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言葉の満員電車

そんなに更新する方ではないのだが ふいにnoteを書きたいとき スマホのメモを見返す 夜の電車で、ベットの上で、満員電車の中で ふつふつと浮き上がった感情が 文字となっ…

春眠
2年前
8

一生分の遺書

知っていると思うが、 iPhoneにメモ機能がある。 わたしの秘密の底の底  未完成の物語が数項目 誰にも言えないような、言ってはいけないような秘密の小言が無数に存在す…

春眠
1年前
4

音の記憶

朝の電車の窓際 リーガルリリーの「好きでよかった。」の隙間の無音の中、これを書いている 起きてから妙に心がパッとしない いろんなものが怖く感じる 朝ごはんを食べそ…

春眠
1年前
2

田園

電車に乗っている 右の窓の外は田んぼで 左の窓の外にはビルが建っていた 不思議だなあ 同じ世界のはずなのに 2つに分断されて 私たちはその真ん中に立っている

春眠
1年前
2

吉田篤弘さんの小説を3冊持ち
夜行バスに乗って東京へ

春眠
1年前

最近読んだ小説に出てきたコークハイの表現が素敵で 20歳になったら真っ先にコークハイを飲んでみたい、と思った

春眠
1年前
1

夜行バス

再来週 ひとり、夜行バスにゆられて東京へと立つことに想いを耽る 真夜中をかけるバスに揺られる気分はどんなものだろうか 再来週にはわかる事なのに そんなことばかり…

春眠
1年前
1

電車の中 半袖と長袖、制服の冬服と夏服が混雑してる。
これが秋か。

春眠
1年前

近所のTSUTAYA

1年前、近所のTSUTAYAが100円ショップになった。 わたしはまだ、信じていない。 そこは、家から1番近いTSUTAYAで小中学生の時はCDを沢山借りに行った。 高校生になってか…

春眠
1年前
2

落ち着く場所、モノ、好きなもの

落ち着く場所と言えばやはり、映画館。 映画が好きで、学校帰りや遠出の寄り道に時間を見つけては映画館へ行く。 昔は映画館がすごく怖かった。 真っ暗で、音が大きくて…

春眠
1年前
3

何も変わらないかも、何か変わるかも

18歳最後の日がもうすぐ終わる クリープハイプのライブを見た いろんなことが頭の中に飛び交って集中するのに苦労した 終わりよければ全てよしって言葉があるように私の18…

春眠
2年前
4

カウントダウン

あと4日で高校生ではなくなる。 私は高校が好きでも嫌いでもなく、ただ平凡に過ごしていた。友達もいるし、嫌なことは特になかったが、すごく楽しいかと言われたらすぐに…

春眠
2年前
2

日日是好日

例えば、洗面所に置きっぱなしのイヤリング 例えば、開けた残骸のダンボール 例えば、手のひらの液晶を覗き込んで終わっていく週末の午後とか 例えば、出かける10分前にな…

春眠
2年前

幽霊の詩

電車の音 窓に張り付いた幽霊のように 鳴くのがヘタな野良犬のように 反対側の外の世界は だれか知らない人の影で見にくい 電気でできた線から流れてくる 何か知らない音が…

春眠
2年前
1

街の上で

ずっっと観たくてやっと観に行けた映画。 下北沢の懐かしい感じがたまらなくいい。 どこにでもありそうでどこにもない。 価値観が変わった。 夜にふらっとライブ見に行った…

春眠
3年前
3

映画

高校生になってからよく映画を観る。 借りて観たり、足を運んだり。 観たい映画をメモ帳に溜めて近くのTSUTAYAへ借りに行く。 木曜日は学生割で旧作が1本無料なので、木曜…

