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アーティスト性を活かして仕事をしていく

先日、noteで「仕事のやり方における資質の3タイプ」という興味深い記事を見つけた。

この記事の中では、仕事への取り組み方において人は

事業家タイプ
サポータータイプ
アーティストタイプ

の3つの資質(生まれもった個性)のどれかに当てはまるのだそうだ。


詳細はこの記事を読んでいただければと思うのだけれど、わたしはまごうことなきアーティストタイプの人間だ。

そのご自身の表現、ご自身の中から湧いてくるものを表現していないと死んでしまうというか(笑)、
水の中で止まってしまうと死んでしまうマグロみたいな(言い方が悪かったすみません!💦)
そういう身体のエネルギーの巡りをしている人たちがいるんですね。

もう、この部分とか、本当にそう。
言い方悪くなんかありません!水中で泳ぎ続けていないと死んでしまうマグロです。まさしくです。的を射すぎていて、もはや笑っちゃう。


わたしの場合の「自分の中から湧いてくるもの」とは、人生に対して感じること全般。

「生きるとはなにか」「人はなぜ生きるのか」というのが根底にあり、そこから派生して恋愛だったり、子育てだったり、仕事だったり、宇宙の仕組みだったりといった人生を構成する様々な事柄について自己内観をしたり、哲学的に考えたり、俯瞰したりする。これはもう、物心ついた頃からそうだったので、まさしく「気質」と言っていいと思う。

そして、わたしにとってのその「湧き上がるもの」を表現する手段とは、「文章として書く」こと。


わたしはひといちばん繊細な、いわゆるHSPなので、例えば空を流れる雲を見上げたり、風にそよぐ木々のざわめきを感じることで、「生きること」や「宇宙の仕組み」といった壮大なテーマを理解する。頭ではなく、感覚として吸収するという感覚が近いかもしれない。

そして、そういった感覚やこころの機微は、思考となって頭の中に奔流のように流れ続ける。

それを定期的に「書く」ことで吐き出していかないと、まるで過呼吸状態のようになって、それこそ頭が爆発して死んでしまうんじゃないかと思う。

それくらい、「自分の中から湧いてくるものを表現する」ということが、わたしが生きる上ではとても大切なことなのだ。


アーティストタイプの面白いところは、自分自身の表現がイコール仕事になるとは限らないということ。(もちろん、そうなれば最高なんだけれども)

そのアウトプットに、お金になるニーズがあってもなくてもやります。
ですのでお金の回りのあるものを事業と呼ぶならば
もしかしたら「事業」であるときもあるし
お金の循環とは別のところにある「活動」になるときもあるかもしれません。

表現することによって
自分の中から熱や見ているコアになっているものをアウトプットすること自体が、彼らの生きる目的ですので、 それが事業の採算にあおうがあうまいが基本的には関係ないんです。

ここでご説明している

「アーティスト資質」は、アウトプットや表現の熱が、生きるエネルギーのおおもと、根源にある方たちのことです。

なので先にニーズを考えて、表現することを作っていけ!というようなことを言うと病気になっちゃうかもしれません。

このあたりは、自分自身で事業を展開していた時期にひしひしと痛感していたことだった。

実際、最初はただ自分の中にある熱をSNS上で自由に表現していただけだったのだけれど、そこに次第にファンがつき、気づけば提供できるサービスが増えたりした。

わたしはシングルマザーだし、お金は必要。

自分の「好き」とお客様が求めている「ニーズ」が一致しているのならば、いっそのこと他の別に好きでもないし、熱意も感じない仕事にエネルギーや時間を割いてしまうのではなく、自分の「好き」だけで生きていけるようになろうと思い、自分の発信活動をビジネス化させていこうとした。

そこでビジネス塾や講座などに通い、ビジネスやファネル構築、コピーライティングのいろはを学んだ。

ビジネス化する上では、お客様のニーズをまずは考えて、そこに合わせて自分自身の言葉でアウトプット(投稿など)をしていく。当たり前のことなのかもしれない。

でも、わたしはどうしてもそのやり方が肌に合わなかった。そういう方法や手法ありきで自分のビジネスや発信を組み立てていくという行為そのものが、わたし自身の本来の在り方やわたしの内なるアーティスト性を殺してしまっている感覚を拭えなかったのだ。

それでも「ビジネスには努力や妥協も必要」と思って、数年間、その違和感に目をつぶって活動を続けたが、結局、実際にこころを病んでしまった


数日前に「ビジネスのために、SNSは使わない」という記事を書いたんだけれど。

これも、まさにアーティストタイプだからこその思考だなぁ、と「そういう個と」さんの記事を読んで納得した。


思い切り自身のエネルギーを信じて、そこを見て出していくということを人生の中でやっていっていただきたいなと思います。

人生のなかで、です。

それを売り物にしようがしまいが、お金がそこで儲かろうが儲かるまいが、やっていくんです。

生きるためのお金は、ご自身のアーティストとしての表現していくこととはの別のところにあってもいいですね。

実際に、わたしは最近この意識を大切にした上で、新たなビジネス構築をしていきたいなと思い、その方法を模索している。

アーティストである自分を殺さずに、自由に表現し続けられる場所。
それが、わたしにとってはこのnoteであることは間違いなくて。
でも、このnoteでは、わたしは誰のためでもなく、ただ自分自身のためだけに書いている。そして、この場所は、それでいいと思っている。そのための、わたしのためだけの、自由な創作と放出の場所だ。

同時に、やっぱり「自分のアーティスト性とお客様のニーズが一致する場所」や方法を見つけて、そこで生きていくためのお金を得ることができるようになりたい、という思いもまだやっぱり持っている。

それはきっと、既存の一般的なビジネス理論や方法では難しくて。
アーティストである自分を殺すことなく、でもただの自己満足のひとりごとではない表現の方法を模索し続けている。


それでいいんだ。
わたしは、それでいいんだ。
間違っていないんだ。
それが、わたしにとっての「自然」であって、「自分らしさ」なんだ。


その大切なヒントと気づきを、「そういう個と」さんの記事を読んで感じさせていただいた。(ありがとうございます)

やっぱり、noteはいい場所だなあ。

自分はあくまでも自分らしく。
そのままの自分でいい。
そう強く、思う。


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