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FCバイエルンミュンヘンやドイツ代表について投稿していきます!

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最近の記事

【バイエルン考察】もう限界やて 第27節デアクラシカーを考える

18/19シーズン、ドルトムントホームで行われた第11節ドルトムント対バイエルン通称デアクラシカーは3-2でドルトムントが勝利を収めた。バイエルンが2度のリードを守りきれず、逆転負けを喫した試合である。この年のドルトムントはバイエルン一強だったブンデスリーガに一石を投じ、優勝まであと一歩まで迫っていた。 デアクラシカーで最後にドルトムントが勝利をしたのはこの日までさかのぼる。さらにアリエンツアレーナでの勝利は2014年が最後だ。伝統の一戦とは名ばかりでバイエルンが圧倒している

    • 【ドイツ代表考察】復活の鍵を握るのはやはりクロース

      昨年ドイツ代表史上初の監督解任が行われ、ユリアン・ナーゲルスマンが監督の座に就いた。 就任直後にナーゲルスマンは非常に興味深いことを話した。それはクロースの代表復帰についてだ。当初、本人は興味を持っていないとも報道されたが、先日本人のインスタグラムで復帰を明言がされた。 意外に思った人も多いだろう。なぜ今クローズが必要なのか。それは単純にプレーだけの話ではない。 崩壊したドイツ代表2018年ロシア大会、2022年カタール大会と2大会連続でワールドカップグループステージ敗退と

      • 【バイエルン考察】複雑すぎるCB問題

        2023年7月バイエルンはPSGへ移籍したルカ・エルナンデスの後釜としてナポリからキム・ミンジェを獲得した。移籍金は5000万ユーロとも言われ、アジア人史上最高額となった。移籍後初の公式戦DFBスーパーカップでライプツィヒに0-3で負けている中で途中出場してバイエルンデビューを飾った。敗戦確実となった中でも献身的なスライディングなど闘志あふれたプレーはトゥヘルを納得させるには十分な要素となっただろう。ブンデスでは毎試合先発に名を馳せ、デリフトやウパメカノが手薄なCB陣を支え続

        • 【バイエルン考察】どうしちゃったんだバイエルンCLラツィオ戦を考える

          本当はこういう記事が書きたかった。ここにきて今シーズン最高の試合が観られた。全員が高いインテンシティで試合に臨み、相手に得点の機会を与えなかった。そんなラツィオ戦2ndレグを振り返るとしよう。 1stレグでの敗戦1stレグは相手の堅い守備をなかなか崩すことができず、0-1で敗戦した。レヴァークーゼン戦での敗戦もあり、選手たちのモチベーションはかなり低かった。点が入る雰囲気がせず、枠内シュートは0でさらにウパメカノが退場した。 1stレグを振り返ると、2ndレグも点が入らない

        【バイエルン考察】もう限界やて 第27節デアクラシカーを考える

          【バイエルン考察】ファンも悩むサネの評価

          爆発的なスピードと鋭い左足を武器にバイエルンの主力として活躍するレロイ・サネ ファンの間で評価が割れる理由について探っていこう。 欧州王者バイエルンに加入2020年7月3日5年契約でバイエルンに加入したサネ。同年、集中開催となったチャンピオンズリーグの優勝を目撃し、強い憧れと希望を持って望んだ新シーズンは決して彼にとって順風満帆とは言えなかった。前シーズンのプレシーズンマッチで左膝前十字靭帯断裂で全休し、故障明けのシーズンであることや、コロナ禍であることから移籍金は大方の見

          【バイエルン考察】ファンも悩むサネの評価

          【バイエルン考察】シャビアロンソ監督招聘に反対

          23/24ブンデスリーガ第22節 ボーフム対バイエルン 3-2 最近なかなか明るいニュースが出てこなくて辛さを感じているところではあるが、辛抱時として踏ん張る所存だ。 公式戦3連敗は9年ぶりのことで当時の自分が何を考えていたかは思い出せないが、間違いなく今の方が辛いのではないだろうか。なんと言っても大事なブンデスリーガのタイトルが絶望的になってしまったのは多くのファンやウルトラスにとって受け入れるのは難しい現実だ。 ボーフム戦終了後、ドイツメディアによると現時点での解任は

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          【バイエルン考察】トーマストゥヘルは解任されるのか

          現地2/14日チャンピオンズリーグR16バイエルン対ラツィオ ホームのラツィオが1-0で勝利を収めた。 試合内容がひどいトゥヘルバイエルンではいい意味でも悪い意味でも試合に落ち着きがない。原因はいくつかある。 1つは組み立てのおぼつかなさだ。 ナーゲルスマンの時代はキミッヒが最後列から組み立てに参加した。それにより後ろの枚数が増え、安定した組み立てができた。トゥヘル就任以降のキミッヒは降りるのではなく、完全に中盤で受ける形となった。結果としてキミッヒが囲われるケースが増え、

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          【バイエルン考察】涙が出た第20節レヴァークーゼン戦を考える

          バイエルンファンになって以降こんなに悔しさと悲しみを感じた試合はおそらく11/12シーズンのCL決勝以来である。 こんな無茶苦茶なバイエルンを見たのは初めてかもしれない。 アンチェロッティでさえもっとうまくやっていた。 第20節レヴァークーゼン戦を振り返る。 先発からトゥヘルは異例の5バック。それもセンターバックはウパメカノ、ダイアー、ミンジェの3人だ。怪我明け、新加入、アジアカップ明けの3人。なぜデリフトではないのか。 そしてミュラーの名前もなかった。 トゥヘルは状態のい

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          【バイエルン考察】第18節ブレーメン戦を考える

          *この記事は一部筆者の主観を含みます。 現地ミュンヘン1月21日 ブンデスリーガ第18節バイエルン対ブレーメン@アリアンツアレーナ シーズン折返しのゲーム、バイエルンは首位レヴァークーゼンとの勝ち点4差(1ゲーム未消化)のバイエルンは勝利が必要な試合だった。 先にレヴァークーゼンが試合を終え、アディショナルタイムで劇的勝ち越しゴールを決めて勝利をおさめているため暫定の勝ち点差は7まで広がっている中でキックオフの笛は鳴った。 早い時間帯からボールを持って試合を支配したのは

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