がのたるっぱ

大学教員/理系/男性/ 夢も愚痴も語れる場所を失ってしまったので、もうネットの中にしか…

がのたるっぱ

大学教員/理系/男性/ 夢も愚痴も語れる場所を失ってしまったので、もうネットの中にしか本音を語れる場所がないんだと思う。いろいろな所に作っては消してを繰り返し、たどり着いたnote。アンニュイな日常。文化的雪かき。

最近の記事

吐き出され続ける無様なコメントは、何を生み出すのだろう?

 もう腹がたつというのを通り越して、見ていて情けなくなる。修論に全く目を通していない癖に、いっちょ前に要旨の部分だけ何かコメントをして体裁を保とうとするから、見当違いのコメントを言い出す。中身を見ていないからだ。流石に学生も「何を言ってるんだろう?この人は?」という顔になる。  一方で要旨は何も分からない人達も手にするので、PIなのに良い「参考意見」にはなる。だが、PIのコメントじゃないよな、と横で見ていて思う。あまりに酷い。学生からしても、送っても「読んで貰えていない」こ

    • 悪いことばかりの中で、もがき続ける

       この年の瀬に、以前にレビューをした論文がまとめて2本届いて、しかもXX日間で返事をしてくれ、ということで仕事が増えてアップアップしている。押し寄せる仕事の波は酷い有様で、相も変わらず、アンニョイな日々が続いている。そんななかで、ボスから「この論文の面倒をみてあげて」という案件も追加発生。ボスが非常勤でいっているところの知り合いの論文が酷い有様なので、論文投稿まで面倒を見ろと言うことらしい。  メンタル的にギリギリの綱渡りを続けている。当然ながら、実験なんて1秒も出来ないし

      • 政治家への信頼なんて、もう何十年も存在してない。誰も政治家なんて信用してない。政治家は金に汚いと誰もが知ってる。金に汚いし、信頼してないけれど、平和を維持してくれて、子供を安全に育てるシステムを維持して、少しは暮らしが良くなればいい。庶民の願いはシンプルだ。

        • こんな時もあると思うしかない(読む価値のない呪詛)

           (少しだけ、弱音と毒を吐いてみて、明日も頑張れるかテストです、なので読む価値はありません)  辛い日々を過ごしている。人生でもなかなかなかったなと思うぐらい辛い日々だ。呪いの言葉を吐きたくなる。SNSで呪いの言葉でも吐けば、少しは気が楽になるのだろうかーーー。  上から下から板挟みになって、どこまで自分が出しゃばって進めるべきなのか、それとも気を使うべきなのか分からないって、まさにザ★中間管理職。じゃぁと中間管理職に求められる責務とかをネットで見て見ると、ぜんぜん自分で

        吐き出され続ける無様なコメントは、何を生み出すのだろう?

        • 悪いことばかりの中で、もがき続ける

        • 政治家への信頼なんて、もう何十年も存在してない。誰も政治家なんて信用してない。政治家は金に汚いと誰もが知ってる。金に汚いし、信頼してないけれど、平和を維持してくれて、子供を安全に育てるシステムを維持して、少しは暮らしが良くなればいい。庶民の願いはシンプルだ。

        • こんな時もあると思うしかない(読む価値のない呪詛)

          お役人の大好きなアンケートは、お役人の業績を作るためであって、世のためではない。だから何も生み出さない。

           はっはっは。下記のニュースが話題になっていた。ざまぁみろってんだ。(注意:今日は言葉が汚くなります。ごめんなさい)  でた、「フォローアップ」という魔法の言葉。断言してもいい。このアンケート結果はまとめられるだろう。きちんとまとめられる。企画した部署の業績として。そして問題点は抽出されるだろう。でも 「何も変わらない」  誓ってもいい。何も変わらない。  彼らはもはやわかりきっている問題を、誰もが分かっている問題を、わざわざ面倒で沢山の設問を用意して、何度も何度も何

