ドリームキラーにご用心

【事業の創り方#22】ドリームキラーにご用心

今日はドリームキラーについてです。

ドリームキラーとはその名の通り
夢や目標を壊す人を指します。

情熱をもって前進しようとする人の心を迷わせ、
時には破壊してしまう人です。

平たく言えば、足を引っ張る人。
私からすると、無責任な外野ですw

彼らはしばしば冷笑的な発言や
さも自分が熟知しているような物言いで
やる気になっている人の意欲を削ぎます。

そして時には
人々を不安や自己嫌悪に苛ませ

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【事業の創り方#21】商品(とあなた)の価値を左右するもの

【事業の創り方#21】商品(とあなた)の価値を左右するもの

今日は商品の価値についてです。

自分が思っているほど他人は価値を感じてくれない。
逆に、自分が思っていた以上に他人は評価してくれる。
そんな経験はありませんか?

自分が思っているほど他人は価値を感じてくれない
ことが多いのではないでしょうか。

それを端的に示す例をご紹介しましょう。
『ワシントン・ポスト』誌が行ったある実験です。

この実験では、ある著名なバイオリニストが
名を伏せて地下鉄の

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【事業の創り方#20】座学と実学

【事業の創り方#20】座学と実学

今日は座学と実学についてです。

例えるなら、
素振り1000回でヒットは打てますか?
というお話です。

素振りは大事ですよね。
バットの握り方、ボックスでの立ち方、
目の位置、顔の向き、力の入れ方。
色々と注意を払うことはあります。

でも、実際の試合でバットを振ってみなければ、
いざ本番での対応は難しいでしょう。

別のお話としては
「●●パスポートは取ったけど手は動かない」
というのもあり

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【事業の創り方#19】ニッチな市場の見つけ方

【事業の創り方#19】ニッチな市場の見つけ方

今日はニッチ市場についてです。
いわゆるスキマですね。

ニッチ市場とは一般的に
ニーズはあるが規模が小さいマーケットを指します。

規模が小さいから大手が参入してこない、
我々のようなベンチャーがまず狙うマーケットです。

ベンチャー企業を経営している私も例外ではなく、
新規事業のほとんどはニッチ市場で立ち上げます。

理由は至ってシンプルで、
大手に正面からぶつかっても競争にならないからです。

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【事業の創り方#18】今再び考えたいプラットフォーム戦略

【事業の創り方#18】今再び考えたいプラットフォーム戦略

このメルマガでは、起業副業、新規事業。
アイデアを事業化する方法について
お伝えしています。

前回まではアイデアの言語化、具体化、数値化
についてお話しました。

今回はその使い方の一例をお話しします。

私はあるビジネススクールで起業を教えていて、
最終課題は『創業計画書』の作成を課しています。

それは融資の審査を受けるのに必要な書類で、
日本政策金融公庫のフォーマットを用いています。

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