記事一覧
「すぐに仕事を辞めること」が悪いのか?価値観の違いを考えるべき
「入社して数日で辞める新卒」みたいな、特集を見た。
正直なところ、「すぐに辞める人はどこでもすぐに辞める」というのは正しいと思う。
なぜなら、私もそうだったから。
私は、新卒で入社、という経験があるようでない人間です。
大学卒業後、約3年間仕事が決まらず、アルバイトをしていました。
ぎりぎり大学卒業から3年以内で就職が決まったので、『大卒3年以内までは新卒扱い』みたいなルールのもとで、新卒扱い
働く環境で必要なのは一緒に働く人との適度な距離感
「直接話すからこそ感じ取れるものがあるよね」
そう言われて、数年前の私だったら納得していた。
でも、直接話したって、伝わらないものは伝わらないと、私は以前の職場で学んだ。
もちろん、直接ではなく、電話やメール、ビデオ通話等になれば、それ以上に伝わらなくなる可能性も当然あるけれど、だからといって、顔を見合わせて話すからこそ感じ取れるものにも限界はある。
私にも要因はあるけれど、私は数回転職を繰り
色のない世界にも必ず光がさす瞬間はある
ある日、ふと、目の前の景色が色をなくしてしまうことがある。
でも、そのことに気付いていなかったり、あるいは気付かない振りをしたりして、人は目をそらしがちだ。
それは、私も例外ではない。
ただ一つだけ伝えておきたい。
見て見ぬ振りをしても状況は変わらないし、むしろ状況は悪化する。
自分を見失ったり、ぽっかり空いた心の隙間を埋めることに必死すぎて誰かを傷つけたり、突発的な行動で更に自分で自分が嫌に
今の自分に必要なこと
梶井基次郎著「檸檬」
高校時代に読んだときには、さっぱり理解の出来ない作品だと思っていた。
でも先日、ふと思い出して、何となく読み返してみた。
今読むと、分かる部分が多い。
檸檬を爆弾と見立て、いつも通う場所に置いて帰る。
いつも通ってたはずなのに、憂鬱を感じる空間に。
そしてそんな自分の行動を肯定的に感じて愉快に思う。
このままでいいのか、黙っていていいのか。
自分に改めてそう問いかけられ
仕事は楽しめ!って無理だと思っていたけれど、実は出来るのかもしれない
今回は、久々に転職について書いてみます。
気付けば3度の転職を経験してきた私ですが、共通して言えることがあると気付いたので、自分の備忘録としても残しておこうと思います。
それぞれの企業で、退職した理由や入社した理由は、もちろんその都度きちんとあります。
ただどのような理由であれ、その根本にあるのは、「自分自身が自分の将来を考えられるような環境かどうか」ということが、私にとっては何より重要なことで
スタートアップ企業での仕事。
自分次第。
選択肢があることに怯える前にまずは感謝してみる
人生には分岐点がある。
数年前の私には、その言葉の意味がさっぱり分からなかった。
何となく日々を過ごして、周りの目を気にしながら、自分がしたいこととか考えないようにして、はみださないことだけを考えていた私にとって、大きな分岐点など出くわしたことがなかった。
でも、今なら分かる。
自分にとって、どちらを選ぶのがベストなのか。
どちらを選ぶか、その選択一つで今後の人生が変わる気がする、そんな分かれ
羨ましいと思う前にまずは逃げ出さないこと
一つのことに夢中になれる人が羨ましいと、私はずっと思っていた。
私にとって、型にはまって、はみ出さず、それなりに真面目に生きることが正解だと思っていたし、何より自分が楽だと思える生き方だった。
周りの目を気にして、自分がどうあるべきか、周りがどうしてほしいのか、そういうことを常に推し測る生き方は、当然息がつまることも多くて苦しいことも多いけれど、ある意味自分の意思を明確にする必要がない分、逃げ道
自分を守ろうとすることで逆に自分を追い込んでしまっていることがある
人と関わることは嫌いじゃなかった。
物心ついた時から、苦手意識はない。
でも、小さなきっかけや積み重ねが、状況を変えていった。
私は末っ子だったこともあり、家庭では可愛がられた方だと自覚している。
そしてそれと同時に、本当の自分を上手くごまかして、隠して、大人たちが求める理想の子供像を実現することに努めた。
それは、大人からみれば印象が良かったけど、同世代の子供たちからしたら鼻につく存在で、
強いか弱いかの基準は常に変化し続けている
現代人は、本当にメンタルが弱くなったのだろうか。
カウンセリングや精神安定剤、睡眠導入剤など、これまでは縁のない人が圧倒的に多かったけれど、現代では身近なものになりつつある。
普通の風邪薬と一緒とまではいかないが、抵抗感を感じる人は圧倒的に減ってきている。
そうなると、精神的なことが原因で医者にかかったり、薬を服用したりしていることについて、過剰に心配をされることが減ると同時に、「すぐ薬や病院