          お役人の大好きなアンケートは、お役人の業績を作るためであって、世のためではない。だから何も生み出さない。

          幻のニンジンを追いかけ続け、踊り続けるしかない

           科博のクラウドファンディングを機に始まった、ここ数日のツイッタランド、もといエックスランドの「文部科学省の偉い人 vs アカデミア」のやり取りを見ていた。見ていて思うのは、この溝を埋め合わせするのは無理なんじゃないかなという絶望感だ。それに時期が悪い。今はみんな科研の書類作成で、ストレスが貯まっている時期だ。そんなときに・・・とも思う。  自分は大学では下働きの下っ端だ。そんな立場から、「文部科学省の偉い人 vs アカデミア」をみていると、どちらの言い分も分かる。でも現場

          幻のニンジンを追いかけ続け、踊り続けるしかない

          部族衝突の記事をみて思い出す:北東インドの思い出

           今日は全くといって仕事が進まなかった。ボスから、ちょっと重めの書類の作成を指示されたのだが、気が乗らない。5年前にも同じ書類を書いたのだが、事務方からコピペは駄目といわれて新しいアイデアを引っ張り出さなければならない。そもそも7月31日に届いたメールが今日になって転送されてきて、「〆切は8月1日までです。仕方ないので週明けの月曜日まで待ちますから」って、なんなんだよ、それという話だ。もう組織として終わってる。全ての状況がやる気をそいでいく。  ボスは軽快に「明日から出張な

          部族衝突の記事をみて思い出す:北東インドの思い出

          これって、あれだ。お得意の「一定の成果はあった」って結論をつけて「絶対に失敗をみとめない」をするやつだな。ここまで無残だと、成果評価のためのアンケートも出来ないでしょう。なにせ失敗だったって認めたら死ぬ病だからね。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/02/news108.html#ulCommentWidget

          これって、あれだ。お得意の「一定の成果はあった」って結論をつけて「絶対に失敗をみとめない」をするやつだな。ここまで無残だと、成果評価のためのアンケートも出来ないでしょう。なにせ失敗だったって認めたら死ぬ病だからね。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/02/news108.html#ulCommentWidget

          What do we do, What do we do, Alone Again, Naturally

           ひたすら科研費の申請書を書いている。家族が夏祭りに行っても、ボスがキャンプにでかけても、ひたすらに書類作成に集中している。平日は深夜まで、土曜も日曜も研究室に籠もって、コーヒーとペプシでカフェインを補充しがら科研費の申請書を書いている。とても孤独な作業だ。  科研費の書類作成はずっと「秋」の作業だったが、どんどん申請時期が前倒しになり、ついに真夏のイベントとなった。せっかくの夏休みで家族には申し訳ないが、今年の夏は科研費の書類作成に集中しなければならない。  というのも

          What do we do, What do we do, Alone Again, Naturally

          映画館マナー警察の厳しいお言葉に思う

           先日の夜、久しぶりに知人と飲みにいった。その数日前にはコロナ禍に赴任した隣の部署の先生と、ようやく飲みにいった。コロナ前に飲みに行くのを約束していた卒業生と、再び連絡をとりあって飲みに行く日程を決めたりもした。なんとなく日常が帰りつつあるのを実感するが、やはり「いま罹ると、来週の仕事が・・・」というのが気になって仕方なく、やはり落ち着かない。少人数で、平日の夜に、なるべく個室で、と繰り出すようにしている。  そんな酒宴の席で「映画」の話題になった。いや、映画ではなく、「映

          映画館マナー警察の厳しいお言葉に思う

          高速で電話をとる妙技 vs. 電話で名乗らない人達のこと

           所属先に、とても優秀な事務の方がいる。とても物腰の柔らかい方で、なおかつ優秀な方で、いつも助けられている。先日も私がスケジュール調整に苦労して、とある案件と、とある案件を(時間的に)同時に対処するしかなくなっていたところを助けて頂いた。本当に迷惑ばかりをかけてしまい、頭の上がらない存在の方である。  その事務の方には特技がある。とにかく外線電話をとるのが神技的に早い。私宛の折り返し電話だと分かっていても取り負ける。絶対に勝てない。その事務員さんの電話器だけ、1.5秒くらい

          高速で電話をとる妙技 vs. 電話で名乗らない人達のこと

          しがらみ系○△□会の存続に未来はあるか?

