記事一覧
FIN/SUM:日本のすべてに金融の興奮を(金融・フィンテックの祭典②)
Japan Fintech Weekについての投稿第二弾はFIN/SUMについて。僕は普段から公言している長年のFIN/SUMファンである。金融パーソンとフィンテックパーソンが1週間同じ空気を吸うことができる機会というのはとても大事だと信じており、登壇していたこともあるしこのnoteでも過去にまとめや意見などを出すようにしている。
注目のセッション(アーカイブは4月14日まで)今年8年目となるF
壮大なJapan Fintech Week(金融・フィンテックの祭典①)
今年の3月の前半は金融庁企画のJapan Fintech Weekということで金融、フィンテック関係のイベント目白押しだった。
今年初開催のJapan Fintech Weekは今までも毎年開催していたFIN/SUMという巨大イベントの他に、国内、地域向けイベントや海外との繋がりを考えたイベントなどを同時に連携開催することによって金融・フィンテックの更なる発展を促そうと考えられたものである。そし
組込型保険 = フィンテック? ~「Embedded Insurance 2.0」の考察~
Finatext河端さんが以下の組み込み型保険(Embedded Finance)に関する記事で素晴らしい考える機会をくれたので共有。
Embedded Insurance 1.0と2.0記事の中でEmbedded Insurance 1.0とはシームレスに保険のプロセスを埋め込むことを可能にし、時には「保険の存在感を極力なくして意識を向けさせない保険加入」ともある。
そしてタイトルにもある「
「金融AI成功パターン」を読んで、また保険APIハッカソンなどからも見る日本での金融イノベーション前進の形「共創」
2月23日発売、一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)による「金融AI成功パターン」早速読みました。
この本は金融でのデータ活用やAI活用の面でとても素晴らしいヒントを提供してくれるが、さらにその一つ上のレイヤー「金融でのイノベーションの形」にもヒントを提供してくれている。そして今週開催されたProtosure社、FINOLAB共催の埋込型保険APIハッカソンも同じヒントを提供してくれて
ChatGPTの現在位置 〜 金融マーケットインフラ・オタクからの観点から 〜
昨年11月のリリースから一気に世界の注目を集め、日本でも今大注目の対話型AIであるChatGPT。IT業界などにいると話題に出ない日がないほどである。自分も思うところあり、金融業界でもなるべく多くの人たちが自分の手で触って試して理解したり、意見を持った方が良いと思うので登壇する機会などには一つのトピックとして話すようにしている。
そんなとても話題の対話型AIであるChatGPTについて技術的な詳
web3の世界に最適なDAOを立ち上げるには?
今までweb3, NFT, DAO, DeFiなどについて色々なnoteを書いてきたが(こちらのマガジン「Web3、メタバース、NFT、DeFiなど」参照)、実際にDAO(Decentralized Autonomous Organization - いわゆる分散型自律組織)を作ってみようと考えるとまたハードルは一気に上がる。実は現在DAOの立ち上げを検討中でしかも日本にある数々のDAOが現在避け
もっとみる金融のコアの世界とDeFi (#web3)
ここ2か月ほどweb3, メタバース、DAOなどについてのnoteを書いてきたが(以下のnoteマガジンにまとまっています)
こちら自称金融マーケットインフラ・オタクである。たとえweb3の話であっても、金融やDeFi(Decentralized Finance - 分散型金融)の世界などが本丸であり、そちらについて触らずにオタクの名を語り続けることはできないと思うので早速飛び込んでみることに。
DAO(自律分散組織)の可能性と地方創生:DAOについて、その②(#web3)
こちら先週のDAO(自律分散組織)の考察に続いて2つ目(今回で終了です)。その①は👇。
①でぼんやりと見えてきたDAOの定義。結構否定的な要素も出てきて、まだまだベストプラクティスがなく色々な人たちが「試してみている」世界。でも結構はっきりと出ていたのが
そして2週間続けてClubhouseでもこのトピックでディスカッション。
報酬やトークンと法定通貨の関係やはり最初にある程度クリアしない
DAO(自律分散型組織)のモヤモヤの中で:DAOについて、その①(#web3)
(6月6日朝に「何か簡単にみれるものある?」の章を追記しました。)
DXブームの次のweb3ブームだろうか?ただこのようなブームとも呼べる動きが色々な体験のデジタル化へ社会を動かしてくれているのは良いことだと思う。特に日本のような人口が減少傾向にある社会では不足する労働力を機械で補うというのは有効な将来の道の一つであり、機械に労働を手伝ってもらうためには色々なことをデジタル化して機械のサポートが可
(Web3)NFTホワイトペーパーを読んで
皆さんNFTホワイトペーパーは読んだだろうか?「Web3.0(ウェブスリー)時代の到来は日本にとって大きなチャンス。しかし今のままでは必ず乗り遅れる。」とスタートする日本の成長戦略にとても大事な草案だと思われる。ちなみにこの記事のサムネールおよびタイトルの写真は僕が実際にこのホワイトペーパーを読みながらメモを取っていた実物の印刷物である。
ちょちょちょ、ちょっとまって「うぇぶすりー?なんじゃそれ
で、Web3って何よ?(金融マーケットインフラ・オタクの観点から)
先日こんなClubhouseを企画した。すごくWeb3であったりメタバースについて記事を読む機会が増えたけど、自分でちゃんと説明できる?って言われると「できるかもしれないけど、たどたどしいかも」といった感じである。
自分でもちゃんと頭の中で構造化して理解したいし、もっと周りの人にも理解しながら一緒に将来を作って欲しかった。一番避けたいのは
みたいな表現。技術を並べているだけで何が目的で何がされ
DXに対する理解やアプローチ:Clubhouse 「DXを語ろう!」1年の振り返り
2022年も早いものでもう4月。一気に新年度突入である。といっても外資の組織にいるもので実は4月というのは自分にはあまり特別な意味は持たない。
さて、こちら毎週土曜日「DXを語ろう!」というClubhouseに参加している。毎週土曜日の23時から1時間程デジタル・トランスフォーメーション(DX)に話そうというセッションだが、毎週土曜日の夜(夜中?)をそんなトピックに費やそうというのだから、かなり