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運命とは正しい選択をすると後から幸運をつれてくるものなのかも…

今年最後のお仕事

既に退職前の休暇消化期間には入っていますが、12月25日、このクリスマスの日に職場の朝会での10分程度のプレゼン…
これがわたしの今年最後のお仕事でした。

プレゼンの内容は「プロとは何か?」ということと、わたしがこの組織を去る決断をした内容… つまりは組織全体をみなければならないCSIRTというサイバーセキュリティを担う部署で、その責任者である者たちが、他の部署のインシデントは鬼の首でもとったかのごとく早々にCISOに報告するにも関わらず、自分たちの部署で発生したインシデント事案についていは、それを握り潰し、CISOにも報告せず隠蔽するというダブルスタンダードをしていたわけで、それを知ったわたしは情報セキュリティの専門家としてはあり得ないと感じ、告発した。

また、都合4回も警告したにも関わらず、結果的に隠蔽されたため、これでは全体統制すら危ういため、辞表を書くことにした。

そもそも情報セキュリティ以前の専門職倫理すら真っ当に機能していないコンプライアンスの問題であり、他の部署がこの実態を知ったら、かなりのハレーションが起こるのではないかとは思う…

まあ、この組織に残る人に対して、後々色々と噂になるでしょうから、まずは正確な情報だけを伝えておこうと思い、このプレゼンで簡単に説明した。

この職場も、残すところは1月5日に丸1日テレワークの日を設定したことと、その次は退職日の1月12日に個人貸与されていた業務用PC、業務用スマホ、健康保険証、職員証などを返却に行くだけとなりました。

退職時に挨拶したいか意向調査があったけど、特にこれといって思い残すこともなく、あっという間の1回目の転職人生って感じでした。ただ、ここに転職して肺腺癌の手術をしたけど、保険関係と病気休暇制度に助けられたのには本当に感謝しています。

ただ、個人的には地方公務員も公僕であると思い、広く公衆や公共に奉仕する者としての専門職倫理を持っている人たちなのかと思っていましたが、そうではなかったことを思い知らされ、まともな組織だと思って前職から転職してきたけど、本当にがっかり… 

また中央省庁からきた部長も不正を黙認するという状態で、昨今の中央省庁も大したことはないと思った次第… 昨今、色々なところで専門能力の質の低下を憂いたのですが、公務員も同様に質の低下が甚だしくなったようで、こんなんじゃ日本は益々悪くなるというか、いい加減な奴が増えているという実態なのかも… 哀れじゃ…。

ネガティブ情報は真っ先に上げるもの…

昨今の不正問題ではダイハツのデータ不正が大々的に報道されていますね。
報道によれば1989年から不正が続いていたらしい…

実はデータ不正って、かなり前から色々な企業で発覚しているので、他の企業の事例から「自社は大丈夫か?」って振り返りをすれば、何故自社では発生しないのかを理解できるし、発生してもそれをリカバーできるというか不正を正せる手段というものを考えることが出来るはず…

それでも「自分たちは違う」という意識が強いんだと思うけど、他社で起こることは自社では起こらないと勘違いしているところは多いのかも知れない…

ダイハツもこれだけ長きに渡って不正が表面化しないのは、不正を告発出来る勇気を持った人がいなかったのか、それとも勇気をもって告発したけれど、窓際に追いやれてたり辞めたりして隠蔽されてきた歴史があるのかも…

そんなこんなで、自動車を作り上げるプロとしての専門職倫理が働かなかった典型例が昨今の報道にあるダイハツのデータ不正でもある…

本来、企業というのはネガティブ情報は逸速くトップに上げないと、適切なリスク管理ができないもの。そのトップに上げることが出来ない組織は、何らかの組織的な不備を抱えているものです…

例えば、責任が自分にかかってくるから回避したいとか、自分の持ち場で何か不都合が発生すると評価が下がるとか出世に響くとか… 所謂、組織の随所に歪みが発生しているからこそ、会社にとっての致命的な情報が隠蔽されてしまうんですね…

それは中小企業でも大企業でも同じで、結果的にはユーザーを無視した経営につながるわけなんです。そこのところをトップも中間管理職も従業員も認識していない企業というのは、実は同じことを何度も繰り返す傾向にあるんですよね。