           もうだいぶ前に退職された先生の別荘にご招待された。凄いなぁ、別荘だよ、別荘。大学教員が別荘を持つって時代が違うなぁとしみじみと思う。働いても働いても暮らしが楽にならない、自分たちの世代とは違うよなぁと思いつつ、夕方の講義をおえてから移動して夜の8時頃に到着して、翌朝に早々と立ち去るという強行スケジュールでお邪魔してきた。  夜更けまで美味しいワインをごちそうになり、楽しい一時を過ごした。感謝である。色々と大学の昔話をお聞きするなかで、やはり「時間軸」が違うなーと感じる。今

          しがらみ系○△□会の存続に未来はあるか?

          病院の待合室で読む本は、本屋の消滅を救えるか?

           自分の住むど田舎県の、とある町の本屋がこのGWで店をたたむという。息子がどこからか情報を仕入れてきた。ド田舎の中心部を通過して、車で1時間ほどの距離だ。特にどこかに出かける予定のないGWだったこともあり、トレカ目当ての息子に促されて、閉業する前の本屋へと出かけた。店についたら、昔ながらの本屋だった。ド田舎らしく駐車場も広くて、CDを売っているコーナーがあって、文房具も売っている。かつては、どこにでもあった本屋だ。町に一つはあった本屋だ。  お目当てのトレカは随分と割引され

          病院の待合室で読む本は、本屋の消滅を救えるか?

          ゴングが勝手に鳴り響かないようにするために

           飲み会のお誘いが来るようになった。とはいえ、私の仕事場は色々とやんごとなき事情もあるので、参加するのは他の(教員ではなくて)職員さんの出勤状況とか、抱えている仕事状況とか(飲み会の2−3日後に発症して、1週間出てこられなくなった場合に大丈夫か?)を考慮してお返事することになる。コロナ禍前と違って、お断りしやすくなったなぁと思う。以前は「XXX(=私)は当然参加するでしょう」という感じで、最初から頭数に入っていたものだった。  これは、これでいい変化だなぁと思うし、数年間も

          ゴングが勝手に鳴り響かないようにするために

          子連れ出勤に対する罵詈雑言を見て悲しい気持ちになった日

          注意)単なる「それってあなたの感想ですよね」です。このエントリーに深い意図もなければ、なんらかの対立を煽るつもりも一切ございません。  ちょっと前のこと。対面会議になった久しぶりの出張で、お初にお目にかかる方々を紹介されて、名刺交換をして、会議をして、その日の夜に再び集合して飲んで親睦を深める(割とガチめのディスカッションをする)というのを久しぶりにやった。あぁ、そういえばコロナ前はこれが普通だったなぁと、酔っ払い状態でホテルまでの道を歩きながら、しみじみと思いだした。途中

          子連れ出勤に対する罵詈雑言を見て悲しい気持ちになった日

          世の人もすなるChatGPTといふものを、研究者もしてみむとてするなり

           タイトル通りである。今更感は満載なのだが、ちょっと時間が出来たので、ChatGPTと向き合って見た。なるほど、面白い。凄い。これは、まさに夢見ていたスタートレックの世界が来るんじゃないか?会話が出来るよ!会話だよ!ヴォイジャーのドクター(緊急用医療ホログラム)も夢じゃないのかも!  という感想は、もうそこら中で語られていると思うので、研究者視点でいくつか会話をしてみた。その結果から思う点があったので書き残しておこうと思う。試してみたのは、下記の会話である。 1)自分の研

          世の人もすなるChatGPTといふものを、研究者もしてみむとてするなり