- 運営しているクリエイター
記事一覧
#19 “らんまん“と、あいみょんが奏でる三拍子のギターストロークの話
最終回を迎えた”らんまん”
いやあ、とうとう完結してしまいましたね。もちろんそうです、朝ドラことNHK朝の連続テレビ小説、2023年4月から6ヶ月にわたって放送されていた、”らんまん”がおととい最終回を迎えました。特に毎回朝ドラを必ず観てます、とかそういう感じでもないんですけど、植物学者の牧野富太郎とそのパートナーの寿衛子をモデルに描かれた今回の”らんまん”、気づいたら最終回までフルで観ていま
#18 フジロックとサマーソニックに行った2023年夏の話
いやぁ、暑いですねぇ。9月になってようやく朝晩は若干和らいできましたが、まだまだ暑い日が続いております。苦節ン年、ようやく2019年を最後に参加できていなかったフジロックにキャンプインして3日間、それからこちらはふだんは観たいアクトが出る時には行く、って感じの距離感なサマーソニック大阪の2日目に、こちらはBlurを観たい一心で、それぞれ参加してきました。かれこれもう苗場からは1ヶ月以上、舞洲から
もっとみる#15 極私的“文化系”ヒップホップトラック・ベスト10
あー、またしても年末年始のバタバタをなんとかやり過ごしているうちに、夏フェスのラインナップが発表される季節になってしまいましたね。サマソニはBlurとKendrick Lamarが、フジロックはFoo Fighters, LizzoとThe Strokesが、それぞれヘッドライナーとして発表されました。
ブリットポップ全盛期に青春期を過ごし、高校生の頃にはデーモンアルバーンが表紙のロッキングオ
#14 アラン・マッギーと映画“クリエイション・ストーリー“の話
いやぁ、とうとう公開されましたね、アラン・マッギーとクリエイションレコードの映画、“クリエイション・ストーリーズ“が。脚本はアーヴィンウェルシュ、監督はダニーボイル、そうです、あの“トレインスポッティング“のコンビでクリエイションとアランの映画って、自分にとっちゃあ世代ど真ん中すぎるこの映画、観てきましたよ。
僕ももういいおじさんになったので、アランマッギーと彼のやってきたことを手放しで10
#13 Red Velvetに恋に落ちた2022年夏の話
あっと言う間にもう夏も終わりに近づいてきましたね。今年の夏は流行病に感染してフジロックに行けなかったりして、中々に不完全燃焼だったりしたんですが、運良くチケットが当選して、山下達郎の“Performance2022“を奈良まで観に行ったことが唯一の思い出になってしまいました。
で、どんどんリモートワークが進み、ほぼ自宅で過ごすことの多かった2022年の夏、延々リピートしていたRed Velv
#12 プライマルスクリームと、カッコ良すぎるボビーギレスピーの話
いやーカッコいいですね。皆さんご覧になられましたか?グラストンベリーフェスティバルの映像。あの服マジで売ってほしい、でもどうせボビー以外が着ても似合わんやろうけどな、などとよくわからない感情になること請け合いのスクリーマデリカ再現ライヴでの“Moving On Up“、そして御齢60歳でこのスタイリング…はぁ。ため息しか出ませんね。
名盤”スクリーマデリカ”リリースから昨年で30周年だったん
#10 地方出身者が選ぶ、極私的シティポップソング・ベスト10
記念すべき#10やなぁ、どうしようかなぁ、とかぼんやり考えてたらふと、そういえば#5でシャッフルの曲ベスト10を紹介して、なんか結構いろんな人に読んでもらってることに気づいたので、今決めました。5の倍数の時には極私的ベスト10をやろう、そうしよう、と。
というわけで、山下達郎さんの新作が11年ぶりにリリースされた今このタイミングでやるなら、身勝手に自分が“シティポップってこういうことやろ?せや
#9 偉大なるテクノおじさん、電気グルーヴの話
2022年5月末、何の前触れもなく突然電気グルーヴの過去のMVがYouTubeに公開されましたね。逮捕されたり有罪判決を受けたりで、色々あってレコード会社からも独立、一時ストリーミングでも聴けなくなったりしてたんで、今回クソ最高な過去の映像が一気に観られるようになって、勝手にブチ上がって雄叫びをあげましたよね?よね?
キャリアを通じてそのストイックな音作りとそれを全部台無しにするみたいな悪ふざ
#8 “Sing2“と最高の音楽が聴けるあの映画についての話
いやぁ、とうとう公開されましたね、“Sing 2”。思い起こせば数年前、なんとなく映画館に観に行った最初の“Sing“に思いのほかブッ飛ばされてしまってからもう結構経ちましたが、当時あまりにヤラレてしまったせいで、今でもあのコアラのムーンを見かけるだけでもちょっと涙腺が緩んでしまう感じなんですよね。
様々な動物がキャラクターに扮して登場するビジュアルも含め、子供向けな感じがするかも知れませんが、
#7 語り継ぐべき“星野源のおんがくこうろん“の話
いやぁ、気づいたらもう2022年も1/4が過ぎ去ろうとしていますね。年末あたりには、やっぱり“2021年のベスト10はコレ“みたいなものを書き残しておきたいともちょっと思ったんですけど、SpotifyのMy best song 2021も半数は2021年の曲じゃなかったりして。年末年始の記憶といえば、Mステとかレコ大とか紅白とかで、NiziUの”Chopstick”がその他の日本の音楽の中でひたす
もっとみる