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罰則・引き締め・監視強化【学校編】

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・図書室に鍵がかかる ・読書を許可されている ・長男がもっと頑張ればよいのかもしれないのだが ・本が無いと息が出来ない ・代替策 ・当事者の出方は極めて重要 ・対策実行 ・ところ… もっと読む
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罰則・引き締め・監視強化【学校編】(1)

罰則・引き締め・監視強化【学校編】(1)

長男は結構な頻度で「ダメ」と言われたことをやり、「やれ」と言われたことをやらない。何かと斜め上を行く子でもあり、残念ながら罰則が増えたり、より厳しい監視下に置かれることも多い。

図書室に鍵がかかる

長男は授業中の読書を許可されている関係で、毎日朝一で図書室に行っていた。しかし、以下のような出来事があって、とうとう図書室に鍵が掛けられてしまった。

①司書さんが長男の貸し出し手続きを免除してくだ

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罰則・引き締め・監視強化【学校編】(2)

罰則・引き締め・監視強化【学校編】(2)

本が無いと息が出来ない

図書室の利用は、司書さんがとても寛大な方であったため、色々と貸し出し手続きを免除してくださったり、今回の施錠の件も反対してくださったりと、特に長男のためだけという訳ではないと思うが、叶わなかったものの頑張ってくれたのだそうだ。

しかし長男に対して理解のある担任の先生ですら図書室の施錠が必要と考えたのであれば、それはそれくらいの罰則が必要な事案だったのかもしれないとも思っ

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罰則・引き締め・監視強化【学校編】(3)

罰則・引き締め・監視強化【学校編】(3)

当事者の出方は極めて重要

今回家庭内で話す中で、当事者であるということの難しさを強く感じた。まず、学校と家庭でお互いの最も大切にしていることが異なる中で、対立のリスクが高いと思った。

代替案2の個別の課題を長男のために設定すること1つとっても、学校の授業を正面切って必要ないと言いに行くようなことになりかねず、こちらにそこまでの意図は無く、単に長男の知的ニーズを満たすことを軸に考えていたとしても

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罰則・引き締め・監視強化【学校編】(4)

罰則・引き締め・監視強化【学校編】(4)

ところでどうしていた

ところで、しばらく前から学校の図書室には朝の時間帯に鍵がかけられていたわけで、その間、特に家から本を追加で持っていくわけでもなく、どうしていたのかと訊いたら、「友達と本を交換すれば大丈夫だった」と返ってきた。

長男自身が上限の10冊しか借りられなかったとしても(実際にはこの上限も守らなかったと思われるが)、クラスメートと交換すれば数十冊読めてしまう。

長男はあの手この手

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罰則・引き締め・監視強化【学校編】(5)

罰則・引き締め・監視強化【学校編】(5)

長男のような子がいたら学校は特に注意して監視するだろうと思う。なるべくしてなっている部分もあって、言い訳のしようもない。

図書室には朝鍵が掛けられるようになって、もう長男は詰んだと思っていた。しかし長男がぽろっと言った一言に面食らってしまった。良く言えば創造力、悪く言えばハッカーのような発想力に、もうやめてくれと懇願した。強調するが悪質性はない。でももうやめておけと言った。

これは10年後には

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