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お客様が神様なら私たちは天使になる。【仕事エッセイ】

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著書「それでもお客様は神様ですか?」のその後の未公開エッセイ。サービス業の仕事・接客・人間関係・その苦悩について書いたものです。
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#心

心、空いたもの。

最近、空白な時が流れている、と思うことがある。 なんだろう?この切なさはいったい・・・。 …

青木詠一
5年前
24

心、見える人。

ある日のこと。仕事中に、なぜか何をやるにも、何もする気にもならずに、なんとなくぼんやりし…

青木詠一
5年前
30

いつか心の片隅で。

この頃、私は接客をしていたり、仕事仲間と話をしていたりするとき、よくこう思うことがある。…

青木詠一
5年前
23

言葉と心の正しさのありか。

確かにその人の言っているコトバと言うものは、正しいのだけれど、どこか違っているように感じ…

青木詠一
5年前
18

彼の仮面と私の仮面。

私の目の前に現れたその人は あの頃、私の一番苦手とする人だった。 彼は、ただ黙って笑うだ…

青木詠一
5年前
3

彼女の病んだ心

そのパートの若い彼女が、突然に変になり始めたことを、私はすぐには気がつかなかった。 「あ…

青木詠一
5年前
3

ナウシカと小さな言葉と。

仕事上の人間関係に悩みは尽きることはない。それでも、何気ない小さな言葉だけで、こんなにも勇気があふれることがある。 なんだろう?両手で抱きかかえられるようなこの安堵感は。この感じ、何か懐かしいなと思っていたら、私の好きな「風の谷のナウシカ」の映画の中で、こんなシーンがあったのを思い出した。 虫たちの攻撃を受け、腐敗の森の中に飛行船が、今まさに落ちて行こうとしている。飛行船の中の老人達は、「もうダメだ!姫様(ナウシカのこと)わしらはもう死にます!」と大声で叫んでいる。ナウシ