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タネラジ ~世の中ぜんぶタネにしよう

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二人の編集者が、イベントなどさまざまな企画のタネになりそうなことを、拾って、植えて、育てるラジオ番組です。
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2019年12月の記事一覧

イベントや映画、展示の予定を先取。近い未来を一緒に組み立てませんか。
行きたい・観たい・やりたいのきっかけにぜひどうぞ。

今回が今年最後の番組です。2019もありがとうございます。そして2020もよろしくです。

<気になる映画>
◆ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋/2020年1月3日公開
才色兼備の国務長官とうだつのあがらないジャーナリストとの恋愛をシニカルに描いた、シャーリーズ・セロ

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世間話1.2のご提案。公約数な生々しさと現代の課題を浮き彫りにする気がするちょうどよい話の賭場口を考える。今回は「お馴染み今年どうだった、の妥当な答え」を考えるです。

<今宵のマクラ>
2019年を振り返る、というやつにどう立ち向かうか。世間の話か、私の仕事の話か、心動かされた話で共感を得るか、笑える話か、プロジェクトの話か。
どういうテンションで話すべきか。無いと言うのもなんだし、具体的が無か

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リスナーとラジオ制作者と、番組同士をつなぐ句読点。この1週間を俯瞰で見直し、振り返ります。メタから眺めると意外と気になる話もでてくるかも。

<わたしの1週間>
◆千葉市美術館で『目[me] 非常にはっきりとわからない』展を観た
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2019/1102/1102.html
◆東京写真美術館で『至近距離の宇宙 日本の新進作家 v

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暮らしのさまざまな体験も、名前をつければもはや大学か?! 自由に学部を立ち上げる。そんなコツを整理。今回は、なんの役に立てない確実な0の時間、雨のずぶぬれ散歩学をお伝えします。

<学部概要>
雨のずぶぬれ散歩学は、無益な学問です。
考え事をはじめとする情報の入出力を限りなく抑え、究極的には移動も目的も放棄できるところを目指します。頭の中が空っぽになる、の向こうを覗いてみませんか。必要なスキル、特

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本1冊読むのは結構ハードル高い! そこで本でも記事でもブログでも、まず「30分」読もうという企画。30分で感じたこと、妄想したことなどを語ります。今回は「村田沙耶香 変半身」です。

1.完読感想
◆村田沙耶香「変半身」(筑摩書房)
https://www.chikumashobo.co.jp/special/kawarimi/

2.30分感想&予想
◆今村昌弘「屍人荘の殺人」(東京創元社)
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イベントに足を運んで体感して見えたこと。皆さんと共有したい。今回は、『KOTODAMA メディア』を観てきた話です。

<今回のイベント>
▼『KOTODAMA ~メディア~』出演:西田善太 / 柏井万作
「言葉で、魂を伝える」をテーマにあれこれ考えるイベント。毎回、ライター・編集者として業界の第一線でご活躍されるゲストをお迎えして、トークを展開。今回は、紙媒体メディアとWEBメディア、それぞれの

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家や学校でドラマの話していたのは、いつだっけ。。。そんなあなたの代わりに発掘! 観てない人はなんだか気になる、観てる人ならなるほど!と気になるテレビドラマ語りです。

今回はちょっと違う涙、ちょっと違う理屈に唸った「同期のサクラ」について。いったい何が魅力なのか考えてみます。

<扱ったドラマ>
◆同期のサクラ@日本テレビ
https://www.ntv.co.jp/sakura2019/

<今

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イベントや映画、展示の予定を先取。近い未来を一緒に組み立てませんか。
行きたい・観たい・やりたいのきっかけにぜひどうぞ。

<気になる映画>
◆男はつらいよ お帰り 寅さん
山田洋次監督による国民的人情喜劇「男はつらいよ」シリーズの50周年記念作品。1969年に第1作が劇場公開されてから50周年を迎え、97年の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」以来、22年ぶりに製作された。2019年

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世間話1.2のご提案。公約数な生々しさと現代の課題を浮き彫りにする気がするちょうどよい話の賭場口を考える。今回はトークイベント前の自己紹介とイベント後の「ご自由歓談」にどう対峙するか考えました。

<オススメのマクラ>
12/20
◆JR東、英語版の公式Twitter始動 列車の遅れなど英語でツイート
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/20/

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リスナーとラジオ制作者と、番組同士をつなぐ句読点。この1週間を俯瞰で見直し、振り返ります。メタから眺めると意外と気になる話もでてくるかも。

<わたしの1週間>
◆気になる「続編」映画の世間の評価に一喜一憂する情けなさ
◆風邪をひき過ぎると見えてくるもの

<番組の1週間>
◆#30分読書 「変半身(かわりみ)」⇒30分だけ読むという意味を模索中
◆#イベントリポート 「若林恵 × 今野良介 ×

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トークイベントに参加していると、最後の方に質問コーナーがありますよね。あれで結構聞いてしまうんです。が、あれがなかなか難しい。ということで今回は勝手に反省させていただきます(勝手にやってろ!)。

トークイベントの最後に、割と行われることが多い「質問コーナー」。
本編でもう少し聞きたかったこと、もっと深掘りして聞きたいこと、ちょっと違う角度の話、質問というかトークのネタが欲しい、賛同を表明するなど

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家や学校でドラマの話していたのは、いつだっけ。。。そんなあなたの代わりに発掘! 観てない人はなんだか気になる、観てる人ならなるほど!と思ってもらいたいテレビドラマ語りです。

今回はとっても面白かった感動した「いだてん」について本当に放談。あーだこーだ喋っています。

<放談メモ>

いだてん最終回 ここで泣いた
史実が、いちいち本当に小説より奇なりだった
いだてんとはなんだったのか、をうまく話せ

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イベントに足を運んで体感して見えたこと。皆さんと共有したい。今回は、「若林恵 × 今野良介 × 吉田泰己 トークイベント」を観てきた話です。

本のタイトルは、一聴、難しそうな内容に聞こえますが、グーグルやAmazonに囲まれ、LINEやFacebookで人ととのつながり方が変わりつつある私たちが、リアルに感じるべき「行政」について改めて向き合わせてくれるイベントでした。日本の現状や諸外国の事例、

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本1冊読むのは結構ハードル高い! そこで本でも記事でもブログでも、まず「30分」分読もうという企画。30分分で感じた妄想したなどを語ります。

今回、ちょうど30分だけ読んだのは、村田沙耶香(小説家)と松井 周(劇作家・演出家・俳優)が台湾、日本の島での取材と創作合宿を基に、共同で原案を開発し、小説と舞台をそれぞれに発表するプロジェクト= inseparable(いんせぱらぶる)から生まれた村田沙

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