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【イライラしない方法】イライラしてしまうメカニズムは?

こんにちは、心理カウンセラーふわりです。

皆さん、イライラして人にあたってしまうことありませんか?

イライラすること自体は人間だれしもがあることなので、仕方ないですが、イライラする自分に落ち込んだり、こんな日常茶飯事にイライラしてしまっては、こころが休まりませんよね。

今回はイライラしてしまうメカニズムとともに解消法をお伝えします。

イライラしてしまう原因は?

人間は不安や緊張、恐怖を感じると防衛本能を発揮し、”戦う”モードになったときに”イライラ”を感じます。

戦うか、逃げるかで不安も感じるといったおはなしは下記でも取り上げています↓↓

そうです。

不安を感じた時は”逃げるモード”になるのに対し、イライラを感じた時には”戦うモード”になるわけです。

イライラすることへのからだへの影響

イライラすることは人間に根本的に備わっている大事な防御反応ということはお伝えしました。

イライラは『こころに余裕がないとき』『疲れているとき』に自分を防御する反応として起こしやすいです。
また、防御するつもりがなくても相手の『イライラ』につられてイライラを引き起こすこともあります。
これはミラーリング効果ともに似ていますね。

「ミラーリング」とは、好感を持っている相手の仕草や行動を自然と真似てしまうこと、「ミラーリング効果」とは自分と同様の仕草や行動をする人に好感をもつ心理効果のことです。


イライラしてしまうと正常な判断ができなくなってしまいます。

例えば、ビジネスにおいては「この部下は生意気」とか主観で物事を判断してしまったりして影響が出てしまいます。

また、視野が狭くなってしまい冷静な判断もできなくなります。

これでは、周りにも迷惑がかかり、自分の信用もなくし人間関係もうまくいかなくなってしまいます。

イライラを引き出してしまう要因は?

イライラの刺激としては外的刺激と内的刺激の二つがあります。


刺激を感じるとイライラします。

そしてこの刺激から体のメカニズムとして、思考と感情と行動は一緒にからだに連動して反応します。

神経には自律神経として「交感神経」と「副交感神経」がありますが、1994年にアメリカの神経生理学者であるステファン・W・ポージェス博士が発表したポリヴェーガル理論から副交感神経には更に二つの神経系があることが判明されました。

1つは、背側迷走神経系で、消化や吸収、休息をするために働き、危機に直面したら酸素を使わないでなるべくじっとするという特徴があります。

2つ目は、ほ乳類が出現した進化により腹側迷走神経系が発達しました。親子間や群れのなかで交流するためのもので、声の韻律の調整や、人類においては、豊かな表情を作ることなどでお互いの思いを伝え、安全の合図を出し合い、社会を形成する働きがあります。

3つの神経系に共通していることは、私たちが危機に直面したときには、生き残るために働くということです。進化の過程とは逆向きに、腹側迷走神経系交感神経系背側迷走神経系の順番で発動していくといいます。

ポージェス博士によると、私たちは、お互いの意見の食い違いや、ちょっとした問題が起きたときは、まず腹側迷走神経系を使い、「私は敵ではないですよ」という友好の合図を出して、話し合って物事を解決しようと試みます。それがうまくいかず、危機に陥ったときには、交感神経系が戦うか逃げるかを試みます。そして、それもうまくいかないと、背側迷走神経系が優位になり、“逃げる”ことになります。

イライラを解消する方法は?

腹側迷走神経を引き起こすことが大切になってきます。

腹側迷走神経を引き起こすには
ずばり、

”好きなことをすること”です。

「こんな簡単なことで良いの?」と思いますが、イライラした時は好きなことをすることで、こころがリラックスした状態と夢中になれるフロー状態を引き起こすことが出来ます。

フロー状態とは、ある活動に完全に没頭し集中できる心理的状態を指し、その作業自体から充実感や満足感が得られるような状態を言います。

フロー状態を引き起こすことで、腹側迷走神経を引き起しやすくなります。

そうすることで、こころが落ち着き客観的視点も身に着けることも出来ます。
腹側迷走神経を獲得するためのワークもカウンセリングでは開催できます↓↓
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