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適応障害だけど、ハッピーです

6年ほど勤めた前職を辞めて、転職してから1年経ったところ、まさか適応障害になりました。
一人目の先生にはうつ病と診断され、数日後別の病院で再検査すると、適応障害だと診断されました。なんとなくこっちかなって納得したので、一旦そう言うことで。

元気な私はなんで?

いつも元気で明るい(自信あり)自分が適応障害になったのか?
一番大きい原因は職場環境、特に上司です。

前職はスピード感のある消費財で、上司がバリバリのキャリアウーマンで業界内でも有名なぐらい優秀な方です。バトルもしょっちゅうありましたが、私の中ではとても尊敬できる方で、数字を持ってロジカルに働くこと、プロジェクトのファシリテーションなど、たくさん学んで、育てられました。

現職は、業界内でも間違いなく一番のコンサバなところです(言えない)。
そして上司は同じ会社・部署・チームに25年以上在籍(もはや化石!?)して、アシスタントからディレクターまで上り詰めた人。誰よりも会社の社内政治や歴史に詳しい方ですが、仕事にかんして要は「世の中の一般的な常識がない人」でもあります。
仕事のスタイルや能力だけで言うと、前職の上司はまさに真逆なタイプです。細かくてマイクロで、プラクティカルでファクチュアルベースの考え方より、社内のパワーと政治に一番左右され、数字なしでも大きいな決断しちゃいます。そしてチーム全体が暗い雰囲気となり、上司に対しての不満でむしろ団結してる不思議な状況です。
言い方やコミュニケーションは若干わかりづらい部分もあれば、まぁ世の中一般的で言うとパワハラに当てはまる項目が多いかなと思われる上司です。

N+2とも相談したけれども、ポジティブに応じてみるとか、オープンマインドにこの会社独特にカルチャーに馴染んでみるとか、いろんな努力したとはいえ、常識かけてる上司と環境に負けてしまい、気付けば適応障害になりました。最初はただ数ヶ月ゆっくりと毎日楽しくないと感じたり、ハッピーなはずのタイミングでも、ちょっと頭の後ろに曇ってる感覚がありました。それは果たして仕事に満たされてないからか、プライベートがうまく行ってないからか判断つかず、結局トリガーになる事件がいくつか重なり、突然糸がポツンと切れました。

休職します。


2ヶ月お休みという診断書が先生に出され、会社に行き、書類届けと同時に、人事やN+2にあたる会社の偉いひととミーティングすると、まさか地獄の時間が待ってました。

私の状況をお伺うという名の、会社の古い人たちを守るために、責められる2時間でした。どの事例を上げても、あなたはもうちょっとこうすればよかったんじゃない?上司もあなたとのやり取りで辛い思いしてるよと。喋り出したら止まらない、または強引に自分の思いをぶつける部分も、パッションですと。まぁ、なかなか顎外れすぎて脱臼するんじゃないかっていうような発言が数々、私一体なんでここにいるんだろって思いました。

ハラスメントに関しても、社内のチェックリストで照合して、当てはまる案件多いですと伝えると、人事から、あなたは今の健康状態で調査受けられないようね、受けない方が体調のためにもいいじゃないかと勧めてきました。そしてまたまた衝撃的な発言は、ハラスメントって、人のよって受け取り方が違うじゃない?と。なんてショック。
弊社の人事、ハラスメントの定義について勉強しないとやばいぞと思いました。

録音してる?と聞かれ、してないって回答したものの、もちろん全部してましたし、してて幸いだったなって改めて感じます。こんなにIncompetentでも長年居残って上まで登れた人がたくさんいる理由ようやくわかった気がします。

いざ、休みへ。

そして、大人になってから初の長い休みは一体何をする?
「休む」という概念がいまいち掴めず、どうしてもスケジュール空いてると、何かをしようと考えちゃう癖があって。周りの友人からは、とにかく休んで、何もしないことエンジョイすることだとアドバイスもらったものの、何もしないで廃人になることについても疑問持つし、それにどうやって脳を休ませるのか全くわかってないことに気づいた今です。

Do nothing = 怠けではないことを実践すること自体が課題かもしれません。
空を眺めたり、ボーとしたり、「成果物」や「達成感」を求めないこと。まぁ、思った以上に難しいですね。

考えても無駄なので、毎晩夜寝る前にジャーナリングをトライし始める同時に、ここで文章でこれからの2ヶ月をどう過ごすのかを記録として残そうかと思います。
どうぞよろしくです。

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