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アート鑑賞の記録[20]ー"彼は私には理解できない言語で、何か美しいことを言った。"
ベートーヴェンの弦楽四重奏第15番の第3楽章が流れていました。この楽章の名前は『Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart』で、この楽章には美の究極形が凝縮されているように感じます。私も好きな曲で、映像作品は常にすべてを見るまでは分からないと思いつつ、集中力の欠如なのか興味の無さなのか
もっとみるイメージの消費者、生産者としての責任(MOCA, Alfredo Jaar, 11th Hiroshima Art Prize)
現代アートの極髄といえる鑑賞体験。至高?上質?極致?形容し難いので、初見の感動(絶景を予備知識なしで偶然見た時のあの素晴らしさ)を得たい方は、何も考えず、下調べもせずに、広島市現代美術館へ行ってください。(人生で優に3桁は展覧会を見てきた人の意見として、参考までに…)
ヒロシマ賞を受賞したアーティストは総じて素晴らしく感銘を受けることが多い。第一回の受賞は三宅一生。
「平和のためにアート
絵を描いていなければ、もっと良い写真家になれたかもしれない。写真を撮って時間を無駄にしなければ、もっと良い画家になれたかもしれない、と考える時もある。結局、どちらもやってしまった。
写真家の展覧会に行くと、会場内でシャッターを切る音が気にならなくなる。ソール・ライターが撮っていると思えば良いのだ。(LeicaのカメラとiPhoneの音は全然違うけど)
世界で2番目に好きな写真家のソール・ライター、絵も描いてくれて、写真も撮ってくれて、本当にありがとうございます。
本人のコメントが凄く気になってしまった。
人を傷つけない限りは、誰の生業も存在も無駄ではないと
アート鑑賞[19]ボルタンスキーがあるMOTはいつも以上に魅力的(メインは「吉阪隆正展」と「井上泰幸展」)
アート鑑賞[19]と言いつつ、記事を書いてないだけで200以上はiPadのノートに溜まってしまっているこの頃。
紙というメディアに残っていた思考プロセスは、これからの時代も何かのメディアに残るのだろうか。自分の場合、ひたすらiPadに記録を残しているので、これが何十年も後に残っているようにはあまり思えない。データとしてはクラウドかどこかに確かに存在するだろうけど、データの海から探し出すことが
ライブやアートで感動する為に、日々の感情や経験を重ねているような感覚(「30th L’Anniversary Starting Live”LAPPY BIRTHDAY!”」)
昨日配信があった「30th L’Anniversary Starting Live”LAPPY BIRTHDAY!”」で生じた感情の記録。コロナ禍を乗り切ろうみたいなイベントやライブはオリンピックを始め色々あったけれど、これ程までに勇気付けられたものは後にも先にもこれだけだと感じました。
コロナの状況下での開催という中
、hydeさん自身がソロ活動でのライブを通して、この一年半試行錯誤しなが
戦中戦後の感情のシェア(アンフォルメルとキュビズム)
都内の美術館はほぼ閉館.アフターコロナの世界観は鑑賞者が製作者に移行する良い機会かも.
2020.2 open のアーティゾン美術館.
コレクション系の展示は,自分の好みを見つけたり再確認できる良い機会.お見合いとか街コン,マッチングアプリ感と言えば伝わるのか.(あくまでイメージ)
アンフォルメル(非定型芸術)がめちゃくちゃ好きなんだけれど.見た目の好みから好きになりかけて,中身を
27歳で死ねるなら、確かにRockは救いだ[PaymoneyTomyPainとヨルシカ]
【PaymoneyTomyPain】
名古屋開催のBLARE FEST.この日以来人前でPTPが聴けなくなった.
K君が急逝してから7年.一夜だけK君を肌で感じられたLIVE.
Crossfaith やcoldrainをはじめONE OK ROCKやSiMといった親交の深かったバンドのVo.が次々とPTPの曲を歌い,PICTURESのイントロ,VoiceでのTakaの歌声,Thislife
半地下の家族とスメル
「パラサイト -半地下の家族-」
塾長がジョーカーよりも面白いと仰っていたので早速。
因みに直前には劇場版すみっコぐらしも鑑賞。こちらは良くも悪くも可。
パラサイトを就職のルビとして使っている広告からして面白そう、という印象。鑑賞した結果、控えめに言って最高。
これが韓国の現実を描いているのかどうかは分からないけれど、貧困をこの上なく上手く描いていると思う。(これは、貧困のリアルというよ
【過去ログ】情念との反芻
2019.9
情念との反芻展.
カメラは極限まで大衆的なモノになっているので,カメラマンの価値って低いなと思いつつ,どのレンズでどのモチーフを撮っても個性が滲み出るのがカメラマンらしさかなと思ってきた2019.
人間の眼より解像度の高い,デジタルでしか見えない世界認識がつくる計算機自然はまさにデジタルネイチャー.
¥880,000でまだ売っていた.
これをすぐ買える程には稼いでおきたいと思う
今年の抱負は?と聞かれたら...
「今日天気良いね」みたいな感覚で年始になると「今年の抱負は?」という会話があるのは良い事だと思いつつ、ふわふわした目標よりも、「今」何を考えてどう動いてるかの方をお互いに気にしたいなと思います。
人の抱負を聞くより、今のその人の気持ちを知ろうとした方がいいのかなぁ、と。
そんな私の抱負はと聞かれると特に無いのだけれど、改めて言葉にするなら「”今“の価値を最大化させる」事かなと思います。
心で聴く音楽会の中で、戦時中の音楽や文化を考える。
お気に入りのプレイリストでは、Slipknot のDuality の後に太田裕美さんの木綿のハンカチーフが流れたりします。音楽はエモ&スクリーモが大好きです。唯それはどれも戦後の音楽で、戦前の音楽や、中世以降のクラシック音楽には共感性が低いからか、何故かまだ惹かれません。
そんな中、縁があって『耳で聴かない音楽会』に御招待していただきました。 嬉しい。“「聞こえない」を「聴こえない」にしない-
アート鑑賞[18]エレイン・デ・クーニング
アート以外のものから強烈な印象を受ける事は大切。
批評家にはなりたくないけれど、批評家的な思考であらゆる物事を見ることも強烈な体験に繋がるきっかけになる。
少なくとも鑑賞者であるだけでは駄目で、本人の周りの世界を変えていくような実行者である事が重要に感じる。
「闘牛」
キュビズムに多いモチーフのバラし方と対極的に感じる。
捉え方が既にかなり抽象的(感情)で、それを出来る限りそのまま表現