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ポップミュージックが好きなただのおじさん会社員。最近聴いてるポップミュージックについて…

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ポップミュージックが好きなただのおじさん会社員。最近聴いてるポップミュージックについて語るnoteを始めてみました。 X/Instagram. fumi_the_spider

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  • FOOLSGOLD MUSIC DIARY

    大好きなポップミュージックについて書き綴っています。

  • 極私的ベスト10

    特定のテーマに基づいて、自分の好きな10曲をワガママに紹介するシリーズです

最近の記事

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#0 はじめに

みなさん初めまして。FOOLS GOLDです。最初なので、自己紹介というか所信表明というか、みたいなものを書き残しておきたいと思います。 思い起こせば中学3年くらいからかなぁ。ポップカルチャー、特にポップミュージックが自分の人生で大事なものになってから、もう数十年経ってしまいました。最初のきっかけは結構よく覚えていて、TV好きの親父がある日WOWOWに加入したのをきっかけに、そこで当時放送してたセリエAの試合をよく観るようになったんです(そういえばサッカーもあの頃からずっと

    • #20 極私的ブリットポップ・クラシックス・ベスト10

       あっという間に2023年も残り1ヶ月を切ってしまいましたね。今年も色々ありました。あらゆる意味でぶっ飛ばされたスーパーボウルのハーフタイムショーのリアーナのステージとともに年が明け、個人的にはひっさびさに参加したフジロックとあのLizzoのステージ、そしてNew Jeans旋風と待望のNiziUの韓国デビューとか(いやぁ、”HEARTRIS"最高!)、ようやくパンデミックも本格的に収束してライブにもいくつか行けたりして、なかなかに充実してたなぁ、と思うわけなんですが、後々に

      • #19 “らんまん“と、あいみょんが奏でる三拍子のギターストロークの話

        最終回を迎えた”らんまん”  いやあ、とうとう完結してしまいましたね。もちろんそうです、朝ドラことNHK朝の連続テレビ小説、2023年4月から6ヶ月にわたって放送されていた、”らんまん”がおととい最終回を迎えました。特に毎回朝ドラを必ず観てます、とかそういう感じでもないんですけど、植物学者の牧野富太郎とそのパートナーの寿衛子をモデルに描かれた今回の”らんまん”、気づいたら最終回までフルで観ていました。  そもそも、日本の中で大きな変化が起きて、それに伴っていろんな人物や出来

        • #18 フジロックとサマーソニックに行った2023年夏の話

           いやぁ、暑いですねぇ。9月になってようやく朝晩は若干和らいできましたが、まだまだ暑い日が続いております。苦節ン年、ようやく2019年を最後に参加できていなかったフジロックにキャンプインして3日間、それからこちらはふだんは観たいアクトが出る時には行く、って感じの距離感なサマーソニック大阪の2日目に、こちらはBlurを観たい一心で、それぞれ参加してきました。かれこれもう苗場からは1ヶ月以上、舞洲からも数週間が経ちましたが、本当に久々に野外で、デカい音で、クソ暑い中いくつもいいラ

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        #0 はじめに

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        • 極私的ベスト10
          4本
        • FOOLSGOLD MUSIC DIARY
          21本

        記事

          #17 2023年のBlurに興奮が止まらない話 Part 2

           初期のキャリアを振り返ってたらエモめになっちゃったPart 1はこちらから  てなわけで、あまりにもサイコーな新曲への興奮のままにPart 1をアップ、その勢いに任せて気づいたらサマーソニック大阪のチケットを購入してしまった不肖ワタクシ、偉そうにも”Part2に続く”とか言いながら3週間以上も放置していた罪の意識にも苛まれながら、BritPopの喧騒と”The Great Escape"を経たBlurのその後のキャリアを振り返ってみたいと思います。 Blurと"Beet

