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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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#学生人材バンク

誰かの支えで動いている意識を持つ

誰かの支えで動いている意識を持つ

鳥取で”若者×地域”のプロジェクトを生み出しているゲンヨウです。NPOを経営して20年近くになります。写真は地域の講演のライオンの像です。力強い後ろ足ですね。今日はこの後ろ足のような支えてくれる裏方を意識する視点が大事だという話をしたいと思います。

1.誰かの支えで動いている仕組みはたくさんあるコロナ禍で人の移動がなくなりました。会社に行かなくても、オンラインでできる仕事も増え、僕自身もその仕組

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アーティストイベント備忘録(1)

アーティストイベント備忘録(1)

12月11日からの「ANA meets "COM”」が始まっています。会期もあと一か月になりました。今日は準備の時に書いていたものをベースにお伝えします。少し舞台裏も感じてもらうと展示を楽しんでもらえるかもと。

開会に向けて準備しています。学祭みたいだ。ゲンヨウです。10月に決まったANAさんとの協業ですがいよいよ本番が近づいています。隣ではアーティストの方が展示の準備をしています(現在2020

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ここ最近、カバンの中に入れてたもの

ここ最近、カバンの中に入れてたもの

鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。ここ最近、カバンの中に入れてたものは冒頭の写真にあるようにメジャーです。今日はアートイベントをやることで気づかされたことを書いてみます。

1.寸法を測るANAさんと組んでアートイベントをやっているのですが、モノの長さを測る機会が多いんです。額縁の大きさとか、展示物の長さとか、部屋の広さとか、高さとか。 

よく考えれば当たり前なのですが、展示って場所が決ま

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思考整理004:地方でコーディネートを仕事にすること(その1)

思考整理004:地方でコーディネートを仕事にすること(その1)

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。最近は鳥取砂丘の砂をもらう手続きをしたり、廃鉱山の石を砕いたりしています。この一か月の動きは謎です(笑)。ANAさんとの仕事でアーティスト×鳥取をやっているので、こんなことになっています。新しいことは刺激が多くて面白いです。

こんな感じで2002年の事業開始から、謎なことをやっています。平たく言うとコーディネート業務になるのですが、地方都市で人と人を繋い

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マッチョメンターと呼ばれて

マッチョメンターと呼ばれて

鳥取県でNPOを経営するゲンヨウです。昨日は内閣府主催の関係人口セミナーでした。僕はメンターとして参加しました。マッチョメンターというのは、同じ分科会のメンターで入った釜石の石井さんにつけられました。たまたまの、その会だけツメツメキャラだったのですが、そんなときもありますね。だるんだるんのBODYを何とかしないとマッチョ業界に叱られます。

1.関係人口拡大に向けたスキルアップミーティング正式名称

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思考整理003:中心市街地の駐車料金は街中投資に回す流れを作った方が良いと思う

思考整理003:中心市街地の駐車料金は街中投資に回す流れを作った方が良いと思う

鳥取市の中心市街地に仲間と場所をつくったゲンヨウです。店舗3階、住居5階というビルをリノベーションしました。マーチングビルという場所で、まずは若者向けのシェアハウスを作りました。これから店舗スペースを面白くしていきます(2020年12月1日)。

ビルを改装したので、今までより中心市街地に足を運ぶようになりました。特にアートイベントのセッティングやアーティスト対応もあったので、11月はほぼ毎日何か

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思考の整理002:何で話が複雑になるんだろう

思考の整理002:何で話が複雑になるんだろう

こんにちは、鳥取でNPOをやっているゲンヨウです。思考の整理をつらつらと書きます。自分のために書いているので、詳細の部分は限定公開にします。読みにくかったりするので。

今日は「なんで話が複雑になるんだろう」です。うちのやっていることを話すと良くあるのが、「理解するのに時間がかかる」と言われることです。何屋さんなのか、謎なのです。そんなことをつらつら書いていきます。

1.地域には無いサービスを作

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アーティストと過ごす一日に思う

アーティストと過ごす一日に思う

鳥取市で面白いことを地域に持ち込む人をやっているゲンヨウです。五円あって、ANAさんの「ANA meets ART”COM”」の鳥取市での受け入れコーディネートをやっています。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/art_com/

1.そもそものキッカケはオンラインから今回のプロジェクトは”オンライン関係人口未来ラボ”という仕掛けをや

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思考の整理001:自分のやってきたことを言語化するには

思考の整理001:自分のやってきたことを言語化するには

先日受けた研修で文字にしていないことを指摘された。簡単な言葉×簡単な言葉=難しい意味を作っていて、確かにそれは良くないなと。そんなわけで、思考の整理も兼ねたことをつらつら書いていこうと思います。

「たまごやき」って言ってるが「大江の郷というこだわり農法で育てていて、しかも朝どれのたまごを、地域の耕作放棄地で作ったこだわりのヒマワリ油で僕が調理した、たまごやき」のコトを指している感じ(大江の郷さん

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かけ算で考える企業の強み

かけ算で考える企業の強み

鳥取県で「若者×企業」のコーディネートをしているゲンヨウです。金融機関と連携をさせていただいていることもあって、最近は銀行経由で企業さんにつないでいただくことも増えてきました。

現在は、鳥取銀行・鳥取信用金庫・倉吉信用金庫の3つの機関と業務提携をさせていただき、こちらの情報を金融機関にお届けしたり、お取引先に対してソリューション提案させていただいてます。

企業の経営者とお話をさせていただくとき

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100日続いたnoteの更新とNPO経営者の発信について

100日続いたnoteの更新とNPO経営者の発信について

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。noteが100日連続更新を褒めてくれました。褒めたら伸びるタイプなので、尖った髪が天井に刺さる勢いです。

アホな冒頭文章はさておき、まずは10日、一か月、100日と少しずつ伸ばすことができました。タイミングも良かったとは思いますが、noteの更新に振り回されることはなくなってきました。NPO経営者と発信というテーマも含めて今日は書きたいと思います。

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熱量のある言葉

熱量のある言葉

月に一度は人前でお話しさせていただくゲンヨウです。今日は京丹後市でお話しする機会をもらいました。昼間は研修講師。夜は地域の若手事業者、金融機関関係者、フィールドワークに来ていた京都の大学生など30名弱集まる場所でのミニ講演でした。

今日は後半のミニ講演で感じたことを書きます。

1.ミニ講演の経緯この地域には、僕らの学生プロジェクトでご縁をもらった若者が住んでいます。鳥取県智頭町で10年つづいた

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組織として持つ哲学の大事さ

組織として持つ哲学の大事さ

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。普段は、”大学生×地域”のプロジェクトを作っています。企業へのインターンシップだったり、農村ボランティアであったり、イベント開催であったり形はいろいろです。

言語化が最近のマイブームなのですが、その過程の中で自分たちの大事にしたいこと、および自分たちのスタンスみたいなものが見えてきています。○○が起きたときにどう考えるのか、行動するのかという軸のようなも

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正しいゲリラ戦

正しいゲリラ戦

鳥取で、地域と大学生をつなげる仕事をしているゲンヨウです。日々、新しいことをしているので、ゲリラ戦の毎日です。この状況は嫌いではないですが、最近はそれだけではだめだと感じる日々です。

NPOを学生創業し地方都市で続けているので、非論理性の中で生き残っているというのが本音だと思っています。運が良いことが多く、たくさんのかたに助けてもらう日々です。感謝。

そんな中、今日は”阿部梨園の知恵袋”でお馴

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