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【Essay】日記や思ったこと

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#音楽

音楽の鳴らない部屋

音楽の鳴らない部屋

家にいるときは常に音楽を流している。

帰宅して手を洗いルームウェアに着替えて音楽を流す。一人暮らしを始めた大学生の頃からずっと続いている習慣だ。

僕の部屋には絶えず音楽が流れている。

休日や22時以降の人の少ないオフィスで音楽を聴きながら仕事をするのが好きだ。

ここのところ色んな情報の洪水で情報疲れをしてしまって。少しでも飛び込んでくる情報を減らそうと、音楽をかけない生活をおくっていた。

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僕に希望を届けてくれたのは音楽だった

僕に希望を届けてくれたのは音楽だった

音楽が社会と繋がる手段だった高校生くらいまで、社会から発せられる大人は大変だというメッセージが漠然と未来にのしかかり、大人になることは辛いことだと思いこんですごしていた。

そんな僕に希望を届け、未来を切り拓いてくれた存在が音楽だった。

僕の地元は十勝の音更町。食や温泉、生活に紐付いた魅力的な物資に恵まれた地方だ。その代わり文化的なものはほとんどなくて、サラリーマンという職業もテレビの中だけの存

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時には過去に助けてもらってもいいじゃないか。

時には過去に助けてもらってもいいじゃないか。

過去に浸るのはかっこ悪い。昔を振り返るより今を生きることに集中するべき。それはきっと正しいことなのかもしれない。
だけど辛いときや暗闇の中にいるようなときは、目の前から目を逸らして、過去に逃げてみてもいいんじゃないか。

「止まない雨はない」「明けない夜はない」歴史や人々はそう言ってくれる。頭ではわかっている。自分の過去だってそれを証明している。だけどどうしても心が追いつかないときもある。だからこ

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コンテンツに浸る、という楽しみ方。

コンテンツに浸る、という楽しみ方。

僕は音楽がすきだ。小学生の時から家では何かしらの音楽を聴きながらすごしている。

ふりかえると、年間で聴くアルバムの量は年々増えている気がする。

iPodの登場、メモリーの低価格化、定額サービスの登場により安価により多くの曲にどこからでもアクセスできるようになった。

こういった利便性が後押しして、興味にかりたてられるようにいろんなアルバムを聴いた。サブスクリプションサービスに入っているが故のも

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世界を平和で満たす歌声、ボブ・ディラン

世界を平和で満たす歌声、ボブ・ディラン

シン・テジュンさんのnoteより、Bob Dylanの動画に出会った。

ボブ・ディラン。音楽会のレジェンド。生きる伝説。50年前のこの映像の中で歌う彼は半世紀前とは思えないように生を感じる歌声で歌っている。

彼の声は、ニュアンスは不思議だ。世界平和なんて気が遠くなるけれど、彼の声を聞いているときだけ、僕は世界は平和なんじゃないかと、錯覚することができる気がする。

「世界を平和で満たす歌声」そ

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