          #17 2023年のBlurに興奮が止まらない話 Part 2

          #16 2023年のBlurに興奮が止まらない話 Part 1

           まさかこんな気持ちになるなんて、思ってもみませんでした。  2023年にBlurが新曲とアルバムをリリースして、サマーソニックで来日公演を行うと聞いても、”ふーんそうなんか、ライブは久々に観てみたいなぁ”くらいだったんですが、2週間ほど前に先行で配信された新曲があまりにも良すぎて喰らってしまい、それからここんとこずっと、Blurばっかり聴きまくっていまして、2023年にそんなことが自分に起こるなんて、ホントに思ってませんでした。"The Narcissist"と名付けられ

          #16 2023年のBlurに興奮が止まらない話 Part 1

          #15 極私的“文化系”ヒップホップトラック・ベスト10

           あー、またしても年末年始のバタバタをなんとかやり過ごしているうちに、夏フェスのラインナップが発表される季節になってしまいましたね。サマソニはBlurとKendrick Lamarが、フジロックはFoo Fighters, LizzoとThe Strokesが、それぞれヘッドライナーとして発表されました。  ブリットポップ全盛期に青春期を過ごし、高校生の頃にはデーモンアルバーンが表紙のロッキングオンを持参して散髪屋に行っていたっていう、なんとも恥ずかしい過去を持つ不肖ワタクシ

          #15 極私的“文化系”ヒップホップトラック・ベスト10

          #14 アラン・マッギーと映画“クリエイション・ストーリー“の話

           いやぁ、とうとう公開されましたね、アラン・マッギーとクリエイションレコードの映画、“クリエイション・ストーリーズ“が。脚本はアーヴィンウェルシュ、監督はダニーボイル、そうです、あの“トレインスポッティング“のコンビでクリエイションとアランの映画って、自分にとっちゃあ世代ど真ん中すぎるこの映画、観てきましたよ。  僕ももういいおじさんになったので、アランマッギーと彼のやってきたことを手放しで100%肯定することもできない感じですけど、当時あれだけ持ち上げてたトニーブレアを“

          #14 アラン・マッギーと映画“クリエイション・ストーリー“の話

          #13 Red Velvetに恋に落ちた2022年夏の話

           あっと言う間にもう夏も終わりに近づいてきましたね。今年の夏は流行病に感染してフジロックに行けなかったりして、中々に不完全燃焼だったりしたんですが、運良くチケットが当選して、山下達郎の“Performance2022“を奈良まで観に行ったことが唯一の思い出になってしまいました。  で、どんどんリモートワークが進み、ほぼ自宅で過ごすことの多かった2022年の夏、延々リピートしていたRed Velvetについて語っておきたいんです。いや、その筋の方々(?)からは“はぁ?なんで今

          #13 Red Velvetに恋に落ちた2022年夏の話

          #12 プライマルスクリームと、カッコ良すぎるボビーギレスピーの話

           いやーカッコいいですね。皆さんご覧になられましたか?グラストンベリーフェスティバルの映像。あの服マジで売ってほしい、でもどうせボビー以外が着ても似合わんやろうけどな、などとよくわからない感情になること請け合いのスクリーマデリカ再現ライヴでの“Moving On Up“、そして御齢60歳でこのスタイリング…はぁ。ため息しか出ませんね。  名盤”スクリーマデリカ”リリースから昨年で30周年だったんですが、コロナ禍でライブもままならず、今年改めてこの名盤の再現ライブでツアーして

          #12 プライマルスクリームと、カッコ良すぎるボビーギレスピーの話

          #11 今年も苗場が遠かった話 〜フジロック2022〜

           いや〜、終わっちゃいましたね。ポップミュージックを愛するものたちの夏の風物詩、フジロックフェスティバル2022が。国内アクトのみ参加する形で開催された2021年を経て、ようやく海外のアクトの参加も実現、コロナ禍前のスケールにはまだ及ばないものの、いろんな事件やミームを生み出した3日間の熱狂の日々が終わってしまって、ロスになってる人たちで溢れかえっていること請け合いの週明け、正真正銘の“ブルーマンデー“を迎えながら書いています。  …いやいやそんなんちゃうねん言いたいことは

