日々生きていると、偶然？たまたま？なんでこうなるの〜！！
なんてのは日常茶飯事ですね
だって、悪いことしてませんもん、なんでこんなことになるんだ、ってね。

でも、どうでしょうか
本当に偶然なんでしょうか？たまたまなんでしょうか？
街を行けば周りには、全くの他人、今すれ違った人とはもう二度と会わない、なんてざらですがそんな人たちとも一瞬ですが”すれ違った”という関係を結んでいる。

コロナ禍でマスクをしているのはなぜでしょう？全く無関係と思っていた人々とウィルスというものを介して『知らない人とも関係がある』と思っているから。

そうです、気づいてはいないだけでみんなお互いに関係してるのを知っている。
なんらかの形で『繋がっている』、すれ違ったでもいいし、同じ電車に乗っているでもいい、違う車両に乗ってる見えない人でもなんらかの形で『関係している』、まさに全員と。

僕が誰かとすれ違ったとする。そのことが起因として、香水の香りがしたり、道を譲り合えばお互い心が暖かくなる、という結果をもたらす。

僕の心が暖かくなると、知らない人にも親切にできる。親切にされたその人も心が暖かくなる、でもその人は僕が誰かとすれ違った時に譲り合いの中で心が暖かくなっていたから優しくした、なんてことは知らない。

だから、「偶然、優しい人に親切にしてもらったよ」って思ってる。

でも親切にしてもらったことには理由がある。必ず起きたことにはどこかに理由がある。

そういう仕組みでこの世界は出来ている。

だから偶然、たまたまなんてこの世にはないことがわかる。

偶然、自殺したり、いじめられたり、虐待にあったりしてるんじゃない。
たまたま、喧嘩したり、別れたり、戦争してるんじゃない。
偶然、異常気象が起きたり、噴火したり、地震が起きてるわけじゃない。

見えない『繋がり』の連鎖の中でそれは起きている。

そしてその起因となるのは私たちひとりひとりなんです。