春眠
3年前
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言葉の満員電車

そんなに更新する方ではないのだが
ふいにnoteを書きたいとき
スマホのメモを見返す

夜の電車で、ベットの上で、満員電車の中で
ふつふつと浮き上がった感情が
文字となってメモの中に残されている

消してしまいたいほど恥ずかしいものも
我ながらいい詩も
そこには私の頭の中から出てきた糸で紡がれた言葉たちがぎゅうぎゅうに詰まっている

誰に見られるわけでもない
私の言葉たち

いつかnoteに書き残

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一生分の遺書

知っていると思うが、
iPhoneにメモ機能がある。

わたしの秘密の底の底 

未完成の物語が数項目
誰にも言えないような、言ってはいけないような秘密の小言が無数に存在する。

映画の記録やいつか行きたい場所、読みたい本など、わたしの全てがそこにはある。

推敲してnoteに投稿したものもいくつか。

自分が書いた文字よりも情がなく、浮き沈みがなく丁度いい。活字が好きだ。
もし、家族や友人、好き

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音の記憶

朝の電車の窓際
リーガルリリーの「好きでよかった。」の隙間の無音の中、これを書いている

起きてから妙に心がパッとしない
いろんなものが怖く感じる

朝ごはんを食べそびれたからか
大寒波が日本を襲うからか
昨夜みた映画のせいだろうか

すべてのことが混ざり合って
私を不穏な闇に陥れようとしている

イヤホンから聞こえる音楽が
脳天をつくような時がある
初めて音楽を聴いた時の、あの感じ

世の中に存

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田園

田園

電車に乗っている
右の窓の外は田んぼで
左の窓の外にはビルが建っていた

不思議だなあ

同じ世界のはずなのに
2つに分断されて

私たちはその真ん中に立っている

吉田篤弘さんの小説を3冊持ち
夜行バスに乗って東京へ

最近読んだ小説に出てきたコークハイの表現が素敵で 20歳になったら真っ先にコークハイを飲んでみたい、と思った

夜行バス

夜行バス

再来週 ひとり、夜行バスにゆられて東京へと立つことに想いを耽る

真夜中をかけるバスに揺られる気分はどんなものだろうか

再来週にはわかる事なのに
そんなことばかり考えてしまう

これは、楽しみということなのか、不安ということなのか

しかし、朝5時
長時間のバスから降りた静かな都会の空はとても、綺麗だとおもう

そのとき、その空気を忘れずに吸い込もう

電車の中 半袖と長袖、制服の冬服と夏服が混雑してる。
これが秋か。

近所のTSUTAYA

1年前、近所のTSUTAYAが100円ショップになった。

わたしはまだ、信じていない。

そこは、家から1番近いTSUTAYAで小中学生の時はCDを沢山借りに行った。
高校生になってからは学校帰りにそこに寄って映画のDVDを毎週借りた。
私が映画を好きになったのも、そこで借りたDVDの影響が大きい。
新作コーナーには今思えばかなりマニアックな映画が揃っていて、今でも私の中で大切な作品はそこでパケ

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落ち着く場所、モノ、好きなもの

落ち着く場所、モノ、好きなもの

落ち着く場所と言えばやはり、映画館。

映画が好きで、学校帰りや遠出の寄り道に時間を見つけては映画館へ行く。

昔は映画館がすごく怖かった。
真っ暗で、音が大きくて、これから始まる映画にいつも逃げ出したかった。

今では、映画館だけが私を異世界に連れて行ってくれる大好きな場所だ。

重い扉を開け、中に入った途端現れる巨大なスクリーン。
椅子に座り、視界が真っ白なスクリーンだけになる
あの瞬間。

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何も変わらないかも、何か変わるかも

何も変わらないかも、何か変わるかも

18歳最後の日がもうすぐ終わる
クリープハイプのライブを見た
いろんなことが頭の中に飛び交って集中するのに苦労した
終わりよければ全てよしって言葉があるように私の18年目の最後にせっかく大好きなクリープハイプを見れるんだから楽しもうと脳をシフトした

そうしたら、なんかすごく楽しくなって
生きてるなーと思った
クリープハイプが生きてる
尾崎さんの声が届いてる
私も生きてる
と思った

いつ死ぬかわ

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カウントダウン

カウントダウン

あと4日で高校生ではなくなる。

私は高校が好きでも嫌いでもなく、ただ平凡に過ごしていた。友達もいるし、嫌なことは特になかったが、すごく楽しいかと言われたらすぐに頷けないくらいに平凡な日々だった。

しかし、いざ卒業が近づいてくるとやっぱり寂しい。

進学先も決まってる。とても楽しみだ。
しかし、毎日制服を着て、古い校舎で眠たい目を擦りながらつまらない授業を受けて、母親が作ってくれた弁当を食べ、部

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日日是好日

例えば、洗面所に置きっぱなしのイヤリング
例えば、開けた残骸のダンボール

例えば、手のひらの液晶を覗き込んで終わっていく週末の午後とか
例えば、出かける10分前になってようやく焦り出す朝

何もかもが嫌になってしまう
変われない自分に苛立ちを隠しきれないけれど
日の光を浴びた目覚めの朝や
新しいものに出会った瞬間のトキメキや
楽しかった日に思い返しながら見るあの夕焼けを わたしは知っている
だか

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幽霊の詩

幽霊の詩

電車の音
窓に張り付いた幽霊のように
鳴くのがヘタな野良犬のように
反対側の外の世界は
だれか知らない人の影で見にくい
電気でできた線から流れてくる
何か知らない音がここまで連れてきた

1番後ろの窓際で
知らない場所を探すのが好き
ずっと前から変わっていく景色を見ている
古い家も
意味のわからない看板も
誰のものでもなくなったあの置物も
電車の窓からの眺は一瞬 
だけど、鮮明に頭に残るあの生きた

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街の上で

街の上で

ずっっと観たくてやっと観に行けた映画。
下北沢の懐かしい感じがたまらなくいい。
どこにでもありそうでどこにもない。
価値観が変わった。
夜にふらっとライブ見に行ったり、行きつけのバーで話したりしたいなー、と。
大人になりたいなー、お酒飲みたいなー、と思った。
日常の狭間で生きている人間が愛おしいな。
長編映画でも短く感じるものと長く感じるものがある
この映画は長く感じた。
それは、つまらないという

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映画

映画

高校生になってからよく映画を観る。
借りて観たり、足を運んだり。
観たい映画をメモ帳に溜めて近くのTSUTAYAへ借りに行く。
木曜日は学生割で旧作が1本無料なので、木曜日に3、4本借り、1週間で観て木曜日に返す
を繰り返した。
しかし、1ヶ月ほど前TSUTAYAに行くと「5月で閉店します」の張り紙。
幼少期の頃からよく行っていた場所が無くなるなんてショックだ。
衝撃が強くてその日は何も借りずに帰

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