これを正すには組織文化そのものを変革しないといけないのだけれど、それを経営者すら英断しないのがほとんど…

ダイハツも、これから繰り返すのか、ここできちんと所謂社風が変化するくらいまで信頼回復に務めるか、さてどちらに進むのかな~♪

そして今は他山の石と思っている組織も、本当に大丈夫か確認するくらいはしておいた方が良いかと…

ネガティブ情報というのは、告発ではなく普通に上っていかないと行けないわけで、本当は、豊田さんのこの姿勢じゃないといけないのです…
誠実である組織は、健全な組織の土台なのです…

この発言が経営者から出るうちは健全な方向です。

告発者に対して、本当に言ってくれてありがとうという姿勢が経営側に無いと改善には向かわないですね…

何故なら告発によって、未来のリスク、特にレピュテーションリスクを回避することがトータルとしてできるのですから…

組織を持続的に自走させるには、最低限持っていなけれいけない素養なんですよね~♫

それを出世とか責任回避で黙っていたり隠蔽したりするのは罪なんですよね…

まあそれを、ある地方自治体の管理職である部長や課長が出来ないって、やっぱり組織として歪んでいるんですよね…

わたしは来年1月12日でこの地方自治体を去りますが、関係した業者さんなどには、この地方自治体の隠蔽については簡単に退職の挨拶としてメールで触れました。そして来年の退職前には、この組織内で関係していた人たちにも退職の挨拶をメールで送付予定なので、隠蔽した事実は組織内の他の部署にも少なからず知られることになるわけで、それに耐えられるのか、はたまた全組織が隠蔽に舵を切るのかは残った人にお任せしよう…

今年最後の仕事を終えて

9:30から現職場での最後のプレゼンをして、以降は時間休…
9:00出勤10:30まで勤務でした…

11:00から情報セキュリティベンダー企業での面接(カジュアル面談の次の面談)を行い、終了しました。

その後、お寿司が食べたくなり、東京駅方面に出向き、いつものところに行ったけど、もうランチメニューは無いらしく、人も混雑している様子なので、丸善に…

丸ビルのツリー
丸ビルから東京駅

丸善4階のハヤシライスも2組ほど待っている人がいたので、丸善で本だけ2万円分購入し帰宅へ…

駅前スーパーの寿司を購入し、昨日はプレゼン資料作成でケーキも食べずじまいだったので、スーパーの売れ残りのケーキを購入…

そしてやっと自宅着。

メールを確認すると、20日に面接した上場直ぐのコンサルから内定がでました。
わずかながら年収UPの内容…

内定承諾の期限は、退職日翌日からの入社日にしたい場合は12月中、2月1日入社の場合は、1月9日が内定承諾の期限とのこと。まあ実質1月5日だと理解しました。

まずは転職浪人からは開放されそうです。
定年が60歳ということなので、最悪でも、あと2年は食いつなぐことが出来そう…

これで寒い中、マッチを売り歩かないで済みそうです(^^♪

あとは今日のセキュリティベンダーさんからの返答待ちかも…
27日は、また別のカジュアル面談に行ってきます。

遅れて書類選考通過の連絡をいただけた組織も…

最初にお声をおかけいただいた企業3社の面接については明日で終わる予定です。

なお、突然退職する事態になってしまったので、自分でも色々と転職先を探して、方向性が合いそうな組織に関しては、10程度応募しました。

そのうちの1組織から面接の日程調整のメールが到着。
この12月の押し迫った日、希望として12月28日と1月4日で返答したけど、どうなんだろう…

その他の組織は、書類審査を通過したとしても、その結果の返答が来年になりそうだから、選択肢的には無理になるかな〜♫

ということで、やっぱり2024年1月5日判断で、内定をいただいたコンサルか、セキュリティベンダーの二者択一になりそうかな〜♫

また進展があれば、経過報告のNOTEを記載いたします♫

明日というか、今日12月27日は、昼に新橋に行きますので、用事が済んだら、また都内を徘徊してみようかな〜♫ それとも久しぶりに横浜まで行くか…

さて、寝るとするか…

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