          #11 今年も苗場が遠かった話 〜フジロック2022〜

          #10 地方出身者が選ぶ、極私的シティポップソング・ベスト10

           記念すべき#10やなぁ、どうしようかなぁ、とかぼんやり考えてたらふと、そういえば#5でシャッフルの曲ベスト10を紹介して、なんか結構いろんな人に読んでもらってることに気づいたので、今決めました。5の倍数の時には極私的ベスト10をやろう、そうしよう、と。  というわけで、山下達郎さんの新作が11年ぶりにリリースされた今このタイミングでやるなら、身勝手に自分が“シティポップってこういうことやろ?せやろ?“と、地方出身であることに若干の後ろめたさを感じながらではありますが、ベスト

          #10 地方出身者が選ぶ、極私的シティポップソング・ベスト10

          #9 偉大なるテクノおじさん、電気グルーヴの話

           2022年5月末、何の前触れもなく突然電気グルーヴの過去のMVがYouTubeに公開されましたね。逮捕されたり有罪判決を受けたりで、色々あってレコード会社からも独立、一時ストリーミングでも聴けなくなったりしてたんで、今回クソ最高な過去の映像が一気に観られるようになって、勝手にブチ上がって雄叫びをあげましたよね?よね?  キャリアを通じてそのストイックな音作りとそれを全部台無しにするみたいな悪ふざけを行ったり来たりしながら、1989年のデビューから30年以上(‼︎)のキャリア

          #9 偉大なるテクノおじさん、電気グルーヴの話

          #8 “Sing2“と最高の音楽が聴けるあの映画についての話

          いやぁ、とうとう公開されましたね、“Sing 2”。思い起こせば数年前、なんとなく映画館に観に行った最初の“Sing“に思いのほかブッ飛ばされてしまってからもう結構経ちましたが、当時あまりにヤラレてしまったせいで、今でもあのコアラのムーンを見かけるだけでもちょっと涙腺が緩んでしまう感じなんですよね。 様々な動物がキャラクターに扮して登場するビジュアルも含め、子供向けな感じがするかも知れませんが、さすがは“ミニオンズ”の制作チームの映画だけあって、僕みたいなおじさんにもグッと

          #8 “Sing2“と最高の音楽が聴けるあの映画についての話

          #7 語り継ぐべき“星野源のおんがくこうろん“の話

          いやぁ、気づいたらもう2022年も1/4が過ぎ去ろうとしていますね。年末あたりには、やっぱり“2021年のベスト10はコレ“みたいなものを書き残しておきたいともちょっと思ったんですけど、SpotifyのMy best song 2021も半数は2021年の曲じゃなかったりして。年末年始の記憶といえば、Mステとかレコ大とか紅白とかで、NiziUの”Chopstick”がその他の日本の音楽の中でひたすら異彩を放っているなぁ、なんてぼんやり思ってたことぐらいでしたね。 (挑戦的で

          #7 語り継ぐべき“星野源のおんがくこうろん“の話

          #6 継続は力…DIYのスモールサークルオブフレンズ

          そう、それはいつもと同じように、そっと届きました。スモールサークルオブフレンズ/SCOFの新しいアルバムがつい先日リリースされました。 “Cell”と名付けられたそのアルバムには、いつもと大きくは変わらない、だけど少しだけアップデートされたビートと、相変わらず色褪せないあのお二人の声が響いていて、ずっと聴いていたくなる仕上がりになっているのもまた、やっぱりいつも通りの素晴らしさでした。 スモールサークルオブフレンズは、ムトウサツキさんとアズマリキさんの2人組、一応ヒップホッ

          #6 継続は力…DIYのスモールサークルオブフレンズ